甲状腺機能および非腫瘍罹患率におけるチェルノブイリ事故の影響
タイトル:甲状腺機能および非腫瘍罹患率におけるチェルノブイリ事故の影響
著者:A. K. チェバン
典拠:国際会議シリーズ、1234、245-252頁、2002年5月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00614-8
キーワード:チェルノブイリ事故、電離放射線、甲状腺、非確率効果、慢性甲状腺炎、甲状腺機能低下症
概要:我々はチェルノブイリ事故後の甲状腺機能に関して、立入禁止区域からの避難者、1986年のリクビダートル、および30キロ区域に長期間住み(「自己入植者」)働いている人々を対象とした調査の結果をまとめた。調査は、臨床検査、甲状腺超音波検査、および血清甲状腺ホルモンと抗甲状腺抗体コンテンツの検定といった標準化された手順に沿って行われた。結果を分析する際には、放射線被曝モード'(例えば、短期、長期、それらの混合)および放射線量の双方について考慮した。分析データにより、チェルノブイリ事故後の期間を通じて甲状腺機能が変質しており、甲状腺機能、すなわち、慢性甲状腺炎、および甲状腺機能低下症に対する非確率的放射線の影響が、徐々にではあるが現れていることが示された。
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006148
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