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一般的環境および停止した原子力発電所付近におけるウラン236の初の利用

タイトル:一般的環境および停止した原子力発電所付近におけるウラン236の初の利用

著者:クイントF., シュタイアーP., ウォルナーG., ウォルナーA., スルンチクM., ビッヒラーM., クチェラW., (…) サッバレスC.

典拠:放射線とアイソトープの応用、67(10)、1775-1780頁、2009年10月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.apradiso.2009.05.007

キーワード:AMS、ウラン同位体比、ウラン236

概要:高度に汚染された地点から離れた、停止した原子力発電所付近の環境におけるウラン236を、加速器質量分析によって調査するという初の試みを行った。ウラン236の検出限界が約1pgであるため 原子力発電所の下流にある堆積物におけるセシウム137のピークと相関するウラン236/ウラン238同位体比の最小限の増加を識別し、また発電所とは関係なくグローバルフォールアウトによるものと思われるが、上流においても人工的ウラン236を検出することができた。ウラン236の内容物が、堆積物の化学的·物理的特性と関連する236U/238U同位体比の変動を促したといえる。このことは、環境トレーサーとして、また原子力施設からの放出物の指標としてのウラン236の可能性を示している。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0969804309004072

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