自然災害におけるこどものケア:東日本大震災と津波からの教訓
タイトル:自然災害におけるこどものケア:東日本大震災と津波からの教訓
著者:米倉竹夫、上野滋、岩中督
典拠:Pediatric Surgery International、2013年10月、29巻、10号、1047-1051頁。
DOI: 10.1007/s00383-013-3405-6
キーワード:地震、津波、原子力事故、自然災害、子ども
概要:東日本大震災は日本を襲った最も壊滅的な自然災害のひとつである。本研究では、この災害と福島における放射能事故の諸特徴について報告する。主に津波によって約1万9千人が死亡もしくは行方不明とされたが、子どもの死亡者は6.5%に留まった。小児外科学会は災害のための援助委員会を設置し、情報を共有し被災地で小児医療を提供するために救急小児科学会と協力した。それらの経験から学んだ教訓に基づき、自然災害における小児外科医と医師の役割について論じた。
URL:http://link.springer.com/article/10.1007/s00383-013-3405-6