甲状腺がんにおけるRET癌遺伝子増幅:放射線に関わる進行した悪性腫瘍とゲノム不安定性の相関性
タイトル:甲状腺がんにおけるRET癌遺伝子増幅:放射線に関わる進行した悪性腫瘍とゲノム不安定性の相関性
著者:中島正弘、高村昇、難波裕之、V. A. サエンコ、鈴木啓司、S. メイルルマノフ、林徳眞吉、関根一郎
典拠:国際会議シリーズ、1299、251‐255頁、2007年2月。
デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/j.ics.2006.09.002
キーワード:甲状腺がん、RET癌遺伝子、ゲノム不安定性、53BP1、放射線、間期FISH
概要:RET癌遺伝子再配列は甲状腺乳頭癌(PTC)で観察される周知の分子の変質である。RET再配列はチェルノブイリ関連のPTCにおいて最も一般的な発癌性変質であり、10番染色体の偏動原体逆位による、ほぼ全ての RET/PTC1 もしくは RET/PTC3に及ぶ。通常、染色体間での転座の結果として形成される他のあまり一般的でない変異は、極めて限られた症例において発生する。…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513106006182