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ベラルーシの子どもにおけるチェルノブイリ関連の甲状腺がん症例対照研究のための個別甲状腺放射線量評価-パート1:ヨウ素131、短命な放射性ヨウ素(ヨウ素132、ヨウ素133、ヨウ素135)、短命な放射性テルル(テルル131m、テルル132)

タイトル:ベラルーシの子どもにおけるチェルノブイリ関連の甲状腺がん症例対照研究のための個別甲状腺放射線量評価-パート1:ヨウ素131、短命な放射性ヨウ素(ヨウ素132、ヨウ素133、ヨウ素135)、短命な放射性テルル(テルル131m、テルル132)

Voillequé, Paul‡‡;

著者:ガヴリリンY., フロウチV., シンカレフS., ドロズドヴィチV., ミネンコV., シェミャキナE., ウラノフスキA., ブーヴィレA., アンスポーL., ヴォイレクエP., ルッキャノフN.

典拠:保険物理学、86、565-585頁、2004年。

キーワード:チェルノブイリ、甲状腺がん、子ども

概要:1986年4月26日のチェルノブイリ原発における事故の間に大量の放射性ヨウ素が大気中に放出された。ベラルーシの子どもたちの間で観察された甲状腺がんがチェルノブイリ事故による放射線被ばくによって引き起こされたかどうかを調べるために、ベラルーシ、ロシア、アメリカの科学者チームが、推定甲状腺線量に応じて症例と対照を比較する症例対照研究を行った。本論文の主な目的は、ヨウ素131の摂取による推定甲状腺線量に関する詳細な情報を提示することであるが、それは症例対照研究で使用された。107の症例と214の対照におけるヨウ素131の甲状腺線量の範囲は0.00002~4.3Gyに渡り、症例の中央値は0.2Gy、対照の中央値は0.07Gyだった。さらに、短命な放射性ヨウ素(ヨウ素132、ヨウ素133、ヨウ素135)および短命な放射性テルル(テルル131m、テルル132)の摂取に起因する甲状腺線量が推定され、ヨウ素131による線量と比較された。症例と対照における短命な放射性核種による推定甲状腺量とヨウ素131からの推定甲状腺線量の比は0.003~0.1の範囲で、症例および対照共に中央値は約0.02だった。

URL:http://journals.lww.com/health-physics/Abstract/2004/06000/INDIVIDUAL_THYROID_DOSE_ESTIMATION_FOR_A.2.aspx

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