タイトル:チェルノブイリの長い影
著者: ルーベン B.
典拠:「私達の健康」春号 1996年
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発、汚染地域、長期的被害、白血病、甲状腺、癌、感情的ストレス、住民
概要:放射線事故の被害とその衛生的改善対策。
原 発事故から10年、医療従事者は、癌疾患の長い潜伏期を考慮した、住民の健康への放射線の影響を明らかにしようとしている。Demidchikの小児甲状 腺癌研究によって、1990年からの顕著な増加が示されている。1990~1993年の小児甲状腺癌は233例。1976~1985年においては7例のみ であった。原発事故以前の小児甲状腺癌発症率は100万人に1人である。
URL: http://sci-pub.info/ref/340919/
タイトル:チェルノブイリ原発事故ゾーンにおける牛への生物学的影響の評価
著者: ベロフA.D., ルィセンコN.P., フォミチェワN.A.
典拠:「放射線生物学・放射線生態学」1997年No.4
キーワード: 放射線事故、汚染地域、長期的被害、甲状腺、末梢血、放射免疫測定、ホルモン、環状ヌクレオチド、牛
概要:チェルノブイリ原発事故以降のベラルーシ、ロシアの放射線汚染地域の農園における、1988~1996年の放射線被曝における牛の様々な器官システムの反応の研究。様々な年齢の牛に甲状腺機能障害がみられた。
URL: http://sci-pub.info/ref/340875/
タイトル:小児の咽頭リンパ器官への長期低線量被曝の結果
著者: ボシュコ A.V.
典拠:耳鼻咽喉科学通信 2004年No.4
ISSN: 0042-4668
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発、汚染地域、長期的被害、低線量、リンパ器官、咽頭、病理、小児
概要:人為的環境変化の住民への長期的被害。
468名の小児の観察結果により、咽頭リンパ輪の慢性的疾患頻度と構造を明らかにした。194名(45.4%)の小児に扁桃腺とアデノイドの慢性疾患がみられた。
URL: http://sci-pub.info/ref/4747897/
タイトル:小児の特別健康診断結果に基づく治療活動システム
著者: ボロヴニコワM.P., チェムニコワE.I.
典拠:「チェルノブイリの遺産」2001年
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発、汚染地域、医学的被害、疫学的調査、特別健康診断、治療活動、小児、カルーガ州、医療リハビリテーション
概要:人為的環境変化における住民の長期的被害。
カルーガ州の小児(事故前5年間、事故後14年間)の健康データの疫学的分析により、肉体病の増加がみられた。特別健康診断結果による治療対策の組織・導入システムにより、カルーガ州放射線汚染地域に居住する小児の健康回復に取り組んでいる。
URL: http://sci-pub.info/ref/2755842/
タイトル:放射線汚染地域住民の非伝染性疾患の有病率
著者: コンスタンチーノフV.V., ジュコフスキーG.S., チモフェエワT.N., コンスタンチノワO.S., オリフェリエフA.M., グルコワE.A.
典拠:「健康」1998年No.9
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発事故、汚染地域、医学的被害、慢性非伝染性疾患、有病率、住民
概要:放射線事故の被害と衛生対策。
ロシアの放射線汚染地域住民の疫学的研究。慢性非伝染性疾患の高い有病率とそのリスク要因が明らかとなった。その放射線要因との関係。
URL: http://sci-pub.info/ref/936915/
タイトル:チェルノブイリ原発事故地域住民の罹患率の構造と転地療養の効果
著者: ベイトゥガノフB.A., ハツコフB.H., ケレフォフM.G.
典拠:「医学の理論と臨床の諸問題」1996年
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発、汚染地域、医学的被害、罹患率構造、療養、住民
概要:放射線事故の被害と衛生対策。
療養施設「Elbrus」、「Nalchik」における汚染地域住民549名の療養の効果。
URL: http://sci-pub.info/ref/337031/
タイトル:低線量電離放射線の医学的影響
著者: ベロオカヤT.V., コルィトコS.S., メリノフS.B.
典拠:第4回統合人類学国際会議資料 2002年 サンクトペテルブルグ
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発事故、汚染地域、医学的被害、発症率、住民
概要:環境の人為的変化の住民に対する長期的被害。
チェ ルノブイリ原発事故の健康被害を証明するデータは十分にある。8千件以上の甲状腺癌のケースが登録されている。ベラルーシ全土で、チェルノブイリ以前と比 較して、小児甲状腺癌は88.5倍、十代の子供達は12.9倍、成人は4.6倍に増加している。汚染地域に居住、或いは非難した小児の癌発症率は、平均の 3.7~3.1倍。1994年からはベラルーシで小児のリンパ・造血器系の悪性腫瘍の増加が始まった。この10年では、婦人科の病気も増加し、それによっ て妊娠、出産の余病も増えている。
URL: http://sci-pub.info/ref/4090597/
タイトル:チェルノブイリ原発事故による放射線被曝した小児の10年間のコホート研究のまとめ
著者: バレワL.S., シピャギナA.E., テルレツカヤR.N., ソハL.G., ヤコブレワI.N., ツィムリャコワL.M., ラヴレンチエワE.B.
典拠:「血液学・輸血医学」1996年No.6第41巻
キーワード: 放射線事故、汚染地域、医学的被害、発症率、リハビリテーション、小児、腫瘍、甲状腺、奇形
概要:放射線事故被害と衛生対策。
放射線汚染が顕著だった4地域(ブリャンスク、カルーガ、トゥーラ、オルロフ)と管理4地域(トヴェルスカヤ、ルラジーミル、スモレンスク、リペツク)の小児の比較分析。疾病構造においては両地域とも変わりないが、特定の疾病の発症率の増加速度は汚染地域が上回った。
URL: http://sci-pub.info/ref/337409/
タイトル:チェルノブイリ原発事故の放射性降下物による人口・自然植物共同体の遺伝学的および生物学的汚染被害の分析
著者: ウダロワA.A., ズャブリツカヤE.Y., ディカレフV.A., スピリンE.V., ディカレワN.S., ゲラシキンS.A.
典拠:第3回「放射線生物学・放射線生態学、放射線安全性」放射線研究大会 1997年 モスクワ
キーワード: 放射線事故、汚染地域、慢性被曝、低線量、植物共同体、細胞遺伝学的損傷、陸上生態系
概要:放射線汚染下で育ったライ麦、小麦の3世代における遺伝的変異の分析。
URL: http://sci-pub.info/ref/340438/
タイトル:慢性的低線量被曝状態にある動物個体群における生物学的影響
著者: ゴンチャロワR.I., リャボコニN.I., スルークヴィンA.M., スモーリッチI.I.
典拠:第3回「放射線生物学・放射線生態学、放射線安全性」放射線研究大会 1997年 モスクワ
キーワード: 放射線事故、チェルノブイリ原発、汚染地域、慢性被曝、低線量、染色体異常、突然変異、角膜、小型哺乳類、魚
概要:様々な土壌汚染(8-1524 kBq/m {2} - {137}Cs)における小型哺乳類の体細胞(1~20世代)の突然変異誘発レベルの上昇の観察。
URL: http://sci-pub.info/ref/340428/