チェルノブイリ原発事故による医療的被害解消における国際協力
タイトル:チェルノブイリ原発事故による医療的被害解消における国際協力
著者: エフセエンコ V.V.
典拠:雑誌「医療ニュース」2006年 No.3
doi:
キーワード:共和国放射線・人類生態研究センター、国際赤十字連盟
概要:チェルノブイリ原発事故の医療的被害の解消には、国そして海外の研究機関の尽力が必要である。チェルノブイリ原発事故から20年、生態学的状況と医療的被害は、多くの人々の長期的観察を必要としている。これに際し、「赤十字チェルノブイリ国際プログラムによるスクリーニング」プロジェクトによる長期的協力が進展しており、巡回診断によるサポートが実現し、2005年には15754名(うち小児1070名)が診察を受けた。この巡回診断活動は、甲状腺癌を含む甲状腺疾患の診断において高い効果があった。