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カテゴリー「生態・環境」

放射標識された麦わらの分解に対する低レベル放射性土壌汚染と消毒の効果

タイトル:放射標識された麦わらの分解に対する低レベル放射性土壌汚染と消毒の効果

著者:B. ニードレー、H. ヴェリーケン、P. ブライエル

典拠:環境放射能誌、109、29-35頁、2012年7月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/j.jenvrad.2011.12.018

キーワード:鉱化作用、麦わら、セシウム137、ストロンチウム90、炭素14、チェルノブイリ

概要:►土壌の機能に対するセシウム137およびストロンチウム90による汚染の影響の観測を行った。►微生物コミュニティに若干変化が見られた。►麦わらの鉱化作用は影響を受けなかった。►適用されたわらで成長した微生物は土壌微生物と栄養物を競う。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X11003134

チェルノブイリ事故の影響を受けた地域における水中食物連鎖内の放射能汚染を示す生物指標としての捕食魚の試料バンクの使用

タイトル:チェルノブイリ事故の影響を受けた地域における水中食物連鎖内の放射能汚染を示す生物指標としての捕食魚の試料バンクの使用

著者:I. I. クリシェフ、I. N. リャボフ、T. G. サジキナ

典拠:全体環境科学、139-140、279-285頁、1993年11月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0048-9697(93)90027-4

キーワード:魚、データバンク、放射能汚染、放射線量

概要:さまざまな魚の放射能汚染に関する実験データの解析から、捕食魚の標本がチェルノブイリの危険区域の貯水池内の食物連鎖における放射性核種の蓄積の生物指標として使用できることが示された。放射性セシウム量の増加は、チェルノブイリの危険区域内のいろいろな区画で捕獲した捕食魚の筋肉組織内で認められた。ほとんどの水域において、捕食魚における放射性セシウムによる汚染の最大値は1987年から1988年の間に記録されたが、非捕食魚における放射性セシウムによる汚染の最大値は、原則として事故後1年目に見られた。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0048969793900274

放射性降下物によって独特の物理化学的組成をもつチェルノブイリ原子力発電所事故ゾーン領域内の土壌 – 植生系におけるセシウム137の生物学的利用能の動態

タイトル:放射性降下物によって独特の物理化学的組成をもつチェルノブイリ原子力発電所事故ゾーン領域内の土壌 – 植生系におけるセシウム137の生物学的利用能の動態

著者:S. V. フェセンコ、S. I. スピリドノフ、N. I. サンジャロヴァ、R. M. アレクサヒン

典拠:環境放射能誌、34(3)、287-313頁、1997年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/0265-931X(96)00044-6

キーワード:

概要:6年間(1987-1992)の観察期間に基づいたチェルノブイリ原子力発電所事故後の汚染土壌中のセシウム137の生物学的利用能の動態の定量分析、および草原生態系における放射性セシウムの挙動を解明する動的モデルを提示した。これによって、堆積タイプと土壌の種類が、土壌-植生系における放射性核種の生物学的利用能の変動に大幅な影響(最大5倍)を与える主な要因であることが明らかになった。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X96000446

チェルノブイリ原子力発電所事故によって汚染された土壌中のミミズ個体数:1986年~1988年

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所事故によって汚染された土壌中のミミズ個体数:1986年~1988年

.著者:D. A. クリヴォルツキー、A. D. ポカルジェフスキー、A. G. ヴィクトロフ

典拠:土壌生物学と生化学、24(12)、1729-1731頁、1992年12月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0038-0717(92)90178-Z

キーワード:

概要:1986年から1988年にかけて、チェルノブイリ原子力発電所の周囲30㎞地域におけるミミズ個体数の調査を行った。ミミズ個体数の有意差は、1986年の夏と秋および1987年4月に、高度に汚染された区域と対照区の間で認められた。しかし、1988年秋において、汚染区域におけるミミズ個体数は対照区におけるよりも多かった。未成熟個体に対する成熟個体の比率は、1986年においては、対照区と比較して汚染区域において高かった。事故後の最初の2年間、唯一Dendrobaena octaedra種のミミズのみは、汚染された森林地区で見られたが、対照区ではApporectodea caliginosa も見られた。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/003807179290178Z

ベラルーシの土壌におけるチェルノブイリ由来のセシウム137とストロンチウム90の深度マイグレーション

タイトル:ベラルーシの土壌におけるチェルノブイリ由来のセシウム137とストロンチウム90の深度マイグレーション

著者:V. B. カダツキー、L. M. カガン

典拠:環境放射能誌、33(1)、27-39頁、1996年1月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0265-931X(95)00068-L

キーワード:

