チェルノブイリ事故前後の森林樹木ごとのセシウム137および134の汚染と経根吸収
タイトル:チェルノブイリ事故前後の森林樹木ごとのセシウム137および134の汚染と経根吸収
著者:J. アーテル、H. ジークラー
典拠:放射能と環境生物物理学、30(2)、147-157頁、1991年6月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.1007/BF01219349
キーワード:鉱化作用、麦わら、セシウム137、ストロンチウム90、炭素14、チェルノブイリ
概要:トウヒ、カラマツ、セイヨウカジカエデのそれぞれの木の器官におけるセシウム137および134の放射能を測定した。南バイエルンの二か所においては、チェルノブイリ事故後2年半に渡ってモニターを行った。1985年に採取されたサンプルによって、事故前のセシウム137による汚染を明らかにすることが可能となった。世界各地の兵器から出た放射性降下物の経根吸収により、オウシュウトウヒにおいて古い針葉から若い針葉へと増加しているセシウム137の放射能は、この元素の高い師部移動性、および約6〜7年間木に針葉が留まることによる。
URL: http://link.springer.com/article/10.1007%2FBF01219349
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