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カテゴリー「甲状腺ガン」

チェルノブイリ事故ー疫学的視点から

タイトル:チェルノブイリ事故ー疫学的視点から

著者:E. カーディス、M. ハッチ

典拠:臨床腫瘍学、23(4)、251-260頁、2011年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.clon.2011.01.510

キーワード:がん、白内障、心血管疾患、チェルノブイリ事故、放射線、甲状腺がん

概要:ヨーロッパで何百万人もの人々を被ばくさせたチェルノブイリ原発事故による放射能放出から25年たった。影響を受けた人々の調査によって、放射線とがんの関連に関する、特にヨウ素同位体への被ばくによる甲状腺腫瘍のリスクに関する、新たな重要データが提供されてきた。それらは放射線影響のより十分な科学的理解のためのみならず、放射線防護にとっても重要なものである。チェルノブイリの放射性降下物の放射性ヨウ素に被ばくした小児および青年において、大量の線量に関連した甲状腺がんが増加しており、中でも最も幼い時に被ばくした者においてリスクが最大で、安定ヨウ素の欠乏によってリスクが高まる可能性がある…といったことが現在よく報告されている。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0936655511005425

ベラルーシにおける小児甲状腺がん165の現状…

タイトル:ベラルーシにおける小児甲状腺がん165の現状…

著者:菅谷昭、Y. E. デミドチク、E. P. デミドチク

典拠:[PDF65K]2002年10月、ベラルーシ国立甲状腺がんセンター

概要:チェルノブイリ事故に関わる…子どもの甲状腺がんのみ…チェルノブイリ後のベラルーシ…双方の子供たちにおける甲状腺がんの患者数が…その他、チェルノブイリ後の甲状腺がん、ネイチャー359…

URL: http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/kr21/kr21pdf/Sugenoya.pdf

チェルノブイリ周辺における小児期甲状腺疾患の細胞診の概要

タイトル:チェルノブイリ周辺における小児期甲状腺疾患の細胞診の概要

著者:伊藤正博、山下俊一

典拠:国際学会シリーズ、1234、185‐192頁、2002年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00607-0

キーワード:甲状腺がん、細胞診、小児期、細針吸引生検

概要:超音波検査と細針吸引生検の組み合わせをチェルノブイリの子どもたちへのスクリーニング・プロジェクトで実施した。446の症例から採取された物質を細胞学的に分析した。超音波スクリーニング検査で甲状腺異常の有病率の2,9%が明らかになった。446例で実施された穿刺吸引生検(FNA)で、乳頭癌の7.2%。濾胞性新生物の10.3%、腺腫様甲状腺腫の22.4%、慢性甲状腺炎の26.2%。そして嚢胞の22.9%といった疾患が明らかになった….

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006070

ロシア、プラフスク地区のチェルノブイリ放射性降下物のデータを利用した、ヨウ素131の生態学的伝達モデルと甲状腺線量評価の検証

タイトル:ロシア、プラフスク地区のチェルノブイリ放射性降下物のデータを利用した、ヨウ素131の生態学的伝達モデルと甲状腺線量評価の検証

著者:I. ズヴォノヴァ、P. クラィエウスキ、V. ベルコフスキー、M. アムマン、C. デュッファ、V. フィリストヴィ、T. ホンマ、…D. ウェッブ・ウッド

典拠:環境放射能誌、101(1)、8-15頁、2010年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.jenvrad.2009.08.005

キーワード:チェルノブイリ事故、ヨウ素131、環境モデル、モデル検証、住民、甲状腺線量

概要:2003年のIAEA主催の「放射線安全のための環境モデリング」(EMRAS)内のプロジェクトにおいて、チェルノブイリ事故後のロシア、トゥーラ州プラフスク地区におけるヨウ素131測定実験データが、いくつかの放射生態学伝達モデルの見積もりを検証するために使用された。9つのモデルが相互比較された。あらゆる居住地区におけるセシウム137による土壌汚染のレベルおよび数か所における堆積物中のヨウ素131とセシウム137の同位体比が主な入力情報として利用された。町民や村人の甲状腺におけるヨウ素131含有量の370の測定値、ミルク中のヨウ素131濃度の90の測定値がモデル予測の検証のために使われた。…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X09001751

チェルノブイリ事故後のオリョール州の住民における放射性の悪性および良性甲状腺疾患のリスク:大規模疫学研究の成果

タイトル:チェルノブイリ事故後のオリョール州の住民における放射性の悪性および良性甲状腺疾患のリスク:大規模疫学研究の成果

著者:V. K. イヴァノフ、A. F. ツィプ、S. Y. チェキン、V. S. パルシン、M. A. マクショートフ、A. S. サエンコ、A. V. セヴァンカエフ、…O. K. ヴラソフ

