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イオン化放射線は老化を加速させるか否か

著者:V.ベベシュコ、D.バズィカ、K.ロガノフスキー 他

典拠:国際会議“Twenty years after Chornobyl accident future outlook” のために用意された資料, April 24–26, Kyiv, Ukraine. — Kyiv: HOLTEH, 2006. — P. 13–19.

キーワード:老化、DNA、免疫機能、神経系への影響

概要:私達の提議は次のとおりである:1.イオン化放射線の低線量被曝は神経変性と老化加速のリスク因子であると考えられる。2.異種から成る病原因子は加速を促進させると考えられる。本問題への国際的な取り組みは老年学と放射線医学における重要な課題である。

URL: http://topreferat.znate.ru/docs/index-1478.html

電離放射線後の脳室下帯および歯状回における神経幹細胞の差分回復

著者:N.A.ヘルシュトレム、T.ビュルク‐エリクソン、K.ブロムグレン、H.G.クーン

典拠:Stem Cells. ― 2009. ― Vol. 27, № 3. ― P. 634–641.

キーワード:CNS,放射線治療、海馬の神経新生、SVZ

概要:幹細胞および前駆細胞は顕著な増殖機能を有する。したがって、照射に対して非常に脆弱である。私たちの目的は、若いラットの頭蓋放射線がどのようにして成体ニューロン新生の2ニッチ(脳室下帯(SVZ)及び海馬の歯状回)で幹/前駆細胞に影響を与えるかを研究することにあった。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19056908

慢性的に暴露したラットに見られる枯渇ウランおよび濃縮ウランによる脳の酸化促進性ならびに抗酸化性の異なるパターン

著者:P.レスタエヴェル、E.ロメロ、B.ディウー 他

典拠:Toxicology. — 2009. — Vol. 258, № 1. — P. 1–9.

キーワード:ウラン、化学毒性、放射線毒性、神経障害

概要:ウランは重金属であるだけでなく、α粒子の放出源でもある。ウランの化学的毒性と放射線毒性について。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19154773

イオン化放射線被曝の認知的、精神的、精神医学的影響

著者:D.マラッツィーティ、S.バローニ、M.カテーナ=デッロッソ 他

典拠:Curr Med Chem. —2012. — Vol. 19, №12. — P. 1864–1869.

概要:放射線被曝は癌の発症率を向上させ、他の非腫瘍性疾患(アテローム性動脈硬化、心臓血管障害、脳血管障害と神経変性)の発症率を高めると推測される。動物実験、ならびに人体の調査結果に基づいたレポート。放射線による脳への影響の包括的な研究。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22376039

チェルノブイリの余波としての慢性疲労症候群:原因論生物医学的見解

著者:S.ヴォロヴィク、K.ロガノフスキー、D.バズィカ 他

典拠:国際会議 “Twenty years after Chornobyl accident future outlook” のために用意された資料, April 24–26, 2006, Kyiv, Ukraine. — Kyiv: HOLTEH. — P. 114–116.

 

子供たちの健康 チェルノブイリ事故11年後

子供たちの健康 チェルノブイリ事故11年後

著者:E.J.ブロメト、D.ゴルドガバー、G.カルルソン 他

典拠:Arch. Gen. Psychiatry. — 2000. — № 57. — P. 563–571.

キーワード:胎児、キエフ、行動的・精神的障害

概要:チェルノブイリ事故当時胎児であったキエフの子供達300人とクラスメート(10~12歳)を調査。精神的な影響と、異なる条件下にいる人々による被害の認識などを分析。(英語全文ウェブ上で公開)

URL: http://archpsyc.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=481617

子孫の思春期の妊娠中におけるストレス要因としてのチェルノブイリ被曝

著者:A.C.フイズィンク、D.M.ディック、E.スィフヴォラ 他

典拠:Acta Psychiatr Scand. — 2007. — Vol. 116, № 6. — P. 438–446.

キーワード:思春期、妊娠、行動的・神経運動的発達、テストテロン

概要:我々の研究結果は、妊娠中期における胎内被曝は、コルチゾールとテストステロンのレベルに関係する出生前の生理的なシステムのプログラミングに起因するものである可能性を示した。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18365332

思春期の子孫のホルモンのレベルと妊娠へのストレス要因としてのチェルノブイリ被曝

著者:A.C.フイズィンク、M.バルテルス、R.J.ロセ 他

典拠:J. Epidemiol. Community Health. — 2008. — Vol. 62, № 4. — P. e5

キーワード:思春期、グルココルチコイド、胎内被曝

概要:動物実験は、胎内被曝による行動的および神経運動的発達への影響を証明している。これらの影響を媒介する生理的変化は視床下部 – 下垂体 – 副腎軸およびテストステロンにおける変化を含む。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2562331/pdf/nihms34067.pdf

イオン化放射線の慢性的低線量被曝による、目と脳への癌性・非癌性影響

著者:E.ピカノ、E.ヴァノ、L.ドミニチ 他

典拠:BMC Cancer. — 2012. — Vol. 12, №1. — P. 157.

キーワード:脳癌、認知効果、インターベンション心臓専門医、放射線被ばく、リスク

概要:放射線生物学の基本法則(”BergoniéとTribondeauの法則”、1906)によると、脳は低分裂活性を有する高度に差別化された臓器のパラダイムであり、よってラジオ耐性であるとされている。この見解に対して、本論文中に提示された証拠を基に異議を唱える。

結果:イオン化放射線は脳癌の原因であることを確定。直接的な影響を示す証拠が不足しているが、脳癌がインターベンション心臓病専門医特有の職業的疾患である可能性がある。(ウェブ上に英語による全文公開)

URL: http://www.biomedcentral.com/1471-2407/12/157

チェルノブイリ事故による精神衛生上の影響

著者:E.J. ブロメト

典拠:J Radiol Prot. 2012, 32 (1): N71–75.

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