チェルノブイリの放射性降下物で汚染された植物から羊の乳汁へのヨウ素131の移動
タイトル:チェルノブイリの放射性降下物で汚染された植物から羊の乳汁へのヨウ素131の移動
著者:B. J. ハワード、N. A. ベレスフォード、R. W. メイズ、C. S. ラム
典拠:環境放射能誌、19(2)、155-161頁、1993年1月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0265-931X(93)90074-H
キーワード:
概要:チェルノブイリ事故による放射性降下物で汚染されたばかりの牧草を使った制限給餌実験によって、羊の乳汁へのヨウ素131の移動が測定された。チェルノブイリで汚染された牧草からのヨウ素131の移動係数 (fm) は一日につき0·29±0·017リットル−1だった。乳汁中に分泌されたヨウ素131摂取量の毎日の割合は56±0·035パーセントであった。これは牛に比べると格段に高く、プラズマからの羊やヤギの乳への安定ヨウ素の高い移行率と同等である。
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X9390074H
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