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(03)01144-0

キーワード:オリョール州、チェルノブイリ事故、甲状腺線量、放射線リスク

概要:チェルノブイリ事故のため、ブリャンスク、オリョール、トゥーラ、カルーガのロシア連邦の4州は放射線核種によって強度に汚染された。本論では、オリョール州の住民における放射性の悪性および良性甲状腺疾患発症リスクの評価問題について論じた。オリョールの州の住民の平均甲状腺線量は小児は46.3ミリグレイ、成人は10.9ミリグレイ…。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513103011440

チェルノブイリ関連の電離放射線被ばくと癌のリスク:疫学的レビュー

タイトル:チェルノブイリ関連の電離放射線被ばくと癌のリスク:疫学的レビュー

著者:K. B. モイシッチ、R. J. メネゼス、A. M. ミハウェック

典拠:ランセット腫瘍学、3(5)、269-279頁、2002年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S1470-2045(02)00727-1

概要:1986年4月26日のチェルノブイリ原発事故によって大量の放射性核種が環境中に放出された。チェルノブイリ関連の電離放射線によってヨーロッパの広大な地域が影響を受けが、事故によって最も大きな影響を受けたのはベラルーシ、ウクライナおよびロシア連邦であった。チェルノブイリ事故と癌との関連を調べた疫学研究は、小児の悪性疾患、特に甲状腺がんや白血病…に主に焦点を当てている…

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1470204502007271

甲状腺がんの治療:2007-A基本レビュー

タイトル:甲状腺がんの治療:2007-A基本レビュー

著者:G. W. ランドルフ、G. B. トンプソン、D. I. ブラノヴァン、R. M. タトル

典拠:放射線治療*生物学*物理学国際ジャーナル、69(別冊2)、S92-S97頁、2007年10月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.ijrobp.2007.06.027

概要:チェルノブイリにおける経験…教訓を利用したの甲状腺がん発症の…。最後に…博士は…甲状腺がんのフォローアップのため…抑制を含み…チェルノブイリ外科治療の教訓…高分化型甲状腺癌は進化した…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0360301607010346

チェルノブイリ周辺の甲状腺疾患:自己免疫疾患から悪性腫瘍まで

タイトル:チェルノブイリ周辺の甲状腺疾患:自己免疫疾患から悪性腫瘍まで

著者:F. パチーニ、L. アガテ、E. モリナロ、R. エリセイ、A. ピンチェラ

典拠:国際会議シリーズ、1234、175-183頁、2002年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00606-9

キーワード:甲状腺がん、放射線、チェルノブイリ、自己免疫疾患

概要:日本の原爆の生存者、および水爆実験中に被爆したマーシャル諸島の住民において、頭頸部への外部照射から数年後に、主に乳頭組織型の甲状腺がん、およびより少ない割合だが自己免疫現象の双方の増加が観察されてきた。さらに最近では、チェルノブイリ原子炉事故からの放射性降下物で被ばくした住民における放射線被ばじくと甲状腺自己免疫現象の発生の因果関係が明らかになった。本論文では、ポスト・チェルノブイリの放射能汚染に関わる甲状腺疾患の最も重要な特徴について検証する。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006069

チェルノブイリのリクビダートル間におけるがんリスクの研究:資料と方法

タイトル:チェルノブイリのリクビダートル間におけるがんリスクの研究:資料と方法

著者:A. ケズミニン、E. カーディス、 V. テネット、V. K. イワノフ、J.カートナイテス、I. マラホヴァ、A. ステングレヴィクス、M. タッケル

典拠:放射線防護誌、22(3A)、A137-A141頁、2002年9月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1088/0952-4746/22/3A/324

概要:本報告では、ベラルーシで行われたチェルノブイリのリクビダートルの制御研究における2例―一つは白血病と非ホジキンリンパ腫、もう一つは甲状腺がんリスクに関するもの―の方法とデザインを取り上げた。これらの研究の主な目的は、チェルノブイリのリクビダートルにおけるこれらの疾患の放射線誘発性リスクを推定することであり、特に長期被ばくの影響、および低〜中の放射線量(0-500ミリシーベルト)の範囲内の放射線誘発がんのリスクに及ぼす放射型の影響について研究することである…。

URL: http://iopscience.iop.org/0952-4746/22/3A/324/

セミパラチンスク核実験場周辺の甲状腺がんにおけるRETがん原遺伝子の再配列

タイトル:セミパラチンスク核実験場周辺の甲状腺がんにおけるRETがん原遺伝子の再配列

著者:G. アリポフ、伊藤正博、Y. プロウグロ、高村昇、山下俊一

典拠:ランセット、354(9189)、1528‐1529頁、1999年10月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0140-6736(99)03548-5

概要:…がんの過剰発生に関する他のデータに追加するため…甲状腺がん組織サンプルにおけるそうした分子解析…。3.チェルノブイリ原発事故後、…特に甲状腺がん組織におけるRET/ PTC3―発見された…

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0140673699035485

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