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カテゴリー「社会、心理、哲学」

イオン化放射線の遠隔影響

著者:Yu.I.モスカレフ

典拠:Москва: Медицина(モスクワ:医療)、1991

URL: http://grsmu.by:8080/cgi-bin/irbis64r_01/cgiirbis_64.exe?Z21ID=&I21DBN=BOOK_PRINT&P21DBN=BOOK&S21STN=1&S21REF=&S21FMT=fullw_print&C21COM=S&S21CNR=&S21P01=0&S21P02=1&S21P03=A=&S21STR=%D0%9C%D0%BE%D1%81%D0%BA%D0%B0%D0%BB%D0%B5%D0%B2,%20%D0%AE%D1%80%D0%B8%D0%B9%20%D0%98%D0%B2%D0%B0%D0%BD%D0%BE%D0%B2%D0%B8%D1%87

チェルノブイリによる健康への影響 1986-2011

編集者:A.M.セルデュク、V.G.ベベシュコ、D.A.バズィカ

典拠:ТДМУ «Укрмедкнига» (テルノピル国立医学大学)、2011

概要:ウクライナを代表する研究者達によって編集。詳細についてはテルノピル国立医学大学へお問い合わせください。大学のホームページ:http://www.tdmu.edu.te.ua/eng/general/index.php

ウクライナ語のタイトル:Медичні наслідки Чорнобильської катастрофи 1986–2011

放射線非常事態における精神衛生と心理リハビリテーションの保護(チェルノブイリ事故の経験に基づいて)

著者:K.N.ロガノフスキー、S.A.チュマク、M.A.ボムコ

典拠:Экстренная медицина(緊急医療)、2012

キーワード:神経精神疾患、リハビリ、社会

概要:チェルノブイリ事故の被害者の見られる精神神経疾患を研究し、研究結果を基に、緊急事態への予備システムの一環として、精神衛生の保護モデルとリハビリテーションの方法(アプローチ)を設計。被害者の精神衛生の保護は、将来発生し得る放射線事故やテロ攻撃に備えるにあたって、世間から重要視されるべき問題である。

URL: http://www.recipe.by/izdaniya/periodika/medicina/archiv/em_02_2012/nauchnye_publikacii/1340100518.html

被ばくの遠隔期にチェルノブイリ作業員に見られる慢性脳血管病理の血管神経学的な特徴

著者:K.N.ロガノフスキー、A.N.コヴァレンコ、N.V.デニシュク

典拠:Кровообіг та гемостаз(血流と止血)、2010

キーワード:

概要:0,025-4,7 Svの被ばく後の遠隔期に、慢性脳血管病理の血管神経学的な特徴が確認された。モデルターゲットとしての左内頸動脈を確認。脳血行動態の病因異質の変更が被ばく後の遠隔期において確認され、その一要因が0.3 Sv以上の放射線であることが判明した。他の要因としては、年齢、心身症、喫煙、アルコール中毒などが挙げられる。

URL: http://library.zsmu.edu.ua/CGI/irbis64r_91_opac/cgiirbis_64.exe?LNG=&C21COM=S&I21DBN=ZSMUL&P21DBN=ZSMUL&S21FMT=infow_wh&S21ALL=(%3C.%3EA%3D%D0%9B%D0%BE%D0%B3%D0%B0%D0%BD%D0%BE%D0%B2%D1%81%D0%BA%D0%B8%D0%B9,%20%D0%9A.%20%D0%9D.$%3C.%3E)&Z21ID=&S21SRW=TIPVID&S21SRD=DOWN&S21STN=1&S21REF=10&S21CNR=20

ラトビアのリクビダートルにおける長期的な精神的・心身的ストレスの危険因子

タイトル:ラトビアのリクビダートルにおける長期的な精神的・心身的ストレスの危険因子

著者:ビエールJ. F., カルバコヴァE., ジャーヴB., エグリテM., ズヴァグレT., ヴィンセントC.

典拠:Environ Health Perspect、1997年12月、105(別冊6)、1539-1544頁。

キーワード:リスク要因、精神的苦痛、心身症、ラトビア、リクビダートル

概要:チェルノブイリ事故の健康影響に関する疫学研究は、心理的影響はほとんど注目していない一方、身体健康に主に焦点を当ててきた。本稿では、国家ラトビア・チェルノブイリ・クリーンアップ労働者レジストリから作成された1412名のリトアニア人リクビダートルのサンプルにおける様々な曝露変数と精神的・心身的ストレスとの関連性について検証した。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1469928/

チェルノブイリ事故の汚染地域からのイスラエル移民の無作為抽出における健康影響

タイトル:チェルノブイリ事故の汚染地域からのイスラエル移民の無作為抽出における健康影響

著者:コーディシュE. A., ゴールドスミスJ. R., クアステルM. R., ポリャクS., メルキンL., コーエンR., ゴロディシャーR.

