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チェルノブイリ事故の生存者に見られる慢性疲労症候群およびメタボリックシンドロームX は細胞膜の病理か否か

著者:A.N.コヴァレンコ、K.N.ロガノフスキー

典拠:Український медичний часопис (ウクライナ医学誌)、2001

キーワード:慢性的疲労症候群、メタボリックシンドロームX,リクヴィダートル、チャネロパチー、マンブラノパチー

概要:チェルノブイリ作業員に見られる慢性的疲労症候群(CFS)とメタボリックシンドロームX(MSX)を調査し、現代の医学的知識を用いて病因の解明を試みた。1990~2001に、事故当時の作業員367人を無作為に選出し調査。CFSの値は著しく(p<0,001)減少:65,5%(1990–1995)→ 10,5%(1996–2001)。一方、MSXの値は著しく上昇:15→48,2%。CFSとMSXは神経精神医学的・身体的病理の発展の一段階であると考えられる。CFSはMSXへと変化し得る。CFSとMSXのメカニズムにおけるチャネロパチーの役割について議論...細胞膜直下、細胞膜、細胞膜上における放射線の影響は、人体全身レベルでの病理に発展しうる。(ウェブ上にロシア語全文掲載)

URL: http://www.umj.com.ua/wp-content/uploads/archive/26/pdf/820_rus.pdf?upload

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