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タグ「セシウム 134」

チェルノブイリ原子力事故による南ウクライナの住人の平均的な放射線被ばく量

Title:Average radiation doses to residents of the South Ukraine caused by the accident at the Chernobyl NPP

Author: Grigorieva L.I.

Reference: Journal: Radiation and Risk (Bulletin of the National Radiation and Epidemiological Registry), Year: 2011 Volume: 20 Issue: 3

Keywords:reconstruction, inhalation and oral intake of 131І, radioisotopes of cesium (137Cs; 134Cs), noble radioactive gases (85mKr; 133mXe), Effective dose, 06Ru, 103Ru, 141Ce, 144Ce, 95mNb, 132Te, 140Ln

Abstract: Results of retrospective reconstruction of average individual radiation doses got by residents of the South Ukraine due to exposure to radioactive fallouts from the Chernobyl NPP are given in the article. In the work radiometry, spectrometry and dosimetry data collected in the territory of Nikolev, Odessa, Kirovograd oblasts and Autonomous Republic of Crimea were used. The study was carried out by the Nikolaev Research Laboratory Larani in 1986 and later.

URL:http://cyberleninka.ru/article/n/srednie-dozy-oblucheniya-zhiteley-yuga-ukrainy-obuslovlennye-avariey-na-chaes

福島原子力発電所事故後の人間の胎盤におけるセシウム134、137の含有量

タイトル:福島原子力発電所事故後の人間の胎盤におけるセシウム134、137の含有量

著者:鈴木真、寺田宙、海野信也、山口一郎、櫻田尚樹、水上尚典

典拠:Journal of Obstetrics and Gynaecology Research、2013年7月2日。

DOI: 10.1111/jog.12071

キーワード:セシウム、ヒト胎盤、原発事故

概要:2011年3月11日に起こった福島原発(FNP)事故後のヒト胎盤中の放射性セシウム(134Cs、137Cs)による汚染程度については調査されてこなかった。資料および方法:2011年11月から2012年8月の期間に単胎正期産児を出産した10名の女性の10の胎盤における134Csと137Csの含有量をガンマ線分光分析用の高純度ゲルマニウム検出器を使って測定した。5名の女性はFNPの50キロ以内(近隣グループ)に居住し、出産は2012年2月末だった一方、他の5名はFNPの210‐290キロ以内(遠いグループ)に居住し、出産は2012年の7月および8月だった。

URL: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jog.12071/abstract

アドリア海のピルチャードにおける放射性セシウムの放射能濃度のポスト・チェルノブイリ調査

タイトル:アドリア海のピルチャードにおける放射性セシウムの放射能濃度のポスト・チェルノブイリ調査

著者:フラニッチZ., ペトリネッチB., ブラニカG., マロヴィッチG., クベルカD., フラニッチZ.

典拠:Radiat Prot Dosimetry、2012年、151(2)、314-322頁。

DOI: 10.1093/rpd/ncs012

キーワード:セシウム134、セシウム137、アドリア海

概要:ポスト・チェルノブイリ期(1986‐2009年)のアドリア海のプリチャードにおける放射性セシウムの放射能濃度の調査報告である。チェルノブイリ以前の期間と比較すると、チェルノブイリ原発事故によってプリチャードにおけるセシウム137の放射能濃度は増加した。測定されたセシウム137の放射能濃度を理論曲線に適合させることにより、1986年から1990年は1.5±0.4 y、1991年から2009年は5.8±0.4 Yと推定され、プリチャード中のセシウム137の生態学的半減期に二峰性の挙動が観察された。消費によってクロアチア人口の成人メンバーがセシウム134とセシウム137の摂取によって受けた推定年間実効線量は少なかった。1986年-2009期間の集団線量は4.9+0.3人・Svだった。プリチャードにおいて観測されたセシウム134/セシウム137活性比は、他の環境サンプル内で見られたものと類似していた。プリチャードの濃縮係数はおおよそ93.7±39.2 l kg−1であると推定されたが、それは他の場所で観察された値と一致している。

URL:http://rpd.oxfordjournals.org/content/151/2/314.full.pdf+html

放射能汚染水を利用した灌漑によって起きる農作物の放射性核種の吸収(苞とキャベツ)

著者:A.I.メリチェンコ、V.G.ジフチコフ、E.A.メリチェンコ

典拠:雑誌“国立クバン農業大学の会報”、2011

ISSN:1999-1703

DOI: 504.53.062.4

キーワード:134cs, 238u、蓄積、吸収、農作物

概要:苞とキャベツを用いた実験。セシウム134とウラニウム238.

URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=17050712

 

 

チェルノブイリ事故後の北クロアチアの鯉における放射性セシウムの放射能濃度の長期調査

タイトル:チェルノブイリ事故後の北クロアチアの鯉における放射性セシウムの放射能濃度の長期調査

著者:フラニッチZ., マロヴィッチG.

典拠:環境放射能ジャーナル、94巻、2号、2007年5月、75-85頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/j.jenvrad.2007.01.001

キーワード:鯉、濃縮係数、セシウム137、セシウム134、チェルノブイリ事故、線量、魚の消費量

概要:チェルノブイリ事故後の北クロアチアの鯉における放射性セシウムの放射能濃度の長期調査に関する報告である。鯉における放射性セシウム濃度は指数関数的に減少し、セシウム137の生態学的実効半減期は1987年~2002年の間は約1年、1993年~2005年の間は5年と推定された。
観察された鯉におけるセシウム134:セシウム137活性比は他の環境試料で観察された比率と類似していた。
鯉の濃縮係数(湿重量)は128 ± 74 L kg −1と推定され、それは水中のK+濃度に基づくモデル予測と合理的に一致していた。
セシウム134とセシウム137で汚染された鯉の消費によってクロアチアの成人人口が被った推定年間実効線量は小さく、1987年~2005年の間のそれによる一人あたりの線量は0.5 ± 0.2 μSvと推定される。
クロアチアにおける淡水魚の消費量の少なさと鯉おける放射性セシウムの放射能濃度の低さにより、鯉の消費は、チェルノブイリ事故後のフォールアウトからヒトへの放射性セシウムの移行における重要な経路ではなかったといえる。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X07000252

汚染水による灌漑と、農作物の放射能除染の能率の関係 

タイトル:汚染水による灌漑と、農作物の放射能除染の能率の関係

著者:A.I.メリチェンコ、E.A.メリチェンコ、V.A.メリチェンコ、A.G.スホムリノヴァ

所収雑誌名雑誌“クバン国立農業大学の業績”、(ロシア語: “ТРУДЫ КУБАНСКОГО ГОСУДАРСТВЕННОГО АГРАРНОГО УНИВЕРСИТЕТА“)2012;1(34):166-172.

ISSN:1999-1703

キーワード:放射性核種の蓄積、農作物、セシウム134、ウラニウム238、亜鉛65、115mCd(カドミウム)

概要:灌漑様式によって異なる、農作物の放射性核種の蓄積の多様性を観察。作物の除染に用いられる二つの方法:1.汚染後の洗浄、2.除染。セシウム134、亜鉛65、インジウム115、Cd,ウラニウム238を用いた実験。

URL:http://elibrary.ru/item.asp?id=17391353

対流圏と下部成層圏における核兵器とチェルノブイリのデブリ

タイトル:対流圏と下部成層圏における核兵器とチェルノブイリ・デブリ

著者:コヴナツカL., ヤオロウスキZ.

典拠:全体環境科学、144巻、1-3号、1994年4月29日、201-215頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/0048-9697(94)90439-1

キーワード:放射性核種、対流圏、成層圏、核実験、チェルノブイリ放射性核種、ストロンチウム90、セシウム137、対流圏、成層圏、セシウム134、核実験

概要:高高度における航空機によるエアロゾルのサンプリングが、ポーランド上空15Km以下の4-7段階において実施された。1973-1991年で102のストロンチウム90、セシウム134およびセシウム137の垂直濃度プロファイルと、83のセリウム144の83のプロファイルが測定された。1980年のサブメガトン級の核実験の1年間後、セシウム137はほぼ完全に成層圏から削除されていた。チェルノブイリ・デブリは事故後3日目から1991年末まで成層圏で見られた。1986年5月においては、成層圏の高度におけるセシウム134とセシウム137の濃度は、地上レベルと3キロの間の約0.5%に達した。1987年から1991年の間に、下部成層圏におけるチェルノブイリ放射性セシウムの滞留時間は核実験によるデブリのそれとは異なり段階的に増加した。放射性セシウムの垂直濃度分布と長い滞留時間は、穏やかな気象経過がチェルノブイリ・デブリを事故後直ちにまた長時間に渡って下部成層圏に運んだことを示している。同様の静止性のプロセスが陸海の表面から高高度まで膨大な量の再懸濁した粒子状の有機物を運び込み、成層圏の化学的作用と関わっている可能性があると仮定される。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0048969794904391