典拠:Environ Health Perspect、1995年10月、103(10)、936-941頁。

キーワード:健康影響、(チェルノブイリ被災地からの)移民、イスラエル

概要:本調査では、チェルノブイリ放射線への潜在的被ばく度によって3つのグループに分けた、旧ソ連から来た1560名の新しい移民へのアンケートや医師検査データを分析した。2つのグループは、我々が行ったセシウム137の体内汚染の調査結果で確認しつつ、元居住地におけるセシウム137による土壌汚染に応じて選別した。第3グループは、リクビダートル、すなわち「事故後チェルノブイリ地域で作業に携わった者」たちから成る。リクビダートルは一般的に放射線被ばくによる急性障害、高血圧の増加、いろいろな健康に関する苦情について自己申告する率が高かった。子どもにおける気管支喘息と健康に関する苦情の多くはより被ばくを受けた集団において見られた。子宮内で被ばくした子どもにおける喘息有病率は8倍高いことが分かった。より高い被ばく地域から来た高齢者は記録および測定の結果、高血圧の者が多かった。こうした結果は、放射性被ばくが何らかの非悪性の効果と関連している可能性があることを示している。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1519167/

チェルノブイリの遺産:健康、環境そして社会経済的影響、そしてベラルーシ、ロシア連邦、そしてウクライナ政府への提言

タイトル:チェルノブイリの遺産:健康、環境そして社会経済的影響、そしてベラルーシ、ロシア連邦、そしてウクライナ政府への提言

著者:

典拠:チェルノブイリ・フォーラム、2003-2005年、改訂2版

キーワード:県境への影響、社会経済的影響、環境、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ

概要:1986年のチェルノブイリ原発事故は、原子力産業史上最悪のもので、ベラルーシ、ウクライナおよびロシア連邦にまたがる広大な地域に放射性核種を拡散させた。20年経った現在、国連機関と3国の代表者たちが健康、環境、社会経済的な影響について検証した。

URL:http://www.iaea.org/Publications/Booklets/Chernobyl/chernobyl.pdf

チェルノブイリ事故の生存者に見られる慢性疲労症候群およびメタボリックシンドロームX は細胞膜の病理か否か

著者:A.N.コヴァレンコ、K.N.ロガノフスキー

典拠:Український медичний часопис (ウクライナ医学誌)、2001

キーワード:慢性的疲労症候群、メタボリックシンドロームX,リクヴィダートル、チャネロパチー、マンブラノパチー

概要:チェルノブイリ作業員に見られる慢性的疲労症候群(CFS)とメタボリックシンドロームX(MSX)を調査し、現代の医学的知識を用いて病因の解明を試みた。1990~2001に、事故当時の作業員367人を無作為に選出し調査。CFSの値は著しく(p<0,001)減少:65,5%(1990–1995)→ 10,5%(1996–2001)。一方、MSXの値は著しく上昇:15→48,2%。CFSとMSXは神経精神医学的・身体的病理の発展の一段階であると考えられる。CFSはMSXへと変化し得る。CFSとMSXのメカニズムにおけるチャネロパチーの役割について議論...細胞膜直下、細胞膜、細胞膜上における放射線の影響は、人体全身レベルでの病理に発展しうる。(ウェブ上にロシア語全文掲載)

URL: http://www.umj.com.ua/wp-content/uploads/archive/26/pdf/820_rus.pdf?upload

チェルノブイリ 永遠に

タイトル:チェルノブイリ 永遠に

著者:フィリップスS.

典拠:Somatosphere、2011年4月25日。

キーワード:チェルノブイリ、福島、25周年(チェルノブイリ事故)、人類学的ショック

概要:2011年3月11日、巨大地震と津波、津波によって損傷された福島第一原子力発電所における危機の高まりが日本を襲った。福島の事故が明らかにされ放射能汚染程度が明らかに(?!)されると、「これはもう一つのチェルノブイリか?」と世界の人々は考えた。地震からひと月後、日本政府はこの災害をチェルノブイリと同じレベル7に位置づけた。おそらくは、福島第一における状況が進むにつれて、チェルノブイリとの比較が詳しくなされ、話し合われ、異議が唱えられ、拒否されることであろう。現在のところ、1986年のチェルノブイリ原発事故の再認識─それは25周年「記念式典」と重なるものだが─が、事故によって生じた放射性降下物による健康、環境、社会的、文化的および政治的影響に関して様々に熟考する機会を提供してくれよう。

URL:http://somatosphere.net/test/2011/04/chernobyl-forever.html

米国、ソ連、フィンランドにおけるチェルノブイリの新聞報道の記号論的分析

タイトル:米国、ソ連、フィンランドにおけるチェルノブイリの新聞報道の記号論的分析

著者:カウフマンR., ブロムスH.

典拠:Semiotica、70巻、1‐2号、27‐48頁、2009年10月。

doi: 10.1515/semi.1988.70.1-2.27

キーワード:ニュース、マスコミ報道、米国、ソ連、フィンランド

概要:他の災害とは違って、チェルノブイリは世界の国民の心に浸透した。火山、株式市場の暴落、はたまた学生の暴動以上の、唯一戦争に次ぐほどのマスコミ報道がチェルノブイリについてなされた。戦争・平和センターおよびニュースメディアの共同ディレクターとして、「原子力事故は…特異なニュース事件である。この短い核戦争に比するものは何もない」という言葉を引用した。米国、ソ連およびフィンランドの新聞社はそれぞれ異なる方法でチェルノブイリ事故の特異性に迫った。米国とソ連のニュース報道が悲劇的原子力事故における何が本質的な問題かという視点を失っていたが、フィンランドのニュース報道は一石を投じ続け、事実の報道を目指した。

URL:http://www.degruyter.com/view/j/semi.1988.70.issue-1-2/semi.1988.70.1-2.27/semi.1988.70.1-2.27.xml

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