概要:異なる環境特性を持ち、ベラルーシにおける4つ全ての放射性同位体組成を持つ地域に位置する参照地点においてセシウム137とストロンチウム90の深度マイグレーションを調査した。パラメーターとして使用したのは、深さ2cm以内における核種インベントリの含有比、深さ5cm以内における核種インベントリの含有比、および核種インベントリの90%を含む表土層の濃度である。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X9500068L

ベラルーシにおけるチェルノブイリ放射性降下物から放出された外部ガンマ線量率

タイトル:ベラルーシにおけるチェルノブイリ放射性降下物から放出された外部ガンマ線量率

著者:V. B. カダツキー、L. M. カガン

典拠:環境放射能誌、26(2)、135-146頁、1995年1月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0265-931X(94)00006-I

キーワード:

概要:異なる環境特性を持つ複数の参照地点で同時に空気中のガンマ線量率を測定した。それによって線量率がピーク値から低下し、1990年末までには多かれ少なかれ安定したこたが分かった。提示されたモデルは、この動きを説明し、実験データに十分適合している。すべての調査地は、2.9から7.1年の間の線量低下の時定数に応じて4つのグループに分類される。さまざまな地点におけるこのような異なる経時的減少の原因について論じた。預託線量換算係数が見積もられ、さまざまな時間帯のすべてのサイトにおける線量預託の推定が可能となった。この調査結果は、同様の気候や景観特性を持つベラルーシの他の地点においても適用できる。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X9400006I

チェルノブイリ原子力発電所事故後の国内のヨーロッパ地域の土壌中におけるプルトニウム含有量

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所事故後の国内のヨーロッパ地域の土壌中におけるプルトニウム含有量

著者:I. A. レベジェフ、B. F. ミャソエドフ、F. I. パヴロツカヤ、V. Ya. フレンケリ

典拠:原子力、72(6)、515‐520頁、1992年6月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1007/BF00760909

キーワード:

概要:

 

URL: http://link.springer.com/article/10.1007%2FBF00760909

 

福島第一原子力発電所事故後の土壌断面におけるセシウム137、セシウム134、およびヨウ素131の深さ分布

タイトル:福島第一原子力発電所事故後の土壌断面におけるセシウム137、セシウム134、およびヨウ素131の深さ分布

著者:H. カトウ、Y. オンダ、M. テラマゲ

典拠:環境放射能誌、59-64頁、2012年9月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/j.jenvrad.2011.10.003

キーワード:福島第一原子力発電所事故、セシウム137、セシウム134、ヨウ素131、深さ分布、土壌断面

概要:2011年3月11日のマグニチュード9.0の地震、およびその結果起こった津波によって引き起こされた福島第一原子力発電所事故後、土壌、植生やその他の生態系のコンパートメントは堆積された放射性核種によって高度に汚染されたと予測された。しかしながら、土壌断面における放射性セシウムの深さ分布とヨウ素131濃度に関するフィールド測定データはない。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X11002426

 

植物相における放射性核種への長期慢性曝露の影響

タイトル:植物相における放射性核種への長期慢性曝露の影響

著者:S. グラシキン、T. エヴセエヴァ、A. オウダロヴァ

典拠:環境放射能誌、冊子体発行前論文、校正済み、2012年4月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.jenvrad.2012.03.007

キーワード:放射能汚染、慢性暴露、植物相、生殖能力、集団遺伝的構造、放射能への適応

概要:さまざまな放射生態学的状況(核兵器テスト、チェルノブイリ事故、ウランおよびラジウム処理)下において、異なる植物種(冬ライ麦や小麦、春大麦、オート麦、ヨーロッパアカマツ、野生のカラスノエンドウ、ミノボロ)の放射性核種への長期慢性曝露の影響を調べるために行ったフィールド調査の結果について検討した。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X12000720

高地の羊牧場の生態系におけるチェルノブイリの放射性セシウム

タイトル:高地の羊牧場の生態系におけるチェルノブイリの放射性セシウム

著者:B. J. ハワード、N. A. ベレスフォード

典拠:英国獣医学誌、145(3)、212-219頁、1989年5月。

識別子: 10.1016/0007-1935(89)90073-0

キーワード:

概要:チェルノブイリ事故による放射性セシウムの沈着後、西カンブリア、スコットランドおよびウェールズ高地における羊の移動と屠殺は制限されていた。セシウム137とセシウム134の放射線生態学に関する調査は、1986年7月以来、影響を受けた西カンブリア地域内の農場で行われてきた。高地羊の放射性セシウムの放射能は、羊たちが農場の囲い込み牧草地に入れられた際には減少し、植生の放射性セシウムの含有量が牧草地よりも高いままの開けた高地に戻ると上昇することが分かった。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0007193589900730

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