チェルノブイリ事故後のヨーロッパの大気中放射能の測定

タイトル:チェルノブイリ事故後のヨーロッパの大気中放射能の測定

著者:ラースF., グラツィアーニG., スタナスD., ジラルディF.

典拠:大気環境、パートA., 一般的トピック、24巻、4号、1990年、909-916頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/0960-1686(90)90293-V

キーワード:チェルノブイリ、空気中濃度、LRT、セシウム134/セシウム137

概要:チェルノブイリ原子力発電所事故による大気中の一連の放射能の包括的なヨーロッパ・データを提示する。放出開始後の最初の2週間における、ヨウ素131、セシウム134。セシウム137の微粒子レベル(85か所)および全ヨウ素131(10か所)レベルを出した。全てのデータはコンピュータのデータベースに収められている。ヨーロッパ上空におけるチェルノブイリ雲の初の通過は、一日の濃度を整合性を以て出すため、各場所における時間履歴を再平均化した後にマッピングされた。セシウム134/セシウム137比率が分析した結果、1239のサンプルから計算された「ヨーロッパ」の平均比率は0.55であった(標準偏差0.25)。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/096016869090293V

福島第一原子力発電所から約20キロ地点で収集された土壌中の放射性核種の比放射能と放射能比:南および南西への放射性核種の放出

タイトル:福島第一原子力発電所から約20キロ地点で収集された土壌中の放射性核種の比放射能と放射能比:南および南西への放射性核種の放出

著者:田上恵子、、内田滋夫、内堀幸夫、石井伸昌、北村尚、白川芳幸

典拠:全体環境科学、409(22)、4885-4888頁、2011年10月。

デジタルオブジェクト識別子:http://dx.doi.org/10.1016/j.scitotenv.2011.07.067

キーワード:放射能比、福島第一原子力発電所、土壌、セシウム137、セシウム134、ヨウ素131

概要:►土壌サンプルが福島第一原子力発電所の南約20キロで収集された。►ヨウ素131、セシウム134/136/137およびテルル129mの濃度が得られたが、ルテニウム103については得られなかった。►これは、放出においては希ガスおよび揮発性の放射性核種が優勢であることを示している。►発電所の南方におけるセシウム134/セシウム137の放射能比は約0.90であった。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21906779?dopt=Abstract

環境中におけるキノコによる放射性セシウムの蓄積:文献レビューと画像ギャラリー

タイトル:環境中におけるキノコによる放射性セシウムの蓄積:文献レビューと画像ギャラリー

著者:ダフM., メアリー・ラムジーM

典拠:環境放射能ジャーナル、2006年11月5日。

キーワード:54 環境科学、汚染、画像、キノコ、サンプリング、ソースターム、セシウム137、生物学的累積、セシウム134

概要:この50年間、環境における放射性核種の蓄積もしくは「センチネル型」生物について多くの情報が公にされてきた。それらの研究は主にトナカイや人間といった高等生物に対する放射性核種の食物連鎖移動のリスクに焦点を当てている。しかし、1980年代から1990年代まではキノコによる放射性セシウム(134Csおよび137Cs)の蓄積に関するデータはほとんど知られていなかった。本発表では、自然界のキノコによる134/137C蓄積に関して公表されたデータの見直しを行う。レビューでは、サンプリングの時間、サンプル位置の特性、放射性セシウムのソースターム、そしてキノコによる134/137セシウムの取り込みを促す他の局面について考える。本レビューは、放射性セシウム汚染の環境バイオモニタリングで用いる大きな傾向を実証するような、キノコに関する公表データに焦点を当てる。また、バイオモニタリングのための収集を容易にするため、これらのキノコが多く生息する場所の写真や解説を提供する。

URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=895047

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