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タグ「神経疾患」

マヤク原子力科学施設男性作業員における心臓血管疾患による死亡例

著者:M.G.ボロトニコヴァ、N.A.コシュルニコヴァ、N.S.コムレヴァ 他

典拠:Sci. Total. Environ. — 1994. — 142: — 29–31.

キーワード:心臓血管疾患、虚血性疾患、脳血管疾患

概要:マヤクで1948~1972年に働いた男性作業員9373人を調査。心臓血管疾患による死亡例の内、63.7%を虚血性疾患が占め、21.5%が脳血管疾患によるものであった。一般男性人口のデータ:各57%と30%。心臓血管疾患による死亡率は、一般人口における方が作業員よりも高い。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8178133

アルツハイマー病と関連疾患における神経変性へのROSの影響:イオン化放射線の環境ストレス

著者:K.G.マントン、S.ヴォロヴィク、A.クルミンスキー

典拠:Curr Alzheimer Res. — 2004. — Vol. 1, № 4. — 277–293.

キーワード:アルツハイマー病、CNS、ROS、広島、長崎、チェルノブイリ、電離放射線、両親媒性、ミトコンドリア、放射性核種、ニューロン、アストロサイト、ミクログリア

概要:神経変性の過程はアルツハイマー病と関係があり、中枢神経系の異なるタイプの組織や構造、および生物化学的な過程を巻き込む。広島、長崎、チェルノブイリ、チェリャビンスク(ウラル核惨事)の例を比較研究。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15975057

胎内被曝後における優位半球の発達の途絶

著者:K.N.ロガノフスキー、T.K.ロガノフスカヤ、S.Y.ニェチャイェフ、Y.Y.アンティプチュク、M.A.ボムコ

典拠:J. Neuropsychiatry Clin Neurosci. 2008, 20 (3): 274–291.

キーワード:EEGパターン、子供、母親、WISC

概要:被曝した子供たちにおいて、心理精神医学的障害、左脳神経学的徴候、言語性IQと一般的IQの低下、失語症を伴う言語性IQと動作性IQの差、EEGパターンの乱れ等の向上を確認。母親の精神衛生、ストレス、妊娠中における被曝はこれらの症状の発症に寄与した。(英語による全文ウェブ上に公開)

URL: http://neuro.psychiatryonline.org/article.aspx?articleID=103418

照射後の認知障害

著者:K.ロガノフスキー、K.アンティプチュク、G.クレイニス 他

典拠:8th International LOWRAD Conference «The Effects of Low Doses and Very Low Doses of Ionizing Radiation on Human Health and Biotopes», 28–30 September 2009, Rio de Janeiro, Brazil. — P. 99.

URL: http://www.deepdyve.com/lp/elsevier/postradiation-cognitive-disorders-it6c4vl7R7/1

老化と神経変性を加速させるイオン化放射線

著者:D.A.バズィカ、S.V.ヴォロヴィク、K.G.マントン 他

典拠: International Journal of Psychophysiology. — 2004. — Vol. 54, № 1–2. — P. 118–119.

チェルノブイリ事故による胎内被曝の脳への影響

著者:A.I.ニャグ、K.N.ロガノフスキー、R.ポット=ボルン 他

典拠:International Journal of Radiation Medicine. — 2004. — Vol. 6, № 1–4. — P. 91–107.

キーワード:胎内被曝、線量測定、神経精神障害、生理的障害

概要:チェルノブイリ事故の最大の影響の一つは胎内被曝による精神障害である。プリピャチ氏からの避難者(胎内被曝した子供と母親)とキエフの住民を比較。多様な障害・疾患を確認。ウェブ上に英語とロシア語で全文公開。

URL: http://www.mns.gov.ua/files/rm/PDF/6_15.pdf

脳による低線量放射線被ばくへの早期の応答は認知機能、老化加速やアルツハイマー病に関連のある分子ネットワークおよび分子経路に影響を及ぼす

著者:X.R.ロウ、S.バッタチャリャ、F.マルケッティ、A.J.ヴィロベク

典拠:Radiat. Res. ― 2009. ― Vol. 171, № 1. ― P. 53–65.

概要:英文全文がインターネット上に公開

URL: http://www.osti.gov/bridge/servlets/purl/946736-kPQEGv/946736.pdf

慢性的に暴露したラットに見られる枯渇ウランおよび濃縮ウランによる脳の酸化促進性ならびに抗酸化性の異なるパターン

著者:P.レスタエヴェル、E.ロメロ、B.ディウー 他

典拠:Toxicology. — 2009. — Vol. 258, № 1. — P. 1–9.

キーワード:ウラン、化学毒性、放射線毒性、神経障害

概要:ウランは重金属であるだけでなく、α粒子の放出源でもある。ウランの化学的毒性と放射線毒性について。

URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19154773

チェルノブイリ事故の放射線学的・医学的余波

著者:V.G.ベベシュコ、D.A.バズィカ、A.Yu.ロマネンコ、K.M.ロガノフスキー

典拠:ウクライナ医学アカデミーの広報、2011

概要:ウクライナを代表する専門家による著書。放射線に対する安全対策、健康保護、生態学、神経精神医学、内分泌学の観点から分析。ウクライナ語による全文がウェブ上に掲載されている。

URL: http://archive.nbuv.gov.ua/portal/chem_biol/jamn/2011_2/Bebeshko.pdf

チェルノブイリ事故の遠隔期に心因性・放射性因子が脳の機能に及ぼす影響

著者:A.I.ニャグ、A.G.ノシチェンコ、K.N.ロガノフスキー

典拠:Журн. невропатол. и психиатр. им. С.С. Корсакова(S.S.コルサコフ神経病理学・精神医学誌)、1992

概要:ウクライナ医学アカデミー放射線医学研究所の研究者達による初期の著書。詳細については出版社にお問い合わせください。出版社のホームページ:http://www.mediasphera.ru/contacts/

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