南ウラルの汚染地域に住む子どもたちの細胞遺伝学的研究(核事故1948年~1967年)
著者: A Testa, L Padovani, F Mauro, M Appolloni, P Anzidei, L Stronati
典拠:Mutation Research/Fundamental and Molecular Mechanisms of Mutagenesis(変異研究/変異原生の基礎的・分子的メカニズム) 、1998、第401号、193-197項
キーワード:南ウラル、染色体異常、細胞遺伝学
概要:ソ連国営原子力工場マヤク・プロダクションでは1948年から1967年にかけて3度の事故が起こり、南ウラルの多数の住民が被爆した。合計28万人が長寿命の放射性各種であるセシウム137とストロンチウム90に被爆し、そのうち被曝線量が最も高いのはテーチャ川流域の村に住む2万8千人である。ムスリュモヴァ村民を細胞遺伝学的に研究し、放射線起因性疾患の実態を調査する。調査結果は、継続する放射線被害の危険性を提示している。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0027510798000086