チェルノブイリ事故後10年でベラルーシの子どもたちにおいて検出されたリンパ球内の染色体異常および血漿中の染色体異常誘発要因
タイトル:チェルノブイリ事故後10年でベラルーシの子どもたちにおいて検出されたリンパ球内の染色体異常および血漿中の染色体異常誘発要因
著者:ジェミニャニF., バラルディンM., マジャーニF., ロッシA. M., アントネッリA., バラーレR.
典拠:変異研究/遺伝毒性と環境変異導入、446(2)、245-253頁、1999年12月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S1383-5718(99)00194-1
キーワード:染色体異常な細胞、リンパ球、染色体異常誘発因子、ベラルーシ、チェルノブイリ事故
概要:チェルノブイリ事故の10年後に当たる1996年に、最も深刻な汚染地域のひとつであるゴメリ(ベラルーシ)の子どもたちの血漿中において染色体異常細胞(CA)がまだリンパ球で検出可能であるかどうか、また染色体異常誘発要因(CFS)が存在しているかどうかを評価するための細胞遺伝学的分析が行われた。さらに、CAの量に対する血漿のCFの寄与の可能性についても調べた。CAの存在は、甲状腺腫瘍の影響を受けた子どもたち29名および健康な子どもたち(ローカルコントロール)41名のリンパ球において検査された。ピサ(イタリア)に住む健康な子どもたち30名が、非汚染地域からの追加のコントロールグループとして調査に加えられ…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1383571899001941