福島原子力発電所事故後の人間の胎盤におけるセシウム134、137の含有量
タイトル:福島原子力発電所事故後の人間の胎盤におけるセシウム134、137の含有量
著者:鈴木真、寺田宙、海野信也、山口一郎、櫻田尚樹、水上尚典
典拠:Journal of Obstetrics and Gynaecology Research、2013年7月2日。
DOI: 10.1111/jog.12071
キーワード:セシウム、ヒト胎盤、原発事故
概要:2011年3月11日に起こった福島原発(FNP)事故後のヒト胎盤中の放射性セシウム(134Cs、137Cs)による汚染程度については調査されてこなかった。資料および方法:2011年11月から2012年8月の期間に単胎正期産児を出産した10名の女性の10の胎盤における134Csと137Csの含有量をガンマ線分光分析用の高純度ゲルマニウム検出器を使って測定した。5名の女性はFNPの50キロ以内(近隣グループ)に居住し、出産は2012年2月末だった一方、他の5名はFNPの210‐290キロ以内(遠いグループ)に居住し、出産は2012年の7月および8月だった。
URL: http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jog.12071/abstract