タイトル：第73回アメリカ甲状腺疫学アソシエーション資料 2001年11月7～10日 ワシントン
著者：
典拠：Journal TIRONET 2002年 No.1-2
doi：
キーワード：
概要：･･･オスタペンコ：チェルノブイリ事故当時18歳以下だたベラルーシ住民の甲状腺の尿中ヨウ素、サイログロブリン (TG)数値と、 結節性甲状腺腫発症率の相互関係の研究。
山下俊一：チェルノブイリ地区の20万人の小児の10年間にわたるスクリーニングプログラムを終えた結果、甲状腺癌の発症率が高かったのは、ベラルーシのゴメリ州であった・・・。
タイトル：ウクライナ州でチェルノブイリ原発事故による最も汚染の激しかった地域の放射線による癌の研究
著者： プリスャージニク A.E., グリシェンコ V.G., ザコルドネツ V.A., フーズィク N.N., スリペニュク E.M., ルィジャク I.N.
典拠：「放射線とリスク」1995年No.6
キーワード： ジトーミル、キエフ
概要：最も汚染が激しかったウクライナのジトーミル州、キエフ州の、チェルノブイリ原発事故前後の悪性腫瘍発生率の推移モデルの研究。事故前のチェルノブイリ地区における腫瘍発生率の指数。当時、5地区の住民は27万4千人(うち小児59200人)。1993年の4地区(チェルノブイリ地区を除く)は15万2600人(うち小児25700人)。固形癌、血液系腫瘍、甲状腺癌の3つのカテゴリーが顕著に増加（特に小児）しており、放射線の影響を証明している。
タイトル：チェルノブイリから20年
著者： ゲラシモフ G.A.,フィッゲ D.
典拠：ジャーナル「甲状腺学の臨床・実験」2006年2巻2号
キーワード：
概要：チェルノブイリ原発事故以降に甲状腺癌が増加するケースは、専門家の想定内であったが、事故後1年以内の小児甲状腺癌の急増は予想外のものであった。
URL: http://cyberleninka.ru/article/n/chernobyl-dvadtsat-let-spustya
著者：マティ・ラフ、カヤ・ラフ、アンッスィ・アウヴィネン、マレ・テッケル 他
典拠：International Journal of Cancer, Volume 119, Issue 1, pages 162–168, 1 July 2006
キーワード：腫瘍、集団、エストニア、ラトヴィア
概要：エストニアとラトヴィアのリクヴィダートル（前４，７８６人、後５，５４６人）を１９８６～１９９８年にかけて調査。集団全体における癌の標準化罹患比は１．１５（信頼区間＝９５％＝０．９８－１．３４）であり、白血病の標準化罹患比は１．５３（信頼区間＝９５％＝０．６２－３．１７；ｎ＝７）であった。
URL: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ijc.21733/full
タイトル：腫瘍学におけるジェンダー的問題
著者： アンティポワ S.I., アンティポフ V.V., シェベコ N.G.
典拠：医療ニュース 2013年 No.3
キーワード： 癌、発がん率、死亡率、致死率
概要：ベラルーシの悪性腫瘍発症率データ。腫瘍形成頻度、ベラルーシにおける男女の癌の統計・分析。1999~2003年、2006~2010年の男女の年齢別癌罹患率の傾向を反映。
タイトル：小児甲状腺癌
著者： デミッチク E.P., デミッチク Y.E., レベコ V.Y.
典拠：国際学術シンポジウム「チェルノブイリ原発事故以降汚染地域住民への放射線の影響の医学的側面」 1994年5月6,7日 ゴメリ
doi：
キーワード：
概要：チェルノブイリ原発事故以前、小児甲状腺癌はわずかであった。事故以降、ゴメリ州南部では小児の罹患率が急増した。著者は、ベラルーシでの小児甲状腺癌の増加の原因が吸入或いは摂取によって体内に入った放射性ヨウ素としている。
タイトル：チェルノブイリ原発事故の健康への実際の影響
著者： ヤヴォロフスキー Z.
典拠：原子力エネルギー 86巻、1999年
キーワード： 影響、小児甲状腺癌
概要：－間違った予測、－早期の影響、-遠隔期の放射線の影響、-検出されなかった癌の進行、－小児甲状腺癌、－診断したが発見されなかった癌のケース、－非放射線の要因、－被害概要、－過度の移住、－チェルノブイリの歴史的展望
タイトル：チェルノブイリ：健康回復に希望－ドイツの科学者
著者： フルシショワ D.
典拠：GERMANIA – ONLINE.RU
キーワード：
概要：チェルノブイリから27年－ドイツの科学者達は、この悲劇にもたらされた疾患に関する膨大な研究の成果を発表した。まず、放射線被害によって甲状腺癌となった多くの青少年が健康を回復したという、肯定的な報告がなされた。ライネルス教授は、この膨大な研究結果が他の被災地ｰ福島の支援にもなり得るべきものであると指摘する。彼は、こうした甲状腺癌が日本にも関係してくるのではと危惧している。
タイトル：研究成果によるチェルノブイリ原発事故以降の小児甲状腺癌生存率の向上
著者：
典拠：2013年4月26日 Novosti Onkologiｉ
doi：
キーワード： 小児甲状腺癌 生存率
概要：･･･チェルノブイリ原発事故による小児甲状腺癌の大半は分化癌で、多くは乳頭癌である。研究者達によると、早期発見のためには、小児の甲状腺スクリーニングが如何に重要であるか、チェルノブイリの例によって明らかになった。･･･その後の福島原発事故では、甲状腺癌のリスクがかなり減少した。･･･
タイトル：チェルノブイリ原発事故25年国際会議基調講演：未来に安全を
著者：
典拠：WHO チェルノブイリ原発事故25年国際会議 プレゼンテーション
キーワード：
概要：事故の影響の大きさは、科学者や指導者たちの間で様々な見解と議論の対象となっている。最も大きな被害を受けたのは、1986年当時の小児であり、現在6000人に甲状腺癌がみられる。1986年当時に被曝した人達は、今後新たに甲状腺癌を発症する可能性があるが、今後の発症数とリスクの大きさを正確に判断するのは困難である。