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タグ「ホットパーティクル」

チェルノブイリ事故後のベラルーシの土壌被・植被における放射性核種の移行能力

タイトル:チェルノブイリ事故後のベラルーシの土壌被・植被における放射性核種の移行能力

著者:ソコリクG. A., イヴァノヴァT. G., レイノヴァS. L., オヴシャンニコヴァS. V., キムレンコI. M.

典拠:国際環境、26巻、3号、2001年1月、183-187頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0160-4120(00)00104-5

キーワード:放射性核種、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム239、240、アメリシウム241、「ホット」粒子、物理化学的状態、チェルノブイリ事故、移行パラメータ、バイオアクセシビリティ

概要:本報告では、放射能に汚染された自然の生態系の自己修復調査で成し遂げた実験的経験について説明を行う。主な研究対象は以下のとおりである。すなわち、チェルノブイリ事故によるフォールアウト中の「ホット」粒子の含有量および地球化学的安定性、きわめて多様な土壌におけるセシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム239、240およびアメリシウム241の物理化学的形態(水溶性、交換性、可動性および固定性)、放射性核種のバイオアクセシビリティおよび土壌細孔溶液中の内容、そして異なる景観条件における放射性核種の垂直再分配のダイナミクスと移行パラメータである。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160412000001045

チェルノブイリ原子力事故地方の土壌サンプルのα粒子軌道調査

タイトル:チェルノブイリ原子力事故地方の土壌サンプルのα粒子軌道調査

著者:カシカロフL. L., カリニナG. V., ペレリギンV. P.

典拠:放射線測定、36巻、1-6号、2003年6号、529-532頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S1350-4487(03)00199-9

キーワード:α軌道、CZプラスチックトラック検出器、高放射性のホットパーティクル、チェルノブイリ事故領域、放射性核種土壌汚染

概要:α粒子の軌道研究(放射線測定、25(1-4)、1995年、413; 環境中の放射性核種と重金属、5巻、2001年、クルーワー学術出版社、ドルドレヒト)の結果示されたのは、チェルノブイリ原発(NPP)事故領域の土壌表面層
は薄く分散した放射性核種と高放射性のホットパーティクル(HPs)で構成されているということである。後者は汚染土壌のα放射能全体の約2/3近くを含んでいる。本レポートでは、続くHPのα放射能の新たな結果が提示されている。主な試みは粒径頻度対10–以下の粒径画分のHPのα放射能分布を調査することであった。∼100–の径のHP集合体においてα放射能核種の不均一性が確立されていた。これはおそらく原発事故処理の第2段階におけるHP凝集体形成の結果である。これらのHPにおいてUおよび「燃料」起源の核分裂生成物の存在のみならず、地上の物質成分も明らかにされる。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1350448703001999

チェルノブイリ地域における粗い燃料ホットパーティクルの再懸濁

タイトル:チェルノブイリ地域における粗い燃料ホットパーティクルの再懸濁

著者:ワーゲンフェイルF., チーリッシュJ.

典拠:環境放射能ジャーナル、52巻、1号、2001年1月、5-16頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(00)00081-3

キーワード:再懸濁、チェルノブイリ放射性降下物、ホットパーティクル、エアロゾルサンプラー、デジタルオートラジオグラフィー

概要:チェルノブイリ30Km立入禁止区域における再懸濁したエアロゾルの測定で、1粒子につき1-12Bqの範囲の放射能をもつ粗い燃料ホットパーティクルが見られた。そのパーティクルは、ひとつの実験中に幾何学的直径が3μm以上、6μm以上、そして9μm以上の三つの燃料粒子サンプルを同時に採取できる、新たに設計された回転アームの衝突体を用いてサンプリングされた。γ-分析後に測定された放射性核種の比率は、事故の際のチェルノブイリ原子力発電所の放射性核種組成および事故後の早い時期に土壌で測定されたホットパーティクルの理論計算とよく一致した。空中のホットパーティクルの粒子数濃度はデジタルオートラジオグラフィーによるものである。風による再懸濁として、1000立方メートル当たり2.6の粗いホットパーティクルの最大濃度と、農業活動中の1000立方メートル当たり36の粗いホットパーティクルを測定した。ひとつのホットパーティクルの幾何学的直径は6-12μmであると推計された。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X00000813

非破壊的方法によるチェルノブイリ事故および核兵器爆発によるホットパーティクルの分類

タイトル:非破壊的方法によるチェルノブイリ事故および核兵器爆発によるホットパーティクルの分類

著者:ジェルトノジュスキーV., ムックK., ボンダルコフM.

