チェルノブイリ原発事故の影響の軽減に関する文献目録 2006年
タイトル:チェルノブイリ原発事故の影響の軽減に関する文献目録 2006年
典拠:「放射線とリスク」2008年 第17巻No.1
タイトル:チェルノブイリ原発事故以降のロシアにおける甲状腺癌の問題:1991~2008年観察データの放射線リスクの評価
著者: イワノフ V.K., ツィブ A.F., マクシュートフ M.A., トゥマーノフ K.A., チェーキン S.Y., カシェエフ V.V., コレロ A.M., ヴラーソフ V.K., シューキナ N.V.
典拠:「放射線とリスク」 2010年 NO.3
キーワード: 放射線汚染地域、発症率、過剰相対リスク
概要:1981-2008年のカルーガ、ブリャンスク、オリョール、トゥーラ州の甲状腺癌発症率合同分析。
タイトル:チェルノブイリ原発事故の影響を受けたリクビダートルの固形癌発生率における放射線リスクの評価(コホート研究1986~1996年)
著者: イワノフ V.K., ラストプチン E.M., ゴルスキー A.I., マクシュートフ M.A., マチャシュ V.A., ツィブ A.F.
典拠:「放射線とリスク」2001年No.12
キーワード: 固形癌、リクビダートル
概要:チェルノブイリ原発事故処理作業従事者の、悪性腫瘍発生率に関する情報分析。1986~1997年の基幹、ロシア国立医学放射線登録局が集めたデータ。
著者:ゴロビェツ V.F.
典拠Радиация и риск(放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、2011、第20巻
キーワード:子供、甲状腺疾患、子宮内被爆、ヨウ素131、コホート研究
概要:カルーガ州のフヴァストヴィチ、ジズドリンスキー、ウリヤノフスキー地区に住む、子宮内被爆した思春期以前の子供たちにおける甲状腺疾患を研究した。食物から摂取するヨウ素の不足が甲状腺疾患の要因であることを解明した。非被爆コントロールとの比較研究を行った。
著者:ゴロビェツ V.F.
典拠:Радиация и риск(放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、2012年、第21巻
キーワード:子供、子宮内被爆、ヨウ素131、セシウム137、ヨウ素摂取
概要:カルーガ州のフヴァストヴィチ、ジズドリンスキー、ウリヤノフスキー地区に住む、子宮内被爆した思春期以前の子供たちにおける甲状腺疾患を研究した。食物から摂取するヨウ素の不足が甲状腺疾患の要因であることを解明した。他地域の住民との比較研究を行った。
著者:バロノフ M.I.、アニシモヴァ L.I.、ペルミノヴァ G.S.
典拠:Радиация и риск(放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、1999年
キーワード:人々の防御、復興、ロシア
概要:チェルノブイリ事故によって放射能汚染された地域における住民の社会学的放射線防御の基準と、その発展の過程を紹介する。基準は時間の経過とともに低下する傾向を示しており、この傾向の理由を分析した。住民防御の基準の明確な最適化は図られていない。ロシア国内における汚染地域の現状と将来像を評価するとともに、人々による内部被曝と外部被曝の過程を明確にする。また、人々の被爆線量を低下させる現代的な方法論を紹介する。
URL:http://cyberleninka.ru/article/n/kriterii-zaschity-naseleniya-i-reabilitatsii-territoriy-rossii-v-otdalennyy-period-posle-chernobylskoy-avarii
著者:マトヴェイェヴァ N.P.、カプラン M.A.、ベリェホフ V.V.
典拠:Радиация и риск(放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、1999
キーワード:リクヴィダートル、心理状態
概要:チェルノブイリ事故処理に携わり身体的疾患を持つ作業員達の、事故後遠隔期における心理状態を研究する。チェルノブイリのリクヴィダートル群と、電離放射線関連事業従事者群を心理学的に比較研究する。MMPIテストやリュッシャーテストを用いた調査。
タイトル:甲状腺癌に関するロシアとベラルーシのパーソナライズされたデータの集積と分析の統一登録方法
典拠:「放射線とリスク」1999年No.S2
キーワード: ロシア、ベラルーシ、登録
概要:この研究によって、チェルノブイリ原発事故の影響による甲状腺癌患者に関する、ロシアとベラルーシのパーソナライズされたデータの集積と分析の統一登録方法確立の問題を解決。情報量と質の定義。
タイトル:ウクライナ州でチェルノブイリ原発事故による最も汚染の激しかった地域の放射線による癌の研究
著者: プリスャージニク A.E., グリシェンコ V.G., ザコルドネツ V.A., フーズィク N.N., スリペニュク E.M., ルィジャク I.N.
典拠:「放射線とリスク」1995年No.6
キーワード: ジトーミル、キエフ
概要:最も汚染が激しかったウクライナのジトーミル州、キエフ州の、チェルノブイリ原発事故前後の悪性腫瘍発生率の推移モデルの研究。事故前のチェルノブイリ地区における腫瘍発生率の指数。当時、5地区の住民は27万4千人(うち小児59200人)。1993年の4地区(チェルノブイリ地区を除く)は15万2600人(うち小児25700人)。固形癌、血液系腫瘍、甲状腺癌の3つのカテゴリーが顕著に増加(特に小児)しており、放射線の影響を証明している。
タイトル:オリョール州住民の甲状腺癌を誘引する放射線リスクの評価
著者: ゴルスキー A.I.
典拠:「放射線とリスク」2003年No.S1
概要:オリョール州住民の照射線量による甲状腺癌発生率増加の可能性分析