チェルノブイリ事故1年後のトルコの生物相の放射能汚染
タイトル:チェルノブイリ事故1年後のトルコの生物相の放射能汚染
著者:アッチャイH., アルディソンG.
典拠:Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry、1988年11月1日、128巻、4号、273-281頁。
DOI: 10.1007/BF02166951
キーワード:放射能汚染、トルコ、生物相
概要:1987年6月15日~9月15日の間、トルコの黒海およびエーゲ海沿岸で採取されたサンプルにおけるチェルノブイリ事故後に広がった分裂した長寿命放射性核種を測定した。非破壊分析は高分解能γ分光法を用いて行った。事故後16ヶ月の残存放射能は針葉樹の針葉ならび地衣類に強く見られたが、食料品はあまり汚染を示さなかった。南ヨーロッパからの類似サンプルにおけるものと比較すると高めの106Ru/134Csおよび144Ce/134Cs比は、無反応性および不安定要素間の分画による可能性がある。