ヘッダー画像

チェルノブイリ事故後のウクライナの子供たちにおける甲状腺がんの15年間の観測の概括

タイトル:チェルノブイリ事故後のウクライナの子供たちにおける甲状腺がんの15年間の観測の概括

著者:N. D. トロンコ、T. I. ボグダノヴァ、I. A. リフタレフ、I. A. カイロ、V. I. シュパク

典拠:国際会議シリーズ、1234、77-83頁、2002年5月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/S0531-5131(01)00597-0

キーワード:甲状腺がん、小児、登録、被ばく線量、病理

概要:ウクライナの内分泌研究所代謝の臨床病形態学的レジスタのデータによると、ポスト・チェルノブイリの一定期間(1986年~2000年)ウクライナにおいて15歳以下の小児における甲状腺がんが472件報告された。うち431件はチェルノブイリ事故前に生まれた子どもたちで、11件は事故時に胎内にいた子どもたち、そして30件はチェルノブイリ事故後に生まれた子どもたちだった。最大件数(57)が報告されたのは1996年で、0歳から14歳までの子ども10万人あたり0.57人に上り、この年齢層のチェルノブイリ事故以前の平均発生率を11,4倍上回った。最も高い発生率が報告されたのは、放射性核種のヨウ素で最も汚染されたウクライナの6地域(キエフ州、チェルニゴフ州、ジトミル州、ロブノ州、チェルカースィ州、およびキエフ市)であった。…

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101005970

キーワードタグ

前後へのリンク

コメント




▲ページの先頭へ戻る