カテゴリー「汚染と除染」
タイトル:ブリャンスク州チェルノブイリ・ゾーン内の広葉樹林の慢性放射能汚染エリアにおけるオウシュウトウヒの繁殖および成長プロセスの変動
著者:アリェシンI. V.
典拠:ブリャンスク、2006年。
キーワード:ブリャンスク州、トウヒ、樹木学、生態学
概要:本研究の目的は、ブリャンスク州チェルノブイリ・ゾーン内の広葉樹林の慢性放射能汚染エリアにおけるオウシュウトウヒの繁殖および成長プロセスの変動を調査することである。
URL:http://www.dissercat.com/content/izmenchivost-reproduktivnykh-i-rostovykh-protsessov-eli-evropeiskoi-v-razlichnykh-zonakh-khr
タイトル:チェルノブイリ原発の放射能汚染に誘発されたコケモモの変異性:ロシア連邦ニェチェルノゼミエ地方南部の森林生態系
著者:ボルズドゥィコY. V.
典拠:ブリャンスク、2006年。
キーワード:ニェチェルノゼミエ地方南部(ロシア連邦)、コケモモ、生態系、汚染
概要:本研究の目的は、ロシア連邦ニェチェルノゼミエ地方南部の森林生態系の放射能汚染との関わりから、コケモモの形態的多様性、その有糸分裂と減数分裂活動、有糸分裂の個々の相の持続時間、染色体異常の主な種類、花粉生存率、土壌や植物体量における放射性核種の照射量力/率(MED)と比放射能(SA)の関係を解明し、植物体量における放射性核種の移行と蓄積、および葉の比放射能セシウム137に対する苔の影響と新鮮なベリーにおけるその変遷を見極めることである。
URL:http://www.dissercat.com/content/izmenchivost-brusniki-obyknovennoi-indutsirovannaya-radioaktivnym-zagryazneniem-chaes-v-lesn
著者:L.G.ゲラシモヴァ、M.V.マスロヴァ、A.I.ニコライェフ
典拠:雑誌“卑金属”、2011
ISSN:0372-2929
キーワード:収着、脱着、放射性同位体、排水、吸着剤
概要:無機体(リン酸チタン)を利用した吸着剤の研究。環境を破壊しない、効果的なメソッド。長期的なイオン化作用の保持。
URL: http://www.rudmet.ru/journal/656/article/8383/
著者:A.A.オルディンツォフ、V.E.ハン、V.A.クラスノフ、E.M.パズヒン
典拠:雑誌“放射能化学”、2007
ISSN:0033-8311
DOI: 621.039.542
キーワード:飲み水、汚染、放射性同位体、池
概要:地下水の懸濁液に分布する放射性核種を評価。含有ウラニウムは主に自然ウラン同位体である:234,235,238U。238Pu, 239+240Puと241Amの地下水における行動は、チェルノブイリ原子炉四号機の使用済核燃料内のそれと同様である。
URL: http://connection.ebscohost.com/c/articles/27081216/radionuclides-ground-waters-from-observation-holes-shelter-local-area
著者:A.A.ルキン、N.A.メルニク
典拠:雑誌“水資源”、2006
ISSN:0097-8087
DOI: 10.1134/S009780780601009X
キーワード:放射性核種、水域、土壌、魚類、ウラニウム、バナジウム
概要:ウラニウム・バナジウム堆積水域における、水、土壌、魚類の観察。観察地域の放射能の影響は安全基準値以内である。
URL: http://direct.bl.uk/bld/PlaceOrder.do?UIN=183368045&ETOC=RN&from=searchengine
著者:E.V.クリモヴァ
典拠:雑誌“農業における環境の安全”、2003
ISSN:1726-2211
キーワード:地下水域、放射性核種、カザフスタン
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=6576226
著者:A.I.メリチェンコ、V.G.ジフチコフ、E.A.メリチェンコ
典拠:雑誌“国立クバン農業大学の会報”、2011
ISSN:1999-1703
キーワード:蓄積、吸収、農作物、トマト
概要:トマトを用いた実験。
URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=17050712
タイトル:チェルノブイリ汚染地域の湖岸住民における内部線量の主要な源としての湖の魚
著者:トラヴニコヴァI. G., バジュキンA. N., G.ジャ・ブルークG., シュトフV. N., バロノフM. I., スクテルドL., メーリH., ストランドP.
典拠:Journal of Environmental Radioactivity、77巻、1号、2004年、63-75頁。
DOI:http://dx.doi.org/10.1016/j.jenvrad.2004.03.003
キーワード:チェルノブイリ、セシウム137、湖、内部被爆
概要:1996年の2つのフィールドワークで、1986年のチェルノブイリ事故後多大な放射能汚染にさらされた未排水の泥炭湖の岸辺にあるコジャニ村(ロシア、ブリャンスク州)の成人住民の体中へのセシウム137の摂取パターンとその含有量が調査された。湖の水や魚におけるセシウム137含有量は、チェルノブイリ放射能汚染から10年後においても地元の川や貫流する湖におけるより二桁以上多く、安定した状態を保っていた。湖の魚類および森林の様々なキノコにおけるセシウム137含有量は大体10-20kBq/kgで、この値はロシアにおけるこれらの食品における暫定的許容レベルを20-40倍超えている。湖の魚の消費はコジャニ村の住人の内部線量の主な源(40〜50%)となっている。放射性降下物から10年たっても、住民のセシウム137内部線量を半減させるのに有効なのは、雌成牛やボイル前のキノコ、調理前の魚へのヘキサシアノ鉄酸塩紺投与といった単純な対策である。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X04000761
タイトル:チェルノブイリで汚染された湖への塩化カリウムの適用:水生生態系における放射性セシウムの動態のモデル化と魚の汚染除去
著者:スミスJ. T., クヂェルスキーA. V., リャボフI. N., ハッデリングR. F., ブルガコフA. A.
典拠:Science of The Total Environment、305巻、1-3号、2003年4月15日、217-227頁。
DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0048-9697(02)00477-1
キーワード:チェルノブイリ、魚、放射性セシウム、対策
概要:本研究では、チェルノブイリで汚染された湖の魚における放射性セシウム(セシウム137)の生物蓄積を低減するための湖全体での実験についてテストを行った。チェルノブイリで汚染された地域の多くの湖では、魚に含まれる放射性セシウムの放射能濃度は、人間の消費が許容される限度よりまだかなり高い(種によって最大100倍に上る)。何ら対策がなされてない中、これらの地域の魚におけるセシウム137の衰退の長期見積もりの推計から、今後50〜100年の間、いくつかの湖の魚における放射能は消費が許容される限度以上であり続ける可能性があることが分かった。1998年2月に、我々はコスチコビッチ地区のスヴャトエ湖に15トンの塩化カリウムを適用した。湖への塩化カリウム肥料の追加によって、複数種の魚におけるセシウム137の放射能濃度は対策前の値の約40%減少した。スヴャトエ湖とは対照的に、4つの制御された湖の魚におけるセシウム137の放射能濃度は研究期間に系統だった減少を示さなかった。湖沼におけるセシウム137移行の簡略化モデルは、湖のカリウム濃度のこうした大きな変更の結果生じた水中と魚のセシウム137の変化を「ブラインド」状態で見事に予測した。実験は湖全体の生態系におけるカリウム(放射性セシウムの主なライバルとなるイオン)の主要な摂動に対する放射性セシウムの動態の予測モデルの初のテストを示している。
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969702004771