ニューヨーク市におけるヨウ化カリウム(KI)配布のフィージビリティスタディ
タイトル:ニューヨーク市におけるヨウ化カリウム(KI)配布のフィージビリティスタディ
著者:モスS.
典拠:2005年4月。
デジタルオブジェクト識別子:10.2172/15016045
キーワード:プルーム、ヨウ化カリウム、公衆衛生、甲状腺、ニューヨーク市、環境中の移動、ヨウ素の同位体、核分裂生成物放出、フィージビリティスタディ
概要:ニューヨーク市保健・精神衛生省(DOHMH)、環境科学・工学局、放射線健康部(ORH)[ニューヨーク市境界内において放射線や原子力事故が発生した場合の主要なローカル技術コンサルタント]が、ブルックヘブン国立研究所(BNL)に対して、ニューヨーク市内もしくは近郊における放射性ヨウ素の大量放出という予測しがたい事態におけるヨウ化カリウム(KI)配布についてのフィージビリティスタディの開発に対する援助を要請した。ブルックヘブン国立研究所は以前ニューヨーク市の全危険緊急対応計画の放射線/核に関わる部分の開発において援助を提供した。作業は、公衆衛生準備とバイオテロ対策に対する疾病管理連邦センター(CDC)の作業助成金の下、ニューヨーク市の医療・健康研究協会株式会社(MHRA)によって運営されている。本報告は、それらの活動の成果の一部を報告するものである。本報告の結論は以下のとおりである。(1)排出プルームによって放射性ヨウ素に曝露して最低の閾値である5レムであっても甲状腺に到達した結果、ニューヨーク市の一般住民の大部分がKIを服用する必要性が促されるといった放射線に関する信憑性あるシナリオはない、(2)放射性ヨウ素がいずれかの地域で放出された場合に備えて、最初の対応者/緊急時対応者の使用のためにKIを十分に備蓄しておく場所が必要である。
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URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=15016045