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タグ「甲状腺乳頭がん」

チェルノブイリ原発事故前後に生まれた小児、青少年の甲状腺乳頭癌の形態学的比較分析

タイトル:チェルノブイリ原発事故前後に生まれた小児、青少年の甲状腺乳頭癌の形態学的比較分析

著者: アブロシモフ A.Y.

典拠:雑誌「医療放射線学と放射線の安全保障」2008年53-1

ISSN: 0025-8334

キーワード:放射線起源の散発的乳頭癌、小児、青少年

概要:チェルノブイリ原発事故の前と以降に生まれ、ロシア国内の放射能汚染地域で暮らす小児と青少年の、放射線起源の散発的な甲状腺乳頭癌を比較して分析。

URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=10019508

悪性腫瘍の段階別甲状腺乳頭癌の医療形態的な診断基準

タイトル:悪性腫瘍の段階別甲状腺乳頭癌の医療形態的な診断基準

著者: パブロフ I.A.

典拠:2010年 ロストフ・ナ・ドヌ 論文レジュメВАК 14.01.12

doi:

キーワード: 甲状腺乳頭癌

概要:最新の形態学的研究を活用した、悪性腫瘍の段階毎による甲状腺乳頭癌の診断の改善。

URL: http://www.dissercat.com/content/kliniko-morfologicheskie-diagnosticheskie-kriterii-papillyarnogo-raka-shchitovidnoi-zhelezy-

チェルノブイリ原発事故以降の甲状腺癌-1991~1992年ベラルーシ共和国の病理学的研究84の症例

タイトル:チェルノブイリ原発事故以降の甲状腺癌-1991~1992年ベラルーシ共和国の病理学的研究84の症例

著者: ニキフォロフ、グネップ

典拠:Cancer.- 1994

doi:

キーワード:

概要:ベラルーシ共和国では、1990年から急激に甲状腺癌が増加。ベラルーシ共和国の5~14歳の形態的・臨床的な84の症例。腫瘍の潜伏期間-4~6年(平均5.8年)。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8033057

個々のポスト・チェルノブイリ甲状腺乳頭がんにおけるRET/ PTC再配列の分布の不均一性

タイトル:個々のポスト・チェルノブイリ甲状腺乳頭がんにおけるRET/ PTC再配列の分布の不均一性

著者:アンガーK., ジッツェルスバーガーH., サルヴァトーレG., サントロM., ボグダノヴァT., ブラセルマンH., カストナーP., ズルナジーL., トロンコN., ハツラーP., トマスG. 

典拠:臨床内分泌学&代謝学、89、4272-4279頁、2004年。

キーワード:

概要:1986年にチェルノブイリで起こった原子力災害により、特定の病因に関連した甲状腺の乳頭癌という、ヒト腫瘍タイプの分子遺伝学を研究する稀有な機会が与えられた。我々はポスト・チェルノブイリ甲状腺乳頭癌(n = 29)、濾胞性甲状腺腺腫(n=2)、濾胞性甲状腺癌(n=1)におけるRET再配列を、パラフィン包埋組織切片のin situハイブリダイゼーション間期蛍光(FISH)解析によって分析した。パラフィン切片は腫瘍が存在したことを確認するために使用前に顕微解剖された。重複信号に加え、分割FISHシグナルの存在について細胞核がスコア化(赤と緑のシグナルに分離)された。2つの重複する信号もしくは1分割および1重複信号をもつ細胞のみが、唯一の完全な細胞核のみがスコア化されたことを確認するためにカウントされた。合計で、32症例中の23(72%)がFISHの間期分析によって診断されたRET再配列を示した。全ての症例において、腫瘍はFISHのRET転位を伴うもしくは伴わない細胞の混合物から構成されていた。いくつかの症例では、再配置細胞のクラスタリングは同じ腫瘍結節内で検出されたため、この分布は明らかにランダムである。結果的に、FISHの再配置の陽性症例のわずか31%がRT-PCRを使って陽性と記録された。これらの発見により、RET/ PTC再配列は腫瘍細胞の大部分には存在しないため、ポスト・チェルノブイリ甲状腺乳頭腫瘍の細胞は多クローン性の起源を持つか、RETの再配列は後の下位クローンの事象であることが示された。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15356021

甲状腺癌におけるBRAF変異の高い有病率:RET/ PTC-RAS-BRA甲状腺乳頭がん内シグナル伝達経路の構成的活性化のための遺伝学的証拠

タイトル:甲状腺癌におけるBRAF変異の高い有病率:RET/ PTC-RAS-BRA甲状腺乳頭がん内シグナル伝達経路の構成的活性化のための遺伝学的証拠

著者:キムラE. T., ニキフォロヴァM. N., ジュウZ., クナウフJ. A., ニキフォロフY. E., ファジンJ. A.

