タグ「ストロンチウム90」
タイトル:ポスト・チェルノブイリのモニタリングデータを用いた、水系における放射性ストロンチウム90濃度の予測モデルの「ブラインド」テスト
著者:N. V. サシナ、J. T. スミス、A. V. クデルスキ、S. M. ライト
典拠:環境放射能誌、91(2)、63‐71頁。
デジタルオブジェクト識別:10.1016/j.jenvrad.2006.09.007
キーワード:ストロンチウム90、モデル、チェルノブイリ、川、プリピャチ、兵器テスト、流域、流出
概要:1990年から2004年の間、ベラルーシの5大水系(ドニエプル、プリピャチ、ソジ、ベセド、イプチ)におけるポスト・チェルノブイリのモニタリングデータを用いて、ストロンチウム90の時間依存的移動性を予測するための2つの異なるモデルが検証された。モデルによる予測の結果は、事故後長期間にわたって測定された河川中の放射性ストロンチウム90の濃度値と概ね一致(5倍以内)していたことが分かった。
URL: http://nora.nerc.ac.uk/606/
タイトル:チェルノブイリの赤い森の廃棄物埋設所からのセシウム137とストロンチウム90の長期的リサイクルへのヨーロッパアカマツ(Pinus sylvestris L.) 植林の効果
著者:Y. チリ、C. コッレ、V. ヨシチェンコ、S. レフチュク、M. ヴァン ヘース、P. ハートエヴェント、V. カシュパロフ
典拠:環境放射能誌、100(12)、1062‐10668頁、2009年12月。
デジタルオブジェクト識別子:: 10.1016/j.jenvrad.2009.05.003
キーワード:放射性セシウム、放射性ストロンチウム、森林、生物学的サイクル、廃棄物、修復、植林
概要:チェルノブイリの赤い森の廃棄物埋設所におけるヨーロッパアカマツ(Pinus sylvestris L.) 植林が、地表下トレンチに含まれた放射線の長期的再分配へ多大な影響を与えることが分かった。植林から15年後、廃棄物トレンチ№22で育った平均樹の地上部バイオマスには、トレンチ外で育ったものより1.7倍以上のセシウム137、4-5倍のストロンチウッム90を蓄積していた。
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X0900109X
- タイトル:チェルノブイリ立入禁止区域のコウモリにおけるストロンチウム90とセシウム137の放射能濃度
著者:セルゲイ・ガスチャク、ニコラス・アンソニー・ベレスフォード、アンドレイ・マクシメンコ、アントン・ヴラシェンコ
典拠:放射線と生物環境物理学、49(4)、635‐644頁、2010年11月。
デジタルオブジェクト識別子:
キーワード:
概要:コウモリは保護種として、環境の放射線評価において保護の対象といってよい。しかしこれまでコウモリ種に関する放射生態学研究はほとんど無かった。本調査において、チェルノブイリ地区内で捕獲された10種のコウモリにおいてストロンチウム90とセシウム137の測定値140以上という結果が出た。ストロンチウム90の沈着の増加に伴い伝達が減少するとの指摘があったが、これは全種に当てはまらず、また観察された変異性を説明するものでもなかった。どちらの放射性核種も伝達(全身の放射能濃度と土壌の放射能濃度の比として表される)においてコウモリの雌雄の間に違いはなかった。全種のグループ間において伝達にかなりのばらつきが見られた。十分なデータを収集した二つの地域において、ホオヒゲコウモリは他の種よりも高い伝達を有することが分かった。
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20714905?dopt=Abstract
タイトル:チェルノブイリ立入禁止区域の「赤い森」エリアの生態系におけるストロンチウム90とセシウム137の度数分布
著者:セルゲイ P. ガスチャク、ユリヤ A. マクリュク、アンドレイ M. マクシメンコ、ミハイル D. ボグダノフ、イーゴリ・チジェフスキー、エリック F. コールドウェル、G. ティモシー・ジャンニク、エドゥアルド・ファルファン
典拠:保健物理学、101(4)、409‐415頁、2011年10月
デジタルオブジェクト識別子:
キーワード:チェルノブイリ、生物濃縮係数、ストロンチウム90、セシウム137
Abstract: In the most highly contaminated region of the Chernobyl Exclusion Zone: the ‘Red Forest’ site, the accumulation of the major dose-affecting radionuclides (90Sr and 137Cs) within the components of an ecological system encompassing 3,000 m2 were characterized. The sampled components included soils (top 0-10 cm depth), Molina caerulea (blue moor grass), Camponotus vagus (carpenter ants) and Pelobates fuscus (spade-footed toad).
概要:チェルノブイリ立入禁止区域の中でも最も汚染されたエリアである「赤い森」において、3000平方メートルの範囲に渡り、生態系の構成要素内における主要な放射性核種(ストロンチウム90とセシウム137)の蓄積の特徴を明らかにした。サンプルとなった構成要素には、土壌(地表から0‐10㎝)、Molina caerulea(ヨウシュヌマガヤ)、Camponotus vagus (シロアリ、オオアリ)、そして Pelobates fuscus (ニンニクガエル)が含まれる。
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21878766?dopt=Abstract
タイトル:チェルノブイリ立入禁止区域の状況に応じて開発された、小動物および他の環境媒体におけるストロンチウム90およびセシウム137の同時生体内測定法
著者:ミハイル D. ボンダルコフ/アンドレイ M. マクシメンコ/セルゲイ P. ガスチャク/ヴィクトル A. ジェルトノジスキー/ティモシー G. ジャンニク/エドゥアルド B. ファルファン
典拠:保健物理学、101(4)、383‐392頁、2011年10月
デジタルオブジェクト識別子:
キーワード:チェルノブイリ、ストロンチウム90、セシウム137、ホールボディカウンター
概要:チェルノブイリ立入禁止区域(ChEZ)に生息している動物体内中のストロンチウム90とセシウム137の生体同時計測を実施するための適切なメソッドと器具が携帯ガンマ・ベータ分光測定研究所において開発・導入された。この技術は比較的小さなサイズの動物(50gまで)のために設計されたものである。
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21878764?dopt=Abstract
タイトル:チェルノブイリ立入禁止区域におけるげっ歯類およびトガリネズミに関する放射能エコロジーの諸問題
著者:セルゲイ P. ガスチャク、ユリヤ A. マクリュク、アンドレイ M. マクシメンコ、ミハイル D. ボンダルコフ、G. ティモシー・ジャンニク、エドゥアルド B. ファルファン
典拠:サバンナリバー国立研究所 HPJ特集号 12月 2011年
デジタルオブジェクト識別子:
キーワード:チェルノブイリ、マウス、線量評価、ストロンチウム90、セシウム137
概要:本論文は、チェルノブイリセンター国際放射能エコロジー研究所(スラヴィティチ、ウクライナ)によって行われた、チェルノブイリ立入禁止区域に生息するげっ歯類およびトガリネズミの放射能エコロジーに関する主要な調査研究について扱ったものである。
URL:http://pt.wkhealth.com/pt/re/lwwgateway/landingpage.htm;jsessionid= RTFVTPblSQTwchLN1PYQyBY6QmyQLGgBhZnB4GQtsQGyCpCW6Rhg! 1594392756!181195629!8091!-1?sid=WKPTLP:landingpage&an=00004032-201110000-00011