ヘッダー画像

原子力災害による甲状腺がんのリスクとその対応策

タイトル:原子力災害による甲状腺がんのリスクとその対応策

著者:熊谷敦史、山下俊一、災害医学教育センター、災害医療総合学習センター、福島県立医科大学。

典拠:日本臨床、2012年11月、70(11)、1988-94年。

doi:

キーワード:

概要:2011年3月11日の東日本大震災を振り返ってみると、初期対応および深刻な福島原発事故に対する事後対策の妥当性のさらなる検証の他に、人の健康リスク管理における疫学調査と総合的な放射線防護標準の重要性が強調される必要がある。チェルノブイリ事故から学んだ教訓を実現化する必要もある。そのため、2011年5月以来、福島県は「ヘルスケア事業(福島健康管理調査事業)」を県民のための長期的な健康管理の管理および医療診断/治療を目的として開始した。低線量·低線量率の放射線被ばくの正確な推定は困難な課題であるが、本稿では原子力災害による特に放射性ヨウ素に起因する甲状腺癌の発生のリスクと対策について議論する。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23214073

前後へのリンク

コメント




▲ページの先頭へ戻る