典拠:環境放射能ジャーナル、57巻、2号、151‐166頁、2001年。

デジタルオブジェクト識別子:http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(01)00013-3

キーワード:ホットパーティクル、チェルノブイリ、兵器テスト、放射性降下物、特徴づけ、分類

概要:チェルノブイリ事故および核兵器爆発の後、放射性物質の凝集体、いわゆるホットパーティクルが放出あるいは形成され、気体またはエアロゾルの形で放出された放射能とは全く異なる環境における挙動を示す。それらのパーティクルの特性、放射性核種の組成およびウランおよびアクチニドの内容の違いについて詳細に取り上げた。核兵器のホットパーティクル(核分裂および核融合爆弾による)が検出可能な微量の60Coと152Euを含むのに対し、チェルノブイリのホットパーティクルにはそれらの放射性核種はない。対照的に、チェルノブイリのホットパーティクルには、核兵器のそれにはない125Sbと144Ceが含まれている。明らかな違いは核融合爆弾と核分裂爆弾のホットパーティクルの間にも見られ(顕著な違いは152Eu/155Eu、154Eu/155Euおよび238Pu/239Pu比である)それによって出所不明のホットパーティクルの識別が容易になる。チェルノブイリのホットパーティクルの239Pu/240Pu比は1:1.5の非破壊的方法によって測定できる。Kα放出の測定で非放射性元素の含有量を決定する非破壊的方法は、パーティクル内で非アクティブのZr、Nb、FeおよびNiが確認できたことで開発された。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X01000133

チェルノブイリエリアにおける粗い燃料ホットパーティクルの再懸濁

タイトル:チェルノブイリエリアにおける粗い燃料ホットパーティクルの再懸濁

著者:ワーゲンファイルF., チーァシJ.

典拠:環境放射能ジャーナル、52(1)、5-16頁、2001年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0265-931X(00)00081-3

キーワード:再懸濁、チェルノブイリの放射性降下物、ホットパーティクル、エアロゾルサンプラー、デジタルオートラジオグラフィー

概要:チェルノブイリの30キロの立入禁止区域における再懸濁エアロゾルの測定で、粒子あたり1-12Bqの放射能範囲で粗い燃料ホットパーティクルが見られた。粒子は、新たに設計された回転腕衝撃装置を用いてサンプリングされ、同じ実験中に同時に3つのサンプル、幾何学的直径が3μm以上、6μm以上、9μm以上の範囲が収集された。γ-分析後に決定された放射性核種の比率は、事故時のチェルノブイリ原発の放射性核種組成物および事故後数年間の内に土壌中の測定されたホットパーティクルのための理論的な計算とよく一致した。空気中のホットパーティクルの数濃度はデジタルオートラジオグラフィーから導かれた。風の再懸濁は、千立方メートル当たり2.6のホットパーティクルの最大濃度および農作業中の千立方メートルあたり36の粗いホットパーティクルが測定された。単一のホットパーティクルの幾何学的直径は6から12μmの間と推定された。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X00000813

チェルノブイリ原子力発電所4号炉でサンプリングされた「ホット・パーティクル」の放射性核種の組成の評価

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所4号炉でサンプリングされた「ホット・パーティクル」の放射性核種の組成の評価

著者:ファルファンE., ジャンニクT., マッラJ.

典拠:保健物理ジャーナル、2011年10月。

キーワード:21の特定の原子炉および関連する植物、アメリシウム、燃焼度、セシウム、セシウムの同位体、閉じ込め、キュリウム、ユーロピウム、原子力発電所、プルトニウム、放射性同位元素、シェルター

概要:チェルノブイリ原子力発電所(ChNPP)4号炉の閉じ込め施設内でサンプリングされた燃料含有物質のガンマ線とアルファ線の内容について分光学的に調査した。セシウム、ユーロピウム、プルトニウム、アメリシウム、キュリウムの同位体比を同定し、これらのサンプル中の燃料燃焼度を測定した。セシウムの同位体に基づく燃焼度値の系統的な偏差を、他の放射性核種と比較しながら観察した。実施された調査は、キュリウム242およびキュリウム243のかなりの量の実在を示す初めてのものとなった。理論上の計算と比較してみると、アメリシウム241から始まる(そしてより高くなっていく)、ChNPP内部からの燃料サンプル中における超ウラン放射性核種の放射能の強さに対する体系的な過小評価があったことは決定的である。

URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=1024191

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