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幼少期および思春期に発症した悪性腫瘍の生存者における精神病のホスピタライゼーション

典拠:The New England Journal of Medicine. ― 2003. ― Vol. 359, № 7. ― P. 650–657.

キーワード:デンマーク癌登録簿、脳障害、脳腫瘍、うつ病

概要:幼少期および思春期に発症した悪性腫瘍の生存者における精神病の発生を研究。生存者3710人のうち88人が精神病を発症。一般人口と比較。他の腫瘍疾患と精神病の関連性は確認されなかったが、脳腫瘍の生存者においては発症率の向上が見られた。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12917301

被曝による生理心理学的余波

著者:A.I.ニャグ、K.N.ロガノフスキー、K.L.ユリイェフ、L.L.ズドレンコ

典拠:International Journal of Radiation Medicine. — 1999. — Vol. 2, № 2. — P. 3–24.

ロシア医学アカデミー・医学放射能科学センターの情報ベース「チェルノブイリ」に入った文献・2004年

 

タイトル:ロシア医学アカデミー・医学放射能科学センターの情報ベース「チェルノブイリ」に入った文献・2004年

典拠:放射線とリスク 2006年 15巻 No.1-2

概要:

URL: http://cyberleninka.ru/article/n/postupleniya-v-bibliograficheskuyu-informatsionnuyu-bazu-mrnts-ramn-chernobyl-v-2004-godu

ロシア医学アカデミー・医学放射能科学センターの情報ベース「チェルノブイリ」に入った文献・2001年

タイトル:ロシア医学アカデミー・医学放射能科学センターの情報ベース「チェルノブイリ」に入った文献・2001年

典拠:「放射線とリスク」2002年 No.13

概要: URL: http://cyberleninka.ru/article/n/postupleniya-v-bibliograficheskuyu-bazu-dannyh-mrnts-ramn-chernobyl-v-2001-godu

胎児期のX線被曝は統合失調症のリスクを増加させ得る:エルサレム周産期コホート統合失調症研究の結果

著者:H.ハミド、R.グロス、S.ハルラプ 他

典拠:Int. Rad. Biol. — 2010.に提出

NO/ONOO(-)サイクル、または慢性疲労症候群のような疾患としての放射線照射後症候群

著者:M.L.ポール

典拠:Med. Hypotheses. — 2008. — Vol. 71, № 4. — P. 537–541.

キーワード:中枢神経系、オキシド/ペルオキシナイトライト(NO/ONOO-)サイクル

概要:イオン化放射線は、転写因子NF-kappaBの増加したアクティビティーを通じて一酸化窒素濃度を増加させ、その結果として増加した誘導可能な一酸化窒素合成酵素の合成によって病理を誘発しうる。放射線照射後症候群患者におけると2つのタイプの一酸化窒素/ペルオキシナイトライトサイクルのコンポーネントを研究した結果、それらの上昇を確認。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18667279

原爆によって胎内被曝した生存者における放射線関連の重大な精神遅滞のしきい値:再分析

著者:M.オオタケ、W.J.シュル、S.リー

典拠:Int. J. Radiat. Biol. — 1996. — Vol.70, № 6. — P. 755–763.

キーワード:排卵後8~25週間、精神的効果

概要:排卵後8~25週目にイオン化放射線被曝した人々の発達脳において放射線の重大な影響を確認。特に8~15週目の被曝の影響は、重大な精神遅滞の発生率の著しい向上として現れる。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8980673

パッチが適用されたヘテロ接合体マウスの小脳における放射線誘発バイスタンダー効果

著者:M.マンクーソ、E.パスクアーリ、S.レオナルディ 他

典拠:Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. ― 2008. ― Vol. 105, № 34. ― P. 12445–12450

キーワード:DNA、バイスタンダー細胞、放射線による直接的・間接的影響

概要:今日までに、放射線の影響の大半は細胞培養系の作用によって説明されているが、生体内の生物学的影響の検証と評価は未だ不確定のままである。ここでは、放射線バイスタンダー応答を検出、定量化、および機械的に分析するために、正確な生体モデルとしての新生マウスの小脳について記述する。これらの結果は、バイスタンダー効果が発がん性を伴った生体内における事象であることを示す最初の原理証明であり、現在放射線関連健康リスクを推定するために使用されているアプローチの再評価の必要性を提示するものである。

URL: http://www.pnas.org/content/105/34/12445

原子力および放射線の事故の心理学的余波:チェルノブイリ後の急性放射線疾患の晩発性障害

著者:A.I.ニャグ、K.N.ロガノフスキー、K.L.ユリイェフ

典拠:Follow-up of delayed health consequences of acute accidental radiation exposure. Lessons to be learned from their medical management. — IAEA-TECDOC-1300, IAEA, WHO. — Vienna: IAEA, 2002. — P. 27–47

胎内被曝の生理心理学的後遺症

著者:A.I.ニャグ、K.N.ロガノフスキー、T.K.ロガノフスカヤ

典拠:Int. J. Psychophysiol. — 1998. — Vol. 30, № 3. — P. 303–311.

キーワード:EEG、行動性障害、甲状腺機能、IQ

概要:胎内放射線被曝した子供たちと母親達、ならびにコントロールグループの臨床検査、心理テスト、コンピューEEG、甲状腺機能の評価と線量の再構築を実施。チェルノブイリ事故によって胎内被曝した子供たちにおいて重大な精神遅滞(IQ<70)と境界線および低域のIQ、感情性・行動性障害などを確認。甲状腺‐下垂体の放射線起因性障害は精神障害発生の重大な生物的メカニズムである。甲状腺しきい値=0.30Sv。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9834886

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