タグ「超ウラン元素」
著者:K.N.ロガノフスキー、S.Yu.ニェチャイェフ、I.V.ペルチュク
典拠:Український медичний часопис(ウクライナ医学誌)、2008
キーワード:ウラン、超ウラン元素、神経毒性、放射線毒性、シェルターオブジェクト
概要:ウランと超ウラン元素の物理化学的性質、有病率、使用、および神経精神効果を検証。シェルターオブジェクトの作業員の神経生理学的検査は、脳の生体活動の障害が精神神経病理学の発展の基礎となることを明らかにした。イオン化放射線による低線量被ばくと微線量被ばく、ウランと超ウラン元素の神経毒性、ストレス、並びに放射線以外の工業廃棄物による危険は、これらの病気の病因となりうる。ウランと超ウラン元素の生物学的な影響の研究は、放射線生物学、放射線衛生学、および神経精神医学にとって不可欠である。(ロシア語による全文がウェブ上に掲載されている)
URL: http://www.umj.com.ua/wp-content/uploads/archive/64/pdf/31_rus.pdf?upload
著者:V.L.バルスコフ、M.V.ボリソフ
典拠:雑誌“地球化学”、2005
ISSN: 0016-7525
キーワード:自然水域、超ウラン元素
概要:コンピューターを使った超ウラン元素の水中における行動のモデリング。
URL: http://www.maikonline.com/maik/showArticle.dopii=S0016702905120049&leftmenu=no
著者:L.P.シュラ、V.D.カラタイェフ、E.G.クズニェツォヴァ、J.アルディッソン、J.バルシー
典拠:トムスク工科大学の会報
ISSN:1684-8519
キーワード:土壌、フランス、トムスク、比較、セシウム137、プルトニウム238、プルトニウム240、ソフィア-アンティポリス大学
概要:トムスクとメルカントゥール国立公園の土壌に見られる、超ウラン元素とセシウム137の調査。238Pu/239,240Pu, 239,240Pu/137Cs и 241Am/239,240Pu。人工放射線の研究。
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=9446178
著者:E.F.コノプリャ、V.P.クドリャショフ、S.V.グリネヴィチ、R.A.コロル、N.N.バジャノヴァ、V.V.ビコフスキー
典拠:雑誌“放射能生物学、放射能生態学”、2009
doi: 10.1134/S0869803109040171
キーワード:同位体、超ウラン元素
概要:チェルノブイリ事故の放射性降下物の同位体の構成と、その変化について。生態系における超ウラン元素のレベルを記述:空間、土壌、水体、植物、動物。超ウラン元素が有機体に与える特異な影響について。
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=13856732
タイトル:チェルノブイリ原子力発電所周辺立入禁止区域内の表層水における粒子状のチェルノブイリ由来放射性核種の特性
著者:松永武、上野隆、天野光、トカチェンコY., コヴァリョフA., 渡辺美紀、小沼義一
典拠:汚染水文学ジャーナル、35巻、1-3号、1998年12月15日、101-113頁。
DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0531-5131(01)00601-X
キーワード:チェルノブイリ、超ウラン元素、セシウム137、ストロンチウム90、地表水域、パーティショニング、分配率
概要:チェルノブイリ原子力発電所から6〜40kmの川や湖の水域におけるチェルノブイリ由来の放射性核種の分布を調査した。水域内の放射性核種(セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム、アメリシウム、キュリウム同位体)の電流レベルと、それらの地表汚染との関係を提示した。水の放射性核種組成および地表汚染の調査によって、懸濁固形物(粒子状)の放射性核種は区域内の汚染された表土層の浸食から主に出現していることが明らかになった。微粒子と溶解形態間の見かけの分配比を既知の分配係数と比較した。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0169772298001193
タイトル:溶解形態でのチェルノブイリの長命放射性核種の地表土壌から河川水への移行能力
著者:天野光、松永武、長尾誠也、半澤有希子、渡辺美紀、上野隆、 小沼義一
典拠:有機地球化学、30巻、6号、1999年6月、437-442頁。
DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0146-6380(99)00028-5
キーワード:ストロンチウム90、セシウム137、超ウラン元素、スペシエーション、地表土壌、流出、溶解した有機材料、フルボ酸、限外ろ過、チェルノブイリ30キロゾーン
概要:水文流出は、表面環境に堆積した放射性核種が微粒子および溶解双方の形態で広く移行する主要なプロセスの一つである。本稿が焦点を当てるのは、溶解形態でのチェルノブイリの長命放射性核種の地表土壌から河川水への移行能力である。第一に、チェルノブイリ原子力発電所(NPP)周辺の立入禁止区域(30キロゾーン)内の川沿いの手付かずの地表土壌において、放射能汚染の特性を検証するために、放射性セシウム、ストロンチウムおよびPuやAmといった超ウラン同位体の濃度および分化を調査した。手付かずの土層における表面の最上部にはほとんどすべての放射能が存在していた。土壌中のストロンチウム90は水溶性および交換可能画分において最も高いと推定され、溶解した画分として河川水に容易に移行するものであった。Puの同位体およびAM241は遊離腐植酸および遊離フルボ酸画分の主要な放射性核種である。第二に、表面土壌から河川水への流出成分における溶解割合を推定するために、サハン川付近の地表土壌を雨水の類似物として蒸留水で抽出した。濾過の手順の後、抽出された水を、1万Da超および以下の分子量画分を分離する限外濾過法で処理した。それぞれの画分における放射能と腐植を含む有機材料の特性を測定した。溶解した有機画分のほとんどが1万Da以下に存在したという事実にも拘らず、ほとんどのPuとAmは1万Daを超える分子量画分に存在した。このことは、PuやAmといった超ウラン元素が河水の浸出液におけるフルボ酸のように移行性の高分子量物質と関連していることを意味している。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0146638099000285