バルト海北部へのチェルノブイリ放射性降下物に当てはまる海洋環境における放射性核種の一次元拡散モデル
タイトル:バルト海北部へのチェルノブイリ放射性降下物に当てはまる海洋環境における放射性核種の一次元拡散モデル
著者:リッベJ., ミュラー-ナヴァラS. H., ニーズH.
典拠:環境放射能ジャーナル、14(1)、55-72頁、1991年1月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/0265-931X(91)90015-8
キーワード:
概要:バルト海はチェルノブイリの放射性降下物の影響を最も受けた海洋生態系である。水面での「ホットスポット」の発生は汚染の特徴である。汚染事故後の最初の6ヶ月間は、一次元の垂直分散モデルが、ボスニア海中央の水柱におけるセシウム137とセシウム134といった放射性核種の分布を説明するのに用いられた。物理的分散処理に加え、放射性核種の特定の化学特性が考慮された。6ヶ月の期間にセシウム137とセシウム134の5%が堆積物中に閉じ込められ、一方プルトニウム239/240の放射能の50%が堆積した。しかし、水柱におけるプルトニウムの放射能濃度は検出限界に近かった。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X91900158
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