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チェルノブイリ立入禁止区域における草原と森林火災の際の放射性核種の再懸濁および再分配:パート1。火災実験

タイトル:チェルノブイリ立入禁止区域における草原と森林火災の際の放射性核種の再懸濁および再分配:パート1。火災実験

著者:ヨシチェンコV. I., カシュパロフV. A., プロツァクV. P., ルンディンS. M., レフチュクS. E., カディグリブA. M., ズヴァリッチS. I., (…) チェリシュJ.

典拠:環境放射能ジャーナル、86(2)、143‐163頁、2006年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.jenvrad.2005.08.003

キーワード:バイオマス燃焼、放射性エアロゾル、再懸濁、吸入、線量評価

概要:チェルノブイリ立入禁止区域の森林や草原といった実験区画における制御された燃焼が、森林や草原火災の際の放射性核種の再懸濁および輸送および堆積のパラメータを推定し、また消防士の労働条件を評価するために実施されてきた。空気中の放射性核種濃度が数桁増加することが、火事場付近の地域で観察された。セシウム137とストロンチウム90の再懸濁係数は、10−6から10−5 m−1,プルトニウムの放射性核種については10−7から10−6 m−1の範囲で測定された(可燃バイオマス中核種に関連して)。これらが総汚染密度と比較される形で(土壌中の核種を含めて)見積もられているとすれば、これらの値は2桁低い。プルーム軸に沿った放射性核種の降下物は既存の汚染と比較して無視できる。しかし汚染地域において被ばくした消防士の追加吸入線量は、その任務中に追加外部照射レベルに到達しうる。プルトニウム核種が吸入線量中の主要な構成を占めている。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X05002456

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