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タグ「土壌汚染」

チェルノブイリ原子力事故地方の土壌サンプルのα粒子軌道調査

タイトル:チェルノブイリ原子力事故地方の土壌サンプルのα粒子軌道調査

著者:カシカロフL. L., カリニナG. V., ペレリギンV. P.

典拠:放射線測定、36巻、1-6号、2003年6号、529-532頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S1350-4487(03)00199-9

キーワード:α軌道、CZプラスチックトラック検出器、高放射性のホットパーティクル、チェルノブイリ事故領域、放射性核種土壌汚染

概要:α粒子の軌道研究(放射線測定、25(1-4)、1995年、413; 環境中の放射性核種と重金属、5巻、2001年、クルーワー学術出版社、ドルドレヒト)の結果示されたのは、チェルノブイリ原発(NPP)事故領域の土壌表面層
は薄く分散した放射性核種と高放射性のホットパーティクル(HPs)で構成されているということである。後者は汚染土壌のα放射能全体の約2/3近くを含んでいる。本レポートでは、続くHPのα放射能の新たな結果が提示されている。主な試みは粒径頻度対10–以下の粒径画分のHPのα放射能分布を調査することであった。∼100–の径のHP集合体においてα放射能核種の不均一性が確立されていた。これはおそらく原発事故処理の第2段階におけるHP凝集体形成の結果である。これらのHPにおいてUおよび「燃料」起源の核分裂生成物の存在のみならず、地上の物質成分も明らかにされる。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1350448703001999

ウクライナ、チェルノブイリ付近の河川におけるストロンチウム90の実質的な供給源地

タイトル:ウクライナ、チェルノブイリ付近の河川におけるストロンチウム90の実質的な供給源地

著者:フリードR., スミスL., ブガイD.

典拠:汚染水文ジャーナル、71巻、1-4号、2004年7月、1-26頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/j.jconhyd.2003.07.002

キーワード:チェルノブイリ、水文汚染物質移行、面源、土壌汚染、ストロンチウム90

概要:面源汚染物質の影響を受けた河川を回復させるには、河川に汚染物質を供出している流域内のエリアおよび河川の汚染物質の移行経路の双方を理解しておく必要がある。1998~2002年の間、Borschi流域(ウクライナのチェルノブイリ原発の南3kmの小さな(8.5km 2)流域)におけるストロンチウム90の移行を調査した。流域全体において不均一に広まっている燃料粒子は、燃料マトリックスから風化し放出されたストロンチウム90である。不動の核分裂生成物ユーロピウム154と比較して査定されたストロンチウム90の枯渇は水路と湿地堆積物において発生している。水路堆積物におけるストロンチウム90は深さに応じて均一に枯渇している。湿地堆積物中には上部10㎝および10〜25cmの深さにおける蓄積部分の枯渇ゾーンがある。ストロンチウム90の枯渇の推定は、主要水路にストロンチウム90を排出している実質的な供給源地をマッピングするのに用いられている。実質的な供給源地には、水路底の堆積物、流域の中央領域における湿地、湿地に囲まれた定期的浸水土壌が含まれる。実質的な供給源地からの総枯渇は36±7×10 10Bqと推定される。1999-2001年の河川の流量と水質の観察に基づくと、流域からのストロンチウム90の年間除去率は1.4±0.2×10 10、もしくは年間インベントリの1.5%と推定される。チェルノブイリ事故後15年間を外挿法で推定すると、最終値はストロンチウム90/ユーロピウム154比に基づく供給源地の推定枯渇量と合致する。全流域を考慮したストロンチウム90の年間浸出率は0.2%だが、実質的な供給源池を考慮したストロンチウム90の浸出率はそれより一桁高い。流域におけるストロンチウム90の放出のほとんどは0.62km 2ある実質的な供給源地領域。もしくは流域面積の7%に由来している。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0169772203002225

チェルノブイリ事故周辺地域内のストロンチウム90による土壌汚染

タイトル:チェルノブイリ事故の近くにゾーン内のストロンチウム90と土壌汚染

著者:カシュパロフV. A., ルンディンS. M., ホムティニンYu. V., カミンスキS. P., レフチュクS. E., プロツァクV. P., カディグリプA. M., ズヴァリチS. I., ヨシチェンコV. I., チーリッシュJ.

典拠:環境放射能ジャーナル、56巻、3号、2001年、285-298頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(00)00207-1

キーワード:土壌汚染、ストロンチウム90、チェルノブイリ、30キロ除外ゾーン、地図

概要:初めてチェルノブイリ事故周辺地域(半径36km)の広大な土壌を約1kmの格子状に規則的に区切ってサンプリングが行われた。30キロ除外ゾーン内の地上におけるストロンチウム90汚染密度の統合地図(縮尺1 : 200,000)が分析サンプルから作られた。燃料粒子の溶解速度や植生の汚染を決定する土壌の主な農薬特性の地図が作製された。ウクライナにおける30キロゾーン(原子炉サイトと放射性廃棄物ストレージを除く)の地表面上のストロンチウム90の全容量は1997年に約810TBq(8.1×10 +14 Bq)で、事故時におけるチェルノブイリ原子炉のインベントリの0.4~0.5パーセントに相当する。この評価は以前の推定値よりも3〜4倍低いものである。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X00002071

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