典拠: [PDF-119K]、2009年6月、がん研究、63、1454-1457頁、2003年4月1日、進歩の概略。

キーワード:

概要:甲状腺乳頭癌(PTCの)はRETまたはTRKチロシンキナーゼ受容体をコードする遺伝子およびRAS遺伝子の活性化変異と関連している。BRAFの活性化変異が、大抵の黒色腫および結腸直腸腫瘍のわずかな割合で最近報告された。ここで我々が示すのは、BRAF、V599Eの体細胞変異はPTC中で最も一般的な遺伝子変化である(78例中28例;35.8%)ということである。BRAFV599E変異はPTCには特異であり、同じ細胞型から生じて分化した濾胞性新生物の他のタイプのいずれにも見出されない(46例中0例)。さらに、RET/ PTC、BRAFあるいはRAS変異を有するPTC間に重複はなく、それらは合わせて全例の66%に存在した。これらの変異の一致の欠如が偶然発生する可能性は非常に低い。これらのシグナル伝達タンパク質は甲状腺細胞における同じ経路に沿って機能しており、このことはタンデムにある3シグナリングエフェクターの突然変異を通してヒト腫瘍形成のユニークなパラダイムを表している。
…オハイオ、45267、概要:甲状腺乳頭癌…甲状腺細胞における同じ経路に沿って…、このことが表している…甲状腺乳頭癌3は最も一般的な甲状腺の悪性腫瘍である。諸特徴…このタイプの癌の顕著な特徴…。RET/ PTC再配列…チェルノブイリ原子炉事故といった災害…

URL:http://path.upmc.edu/people/ynlab/Publication%20PDFs/Nikiforova2003CancerResearch.pdf

甲状腺の高分化型癌

タイトル:甲状腺の高分化型癌

著者:ブーンR. T., ファンC.-Y., ハンナE. Y.

典拠:北米耳鼻科クリニック、36(1)、73-90頁、2003年2月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0030-6665(02)00127-5

キーワード:穿刺吸引生検、ステージング、病理、乳頭癌、濾胞癌、ヒュルトレ細胞癌、治療、甲状腺摘出、頸部郭清術、アジュバント治療、予後、特別な考慮事項、小児の甲状腺がん、妊娠中の甲状腺のがん

概要:…甲状腺疾患または癌の家族歴は…において重要…基本的な診断未確定の甲状腺疾患…。結節…チェルノブイリ原子力事故の余波…甲状腺質量および関連…の期間…甲状腺がん患者は通常…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0030666502001275

別の甲状腺腫瘍の種類はポリメラーゼ連鎖反応によるK-ras変異検出によって区別されるか?

タイトル:別の甲状腺腫瘍の種類はポリメラーゼ連鎖反応によるK-ras変異検出によって区別されるか?

著者:アップルS. K., アルゾナM. C., ジョロミS. A>, グロディW. W.

典拠:分子診断、3(3)、143-148頁、1998年9月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S1084-8592(98)80032-5

キーワード:濾胞腺腫、濾胞癌、乳頭癌、癌遺伝子

概要:甲状腺腫瘍はras癌遺伝子の変異を持っているが、その予後および診断的意義は不明のままである。通常、甲状腺濾胞腺腫、濾胞癌、および乳頭癌は組織学的に区別するのは容易である。時折、濾胞癌を乳頭状癌の濾胞変異体から分離することが困難なことがあり、分子検査によってそれらの2つが差別化され、その挙動や臨床管理が変わる。早期の報告ではK-ras変異がそのマーカーとして提案されてきた、
…正常および増殖性甲状腺組織…。Am J Pathol…甲状腺から生じるがん上皮濾胞細胞…。遺伝子染色体がん。1996年、16:1‐14 22…子どもら良性および悪性の甲状腺腫瘍…チェルノブイリ原子力事故後の放射線への…。がん遺伝子…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1084859298800325

ヒトにおける放射線誘発甲状腺癌の分子解析

タイトル:ヒトにおける放射線誘発甲状腺癌の分子解析

著者:ラーベスH. M.

Reference: International Congress Series, 1236, p.207-215, Jul 2002
典拠:国際会議シリーズ、1236、207-215頁、2002年7月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00750-6

