チェルノブイリ事故汚染地域の土壌における放射性ヨウ素の蓄積と、照射からの線量復元
著者:K.P.マホンコ、E.G.コズロヴァ、A.A.ヴォロキティン
典拠:雑誌“放射能と危険”、1996
ISSN:0131-3878
キーワード:台風による拡散、土壌表面、放射線量、137cs, 131i, 132te
概要:チェルノブイリ事故による放射能内部被曝と外部被曝を、人体(甲状腺を含む)と環境の観点から観察。短命の放射性核種ヨウ素131とテルル132による汚染と影響について。
著者:K.P.マホンコ、E.G.コズロヴァ、A.A.ヴォロキティン
典拠:雑誌“放射能と危険”、1996
ISSN:0131-3878
キーワード:台風による拡散、土壌表面、放射線量、137cs, 131i, 132te
概要:チェルノブイリ事故による放射能内部被曝と外部被曝を、人体(甲状腺を含む)と環境の観点から観察。短命の放射性核種ヨウ素131とテルル132による汚染と影響について。
タイトル:チェルノブイリ事故後に汚染されたベラルーシの集落におけるヨウ素129とヨウ素131の地上沈着密度の相関
著者:星正治、ステパネンコV. F., ガヴリリンY. I., ヴォルコフY. M., マカレンコヴァI. K., 高田純、シェフチュクV. E., スコルツォフV. G., ペチンD. V., ヤスコヴァE. K., コンドラショフA. E., イヴァンニコフA. I., エルマコヴァN. M., チュニヒンL. N.
典拠:国際学会シリーズ、1234巻、2002年5月、115-120頁。
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/S0531-5131(01)00601-X
キーワード:チェルノブイリ事故、ヨウ素129、ヨウ素131、甲状腺線量
概要:長寿命のヨウ素129は、チェルノブイリ事故後の短寿命のヨウ素131フォールアウトの証と考えられている。ヨウ素の堆積密度に関するデータは、ヨウ素131の地表堆積密度情報が明らかになっていない多くの汚染地域の住民の甲状腺線量の評価に役立つ可能性がある。
本パイロット研究の目的は、2000年に測定されたヨウ素129の地表堆積密度と1986年に測定されたヨウ素131びそれの相関関係を調査することである。
ヨウ素129の測定は、βとxの一致を使ったヨウ素の分離およびヨウ素129の崩壊の登録によって行った。ベラルーシの汚染された三州において(12集落における14地点)土壌サンプルを集め、ヨウ素129、セシウム137の地表堆積密度を測定した。12集落中10集落については、1986年の事故後の第一週目の間のヨウ素131とセシウム137の分光測定データが入手できた。
2000年のヨウ素129およびセシウム137の測定の結果はヨウ素131/セシウム137比の再構築に利用した。再構築されたヨウ素131/セシウム137比と1986年に直接測定によって得られたヨウ素131/セシウム137比の比較はよく一致した。相関係数は0.69、線形回帰係数は(±SD)は2.36(0.88±)であった。この調査によって、ヨウ素129地表堆積濃度のデータを、ヨウ素131の照射に起因する甲状腺吸収線量の推定を改善するためにさらに応用できる可能性が確認された。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S053151310100601X
タイトル:ヨウ素131生態転送モデルの検証とロシア、プラフスク地区のチェルノブイリ放射性降下物データを用いた甲状腺の線量評価
著者:ズヴォノヴァI., クラィエウスキP., ベルコフスキV., アンマンM., デュファC., フィリストヴィチV., ホンマT., カニャルB., ネドヴェカイトT., シモンS. L., ヴラソフO., ウェベ・ウッドD.
典拠:環境放射能ジャーナル、101巻、1号、2010年1月、8-15頁。
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.jenvrad.2009.08.005
キーワード:チェルノブイリ事故、ヨウ素131、環境モデリング、モデルの検証、人口、甲状腺線量
概要:2003年にIAEAが主催したプロジェクト「放射線安全のための環境モデリング」(EMRAS)内で、いくつかの放射生態学転送モデルの計算を検証するためにロシアのトゥーラ州プラフスク地区におけるチェルノブイリ事故後のヨウ素131測定実験データが用いられた。9つのモデルが相互比較に出された。あらゆる村落におけるセシウム137の土壌汚染のレベルと数か所の堆積におけるヨウ素131/セシウム137同位体比が主な入力情報として扱われた。町人や村人の甲状腺におけるヨウ素131含有量の370の測定値、およびミルク内のヨウ素131濃度の90の測定値がモデル予測の検証のために用いられた。以前の相互比較試作と比較してモデル性能の著しい向上が実証された。様々なモデルの予測は観測と比較して3倍以内、ほぼ全員の参加者から得られた甲状腺への平均投与量の推定値間の不一致は10倍を超えなかった。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X09001751
タイトル:チェルノブイリ事故後のロシアにおける甲状腺線量の再評価
著者:V. F. ステパネンコ、Y. I. ガブリリン、V. T. フロウチ、S. M. シンカレフ、星正治、E. K. ヤスコヴァ、A. E. コンドラショフ、…N. B. リフキンド
典拠:国際会議シリーズ、1234、321‐328頁、2002年5月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00621-5
キーワード:チェルノブイリ事故、ヨウ素131、甲状腺線量、個々の線量測定
概要:チェルノブイリ事故直後、医療放射線研究センター(MRRC)のチームがカルーガ州の住民27,887名の甲状腺におけるヨウ素131含有量の大規模測定を実施した。この初期情報は政府組織の公式報告として唯一発表された。同様の作業はブリャンスク州の住民1441人に対して地元の専門家によって行われた。直接測定されたデータは、開発されたモデルと個人面談を活用して行った、さらなる個々の甲状腺線量推定のための基盤を我々に提供した。本報告では、さらに要素を追加し、更新された線量評価の結果、例えば放射性降下物のダイナミクスや牧草期間の…に関するデータなどを示す…
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006215
タイトル:一般人への照射量と観測された生物相への影響:チェルノブイリ・フォーラム最新版
著者:リン R. アンスポー
典拠:環境放射能誌、96(1‐3)、13‐19頁、2007年7月。
デジタル識別子:10.1016/j.jenvrad.2006.12.001
キーワード:チェルノブイリ、放射線、集団実効線量、甲状腺線量、効果、生物相、人間、事故
概要:チェルノブイリ・フォーラムはチェルノブイリ原始力発電所事故の健康と環境への影響を調べるため国連によって組織された。本研究は、環境専門家グループの決定に従い、環境への影響を扱ったものである。この事故によって10日間以上にわたり大量の放射性物質が放出された。それらの物質は最も影響を受けたベラルーシ、ロシア、ウクライナを含めヨーロッパ中に沈着した。
URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X06002104