強風時における防護壁からの放射性アエロゾルの放出
著者:B.I.オゴロドニコフ、A.K.ブディカ、N.I.パヴルチェンコ
典拠:雑誌”放射能生物学、放射能生態学”、2005
doi: 614. 876:631.039.58
ISSN: 0869-8031
キーワード:放射性アエロゾル、放出、換気システム
概要:チェルノブリ原発の防護壁の『バイパス』と呼ばれる換気システムより放出される放射性アエロゾルの規模を記述。 『バイパス』は、原子炉4号機から、汚染された空気を外部へ放出するためのシステムである。チェルノブイリ原発から15キロ南東に位置する気象局 “チェルノブイリ”のデータを用いて調査した結果、平均4-5m/秒以上の風、ならびに10-11m/秒以上の突風は、『バイパス』における放射性アエロゾルの濃度を発電時以上に増加させることが判明した...