キーワード:甲状腺乳頭癌、遺伝子再構成、RET、NTRK1、遺伝子型/表現型の相関関係

概要:放射線被曝と甲状腺癌の発達の相関関係は特に小児において見られる。チェルノブイリ原子炉事故後の放射線誘発甲状腺乳頭癌(PTC)の大規模コホートに関する最近の研究では、基本的な遺伝的変化の一般的なタイプが示された。NTRK1を含むいくつかの再配列の他に、受容体チロシンキナーゼ(TK)c-RETの再配列の高い有病率が観察された。PTCにおける放射線誘発RETの再配列は、H4遺伝子(RET/ PTC1)またはELE1(ARA70)遺伝子(RET/ PTC3)との融合体によってもっとも頻繁に構成されている。どちらの融合も第10染色体上のバランスのとれたパラセントリックな反転によって形成されている。ELE1/ RET再編成における融合遺伝子の解析により、介在性のELE1のエクソン、RETのエクソン11およびイントロン11において、遺伝子のこれらの部分の大幅なクラスタリングなしにDNA二重鎖切断が約2.3kbの距離に広がることが明らかになった。トポイソメラーゼI部位がすべてのブレークポイントにおいて、または近接して見られたことは、DNA鎖切断または反転の構造におけるこの酵素の役割を示している。遺伝子は配列相同性が短く、また短くて直接あるいは逆方向反復(マイクロホモロジー媒介DNAエンドが参加)の領域において融合する。PTC症例の少数は、RIα、GOLGA2、HTIF、HTIFホモログ、RFG8、ELKS、KTN1および5′-融合遺伝子といったPCM-1などのRET再配列の新規タイプを含んでいる。これらの新規なタイプの遺伝子融合は染色体間の転座によって形成されている。再配列のこれらの稀なタイプの形成は、散発性PTCではほとんど見られないことから、放射線に高度に関連していると考えられる。あらゆるRET遺伝子融合はRETの機能同様に作用するように見える。RET TK活性の厳密な生理学的制御は、二量体化能を有するコイルドコイルドメインを含む遺伝子の5’が融合したパーツによる構成的活性化を介して中断されている。正常な状態における甲状腺細胞におけるRETの発現はRET TK活性を欠き、クローナルな拡大と影響を受けた細胞の初期侵入を明らかに引き起こす。RET融合遺伝子は、そのうちのいくつかは転写コアクチベーターであるが、腫瘍のとその臨床経過のための独特の表現型の重要な決定的要素である。これは、RET融合遺伝子としてのELE1を伴うRET/ PTC3再編成の中で最も重要である。このタイプの再配列はPTCの固体バリアントの表現型、そして急速な腫瘍の発生および初期のリンパ節転移をより頻繁にもたらす。現在に至るまで、RET再配列よりもPTCでより頻繁に観察されている他の遺伝子異常はなく、このことは、RETの再配置がPTCの発達における放射線の歴史の遺伝子マーカーの障害を表していることを示している。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101007506

第8章 放射線誘発発がんのメカニズム:甲状腺モデル

タイトル:第8章 放射線誘発発がんのメカニズム:甲状腺モデル

著者:ニキフォロフY. E., フェイギンJ. A.

典拠:分子細胞内分泌学の進歩、2、169-196頁、1998年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S1569-2566(98)80016-1

キーワード:放射線の生物学的影響、乳頭がん、子どもたち

概要:放射線の生物学的影響に関する現在の情報に基づくと、被ばくした子どもたちにおいて乳頭がんが発生するという遺伝的事象とはつまるところ、発癌配列(すなわちret/PTC)に対するDNA損傷によるか、影響を受けた細胞のゲノムが原因不明のメカニズムによって不安定化して起こった末の事象といえる。チェルノブイリにおける放射線誘発性乳頭腫は特定の「署名」をもった遺伝的特徴、すなわち有病率の高いRET/ PTC再配列の特定の形態を持つことが現在では明らかとなっている。これによって、甲状腺細胞における放射線によって誘発されたDNA損傷に関する将来的研究の終着点の目途が立ったといえ、これらの腫瘍の成り立ちについてよりターゲットを絞った仮説を立てることが可能になったといえよう。甲状腺への被ばくは吸収された短命放射性ヨウ素による内部放射線に、より少ない程度に、ガンマ線の貫通に起因する。甲状腺がんの出現が記録されたのは被ばく後10年のことで、被爆した250名の間で34年間行われた注意深いモニタリングにおいて甲状腺乳頭がんが7例、濾胞性甲状腺がんが1例、潜在性甲状腺がんが7例報告された。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1569256698800161

甲状腺乳頭癌におけるNTRK1遺伝子の再編成

タイトル:甲状腺乳頭癌におけるNTRK1遺伝子の再編成

著者:グレコA., ミランダC., ピエロッティM. A.

典拠:分子細胞内分泌学、321(1)、44-49頁、2010年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.mce.2009.10.009

キーワード:NTRK1、遺伝子再編成、甲状腺乳頭癌

概要:…甲状腺乳頭癌DNAから始め…。変化…乳頭甲状腺腫瘍から単離された…表において報告され…チェルノブイリ原子炉から放出された放射性ヨウ素…の高い率…甲状腺発癌のプロセスにおける項目…。トランスジェニック…甲状腺癌の浸透度を…潜在…を短縮…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0303720709005565

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