チェルノブイリの第六感:常に存在する意識のシンボリズム
タイトル:チェルノブイリの第六感:常に存在する意識のシンボリズム
著者:フィリップスS. D.
典拠:Anthropology and Humanism、29巻、2号、159‐185頁、2004年12月。
doi: 10.1525/ahu.2004.29.2.159
キーワード:チェルノブイリ、ウクライナ、記憶、シンボル、博物館
概要:本稿では1986年のチェルノブイリ原発事故における象徴的な生について検証する。チェルノブイリの象徴はリソースのセットとして機能していると考える。すなわち、それらは記憶を生産するとともに、新しい社会を作るための根拠となっている。本分析は、学術的、大衆的言説、文学、博物館におけるチェルノブイリの諸表現に基づいている。具体例と集団記憶に関する議論を通して、災害体験を共有する人々の間でチェルノブイリが第六感のようなもの、あるいは「意識・プラス」を生み出していると主張する。
URL:http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1525/ahu.2004.29.2.159/abstract