カテゴリー「小児科」
タイトル:チェルノブイリ原発事故と甲状腺疾患。概要
著者: グリツュクI.
典拠:「医療の世界」2000年No.4第8巻
キーワード: 長期的影響、甲状腺、腫瘍
概 要:電離放射線の甲状腺への影響。放射線汚染地域住民の甲状腺癌の疫学的・臨床的特徴。甲状腺癌の分子遺伝学的側面。4~14歳のベラルーシ、ウクライ ナ、英国の小児の甲状腺癌の組織学的特徴の比較。被ばく後の甲状腺良性腫瘍の進行の詳細。チェルノブイリ原発事故は、小児やティーンエイジャーに甲状腺癌 の増加という深刻な影響を与えている。
URL: http://sci-pub.info/ref/2752011/
タイトル:転地療養を受けた放射線汚染地域の小児の自律神経システムの変化
著者: クラディノフA.I., ポベルスカヤV.A., クラディノワE.A., コジェルペンコL.V.
典拠:医療放射線と放射線の安全性 1997年No.1第42巻
キーワード: 長期的影響、甲状腺、自律神経システム、小児、汚染地域、転地療養、リハビリテーション
概要:放射線汚染地域に居住する9~15歳の175名の小児と非汚染地域に住む57名の小児の臨床機能的研究。放射線免疫学的方法による血清中のトリヨードサイロニン、サイロキシン、甲状腺刺激ホルモン、コルチゾールを判定。
URL: http://sci-pub.info/ref/14492/
タイトル:胎児期にチェルノブイリ原発事故ゾーンに関連する地域にいた小児の精神・心理学的健康
著者: エルモリナL.A., スホチナN.K., ソシュカロO.D., カシニコワA.A., タタロワI.N.
典拠:「医療事故」1997年No.1
キーワード: 長期的影響、中枢神経システム、小児、胎内被曝
概要:チェルノブイリ原発事故当時胎内にいた6~7歳の小児の観察データ(171名)。結果、精神的健康の悪化がみられることがわかった。
URL: http://sci-pub.info/ref/447684/
タイトル:ベラルーシの小児とティーンエイジャーにおけるチェルノブイリ事故後の甲状腺癌:イタリア・フランスでみられる自然甲状腺癌との比較
著者: Pacini Furio, Vorontsova Tatiana, Demidchik Eugeni P., Molinaro Eleonora, Agate Laura, Romei Cristina, Shavrova Elena, Cherstvoy Eugeny D., Ivashkevitch Yuriy, Kuchinskaya Elvira, Schlumberger Marin, Ronga Giuseppe, Filesi Mauro, Pinchera Aldo
典拠:J. Clin. Endocrinol. and Metab. N 11, 1997, т.82, стр.3563-3569
キーワード: 腫瘍、癌、甲状腺、頻度、形態学的特徴、小児、ティーンエイジャー、ベラルーシ、イタリア、フランス
概要:1986年5月~1995年12月当時21歳未満だったベラルーシ住民472名の疾患の疫学的・臨床的兆候を研究。同年齢のイタリア、フランスの 369名の患者データと比較。分析により、ベラルーシの甲状腺癌の増加率は小児でもティーンエイジャーでも高いものであった。
URL: http://sci-pub.info/ref/340925/
タイトル:チェルノブイリ原発事故以降のベラルーシの小児の甲状腺腫瘍におけるRET遺伝子の再構成の高頻度
著者: クルッグバウアーS., レングフェルダーS., デミッチクE.P., ラベスN.M.
典拠:Oncogene N 12, 1995, т.11, стр.2459-2467
キーワード: 甲状腺腫瘍、発癌因子、遺伝子RET,キメラ、再構成、有病率、ヒト、小児、ベラルーシ
概要:チェルノブイリ原発事故以降に被曝したベラルーシの小児の甲状腺乳頭癌における遺伝子RETの構造を研究。
URL: http://sci-pub.info/ref/14639/
タイトル:小児の甲状腺における線量ごとの自己免疫プロセス形成の傾向
著者: フィルソワM.M.
典拠:「ウクライナ放射線学ジャーナル」1997年No.4
キーワード: 汚染地域、甲状腺、自己免疫プロセス、ミクロソーム抗体、個人線量、小児
概要:1980~1986年に生まれた小児214名の観察。1グループ:プリピャチ市からキエフ市に移住した105名、2グループ:キエフ定住者109名。高線量被曝した小児の甲状腺の自己抗体変化の発見のための今後の研究のための必要性について。
URL: http://sci-pub.info/ref/933912/
タイトル:チェルノブイリ原発事故以降のカルーガ州の青少年の甲状腺癌の組織学的特徴
著者: アブロシモフA.Y.
典拠:「チェルノブイリの遺産」2001年
キーワード: 汚染地域、甲状腺、癌、組織学的形態、小児、ティーンエイジャー
概要:乳頭癌では、23例中、皮膚乳頭層10例、濾胞炎7例、混合構造4例、固体濾胞炎2例。事故当時15~19歳のグループに典型的な皮膚乳頭腫の数が多い。乳頭癌の頸部リンパ節転移は9例みつかった。
URL: http://sci-pub.info/ref/2755884/
タイトル:自己免疫性甲状腺炎を持つ放射線汚染地域の小児の免疫治療
著者: ドミトリエフI.B., ズバレンコA.V., パヴロワE.S., ポリシャコワT.V., ドツェンコS.A.
典拠:「医学的治療・転地療養学・物理療法」No.3 1997年
キーワード: 汚染地域、甲状腺、自己免疫性甲状腺炎、免疫治療、小児
概要:49名の小児(平均年齢13歳)の観察。チモゲン、フォノフォレシスを使った免疫療法。信頼性のある肯定的なデータ推移がみられた。
URL: http://sci-pub.info/ref/933500/
タイトル:超音波診断データによるチェルノブイリ原発事故以降の小児における甲状腺の形態学的変化
著者: カルーギンA.S., セレゴフI.N., ダニレンコN.I., ブイネービッチI.B., ヴォロストノワT.V.
典拠:第一回形態学大会資料 ベラルーシ、ミンスク 1996年9月26-27日
キーワード: 汚染地域、甲状腺 形態学的変化、超音波診断、小児
概要:事故から5年経過後の甲状腺疾患を持つ5~15歳143名の小児を調査(ゴメリ州)。一般的方法による超音波検査。条件別に4グループに分けた:1.自己免疫性甲状腺炎36症例;2.結節性甲状腺腫51症例;3.甲状腺癌24症例;4.びまん性甲状腺腫32症例。
URL: http://sci-pub.info/ref/12991/
タイトル:チェルノブイリ原発事故以降のロシア国内「汚染」地域の小児の甲状腺癌の放射性ヨウ素療法
著者: ドロズドフスキーB.Y., ロディチェフA.A., ガルブーゾフP.I., グセエワT.N., チモヒナO.V., ドブロワG.S.
典拠:チェルノブイリの遺産 2001年
キーワード: 汚染地域、甲状腺、癌、放射性ヨウ素療法
概要:医学放射線研究センター、ロシア医学アカデミーによって実施された1986~2000年における「汚染」地域(ブリャンスク、オルロフ、トゥーラ。カルーガ)に居住する54名の小児(男子21名女子33名)の分化型甲状腺癌の放射線ヨウ素療法。
URL: http://sci-pub.info/ref/2755888/