著者:V.A.チェメゾフ、R.S.カリモフ
典拠:特許、24.05.2010、エカチェリンブルク 特許所有者:スヴェルドロフスク化学工学研究所
キーワード:金属性廃棄物、黒鉛、処理、溶融
概要:本発明は、原子力発電所や原子力工場、放射性廃棄物貯蔵地点で使用される。処理は次の各工程から成る:金属性廃棄物と溶剤(フラックス)を溶融炉に投入→廃棄物の溶融→溶融物と溶融スラグを溶融炉から取り出す。金属性廃棄物と溶剤を溶融炉に投入する前に、放射能汚染された黒鉛の層が溶融炉に積まれ、この層はプラズマ溶融炉のプラズマによって生成された酸化媒体の中で着火される。その後、プラズマ溶融炉は消され、断片化された金属性廃棄物が、各層ごとに、上から下へ、交互に溶融炉に積まれる。
URL: http://www.findpatent.ru/patent/243/2435241.html
タイトル:アリゾナ大学機関リポジトリ:放射性炭素48巻(2006年)3号チェルノブイリ原子力発電所付近の環境における放射性グラファイトの分散
著者:バジニーM.
典拠:アリゾナ大学、地球科学、2011年5月。
キーワード:グラファイト、土壌、森林
概要:本論文では、チェルノブイリ原子力発電所(NPP)からの放出による地表(森林の落葉枝、土壌)における放射性グラファイトの分散を算出した。グラファイトの質量は、推定された2.5 × 107 Bq/kgのC(炭素)の平均濃度を使って計算された。サンプル収集方法、サンプル起源とその質量、ベンゼンの調製のために使用された試料調製手順が、この方法に最適な感度を得るために考慮された。こうして、森林の落葉枝のグラファイト検出に対応する方法の感度は0.2 mg/m2であると見積もられた。全ての分析でグラファイトの堆積の範囲は0.12~52.6 mg/m2だった。最高値が観察されたのチェルノブイリNPPから9㎞西の地点だった。本研究の結果、森林の落葉枝の下層の他にも土壌の上層(0-5㎝)を研究することの重要性が示された。
URL:http://digitalcommons.arizona.edu/holdings/journal/article?r=http%3A%2F%2Fradiocarbon.library.arizona.edu%2FVolume48%2FNumber3%2F451-458.pdf