タグ「放射性核種」
タイトル:チェルノブイリ事故後の遠隔期におけるロシアの人口保護と地域の復興のための戦略
著者:バロノフM. I., アニシモヴァL. I., ペルミノヴァG. S.
典拠:J Radiol Prot、19、261-269頁、1999年。
doi: 10.1088/0952-4746/19/3/304
キーワード:人口、汚染、保護、放射性核種
概要:本報告では、チェルノブイリ事故後の遠隔期における、事故後に放射性核種で汚染された地域の放射線基準とロシア人人口の社会的保護の発展の歴史を取り上げた。時間と共に基準が削減される傾向を示し、その原因を分析した。人口保護のために最適化の原理が明示的な形で適用されなかったことを指摘した。ロシアの汚染地域における現在の放射線状況を記し、今後の状況を予想した。人口における外部および内部曝露の主な経路を指摘した。人口保護とロシアの汚染地域の復興のあるべき基準と方法を提案した。
URL:http://iopscience.iop.org/0952-4746/19/3/304/
タイトル:ガンマ線分光法による、大気中の核爆発およびチェルノブイリと福島からの放射性物質放出の放射性核種比率の比較
著者:フリーゼJ. I., ケパートR. F., ルーカスD. D.
典拠:Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry、2013年5月、296巻、2号、899-903頁。
DOI: 10.1007/s10967-012-2213-0
キーワード:CTBT、チェルノブイリ、福島、放射性核種監視、ガンマ分光法
概要:包括的核実験禁止条約により、その検証計画の一部として、サイト検査(OSI)に続く遠隔放射性核種監視が疑わしい対象の性質を明らかにするために行われた。サイト上の放射性核種の測定の重要な点としては、類似した放射性核種の、原子炉事故や医療アイソトープ生産といった他の潜在的出所を判別することが挙げられる。チェルノブイリと福島の原子炉事故により、二つの異なる原子炉から、核爆発の歴史的な計測と比肩するほどの環境へのインプットがなされた。これら三つから得られた全てのサンプルのガンマ分光測定による比較、および類似点と相違点の分析を行った。この分析は、包括的核実験禁止条約の後援の下、OSI中の測定のために何が必要とされているかを確定するための一段階といえる。
URL:http://link.springer.com/article/10.1007/s10967-012-2213-0
タイトル:ベラルーシ住民の食品中におけるチェルノブイリ由来の放射性核種の内容
著者:マツコV. P., 今中哲二
典拠:原子炉実験所、京都大学、2002年7月。
キーワード:ベラルーシ、食品、住民、放射性核種
概要:ベラルーシの住民の食品や飲料水中のチェルノブイリ由来の放射性核種内容に関する最近のデータを報告する。ストロンチウム90とセシウム137が住民の内部照射の原因なる主な放射性核種である。社会的農業グループ(集団農場、農業協同組合)が生産した食品中の汚染レベルは、住民の内部線量を1mSv/yr以下とするよう定義されたRAL-99の現在の法的許容レベルを概ね下回っていた。一方RAL-99の超過は、特にベラルーシ内で汚染が最も深刻なゴメリ州の村落における民間グループからの食品においてしばしば見られた。特に注意すべきは汚染地域における非農業製品、つまりキノコ、ベリー、魚および野獣肉である。たとえば、ゴメリ州の村落では生キノコにおいて、RAL-99値の100倍に当たる約37,000Bq/kgのセシウム137が検出された。飲料水に関しては、状況は極めて良好で、過去10年間いかなる超過も記録されていない。
URL:http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/kr79/KURRI-KR-79.htm
著者:カトコヴァ M.N.
リファレンス:雑誌 Радиация и риск (放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、2008年
キーワード:放射線量、リスク、水、放射性核種ストロンチウム90 、セシウム137、チェルノブイリ事故
概要:本研究では、ブリャンスク地方南西部に居住し、チェルノブイリ事故の影響を受けた人々における放射線リスクを評価する。住民の一生涯における癌の発症率を水使用を通じた被爆線量を基に計算する。当地域における住民の水使用による被爆要因は以下の通りである:汚染された水体の洪水による外部被曝、飲料水の摂取、汚染水体に生息する魚類の摂取。
URL:http://cyberleninka.ru/article/n/dozy-i-riski-ot-vodopolzovaniya-poluchaemye-naseleniem-yugo-zapadnyh-rayonov-bryanskoy-oblasti
著者:メシュコフ N.A.
典拠:雑誌:Радиация и риск (放射線とリスク)(国立放射線疫学レジストリ)、2009年、18号
キーワード:体内被曝、作業員、作業の態様、セシウム137の体内蓄積、被爆の構造
概要:1986年、1987年と1988年の清算人の線量の平均値は、それぞれ186、98、47ミリグレイだった。最も深刻な被爆は1986年、6~7月におけるチェルノブイリ原発3号機の事故処理時に起きた。作業員による被爆の規模、時期、性質(被爆した放射線の種類など)について検討する。
URL:http://cyberleninka.ru/article/n/velichina-i-struktura-doz-oblucheniya-likvidatorov-v-zavisimosti-ot-etapa-likvidatsii-posledstviy-radiatsionnoy-avarii-i-vida-rabot
タイトル:ベラルーシ、ロシア連合におけるチェルノブイリ原発事故被害の縮小に関する組織的法的諸問題
著者: デミチェフ D.M.
典拠:司法科学 2012年 No.3
キーワード: 被害の最小化、放射能汚染、放射性核種、放射性物質、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム239,240、リクビダートル、ベラルーシ、ロシア、汚染地域のリハビリ
概要:ベラルーシ共和国、ロシア連邦におけるチェルノブイリ原発事故の社会、経済、医学、法的な影響。事故被害対策に関する合同プログラム実現における国家機関の役割。
URL: http://cyberleninka.ru/article/n/organizatsionno-pravovye-problemy-minimizatsii-posledstviy-chernobylskoy-katastrofy-v-ramkah-soyuznogo-gosudarstva-belarusi-i-rossii
タイトル: 水の生物群集内における放射性核種移動の動的モデリングおよび生物相とヒトへの放射能汚染影響の評価
著者: クリシェフA. I.
典拠: Obninsk, 2008年
キーワード: 生物相、ヒト、放射性核種、環境、放射線モニタリング、水の生物群集、貯水池
概要: 本研究の目的は、環境への放射性核種のエントリに関する情報と放射線モニタリングデータに基づいて、水の生物群集の放射能汚染のヒトと生物相への影響の統合評価モデルを開発することである。b>
URL:http://www.dissercat.com/content/dinamicheskoe-modelirovanie-perenosa-radionuklidov-v-gidrobiotsenozakh-i-otsenka-posledstvii
著者:D.V.デメンティイェフ、A.Ya.ボルスノフスキー
典拠:シベリア連邦大学の会報
ISSN: 1997-1389
DOI: 579.5:539.752+577(T2-575):582.16
キーワード:放射性核種、移動要因、キノコ、潅木
概要:コンビナート近辺に生息するキノコとベリー種を観察。チチアワタケ(Suillus granulatus)とヌメリイグチ(Suillus luteus)がこの地域の最良の放射能インジケーターである。これらの種のセシウム含有量は10 kBq/kg(乾燥質量)に達しうる。様々な放射性核種移動要因。ベリーの含有量は2~3マグニチュード低い。
URL: http://journal.sfu-kras.ru/en/article/1460/178