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森林と荒れ地土壌中のセシウム137とカリウム40の同位体

タイトル:森林と荒れ地土壌中のセシウム137とカリウム40の同位体

著者:クロラクE., クワプリンスキJ., フィッシャーA.

典拠:放射線と環境生物物理学、49(2)、229-237頁、2010年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1007/s00411-010-0265-5

キーワード:

概要:チェルノブイリから約20年後に森林と荒れ地土壌中のセシウム137の垂直断面を、ポドラシェ低地エリアの南側(ポーランド東部)において分析した。また、調査領域の土壌におけるカリウム40の濃度を測定した。落葉層(平均の厚さ3㎝)の下の土壌サンプルを12cmの深さまで採集してから、0–3, 3–7, 7–12 cmの3層で分けた。土壌中のセシウム137とカリウム40同位体の挙動は、土壌サンプルを採取した深さ、同様に有機炭素の含有量、土壌のpHおよびその粒度組成に応じて分析した。落葉層中のセシウム137の密度は2.172.17 kBq m−2に等しいということが確認された。それは3.44 kBq m−2に等しい0-3cm層で最も高く、深さとともに7-12㎝における0.76 kBq m−2にまで減少した。西側の土地では同じようなパターンは全く見られなかった。森林や荒れ地土壌中のカリウム40の濃度は深さによって大きく変化しなかった。

URL:http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00411-010-0265-5

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