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原発事故の前後におけるチェルノブイリ地域におけるヨウ素の栄養

タイトル:原発事故の前後におけるチェルノブイリ地域におけるヨウ素の栄養

著者:L. ヴァンミドルズワース

典拠:国際会議シリーズ、1234、163-168頁、2002年5月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0531-5131(01)00605-7

キーワード:ヨウ素、甲状腺腫、チェルノブイリ、甲状腺

概要:1950年から1960年の報告によれば、チェルノブイリ地域では甲状腺腫の頻度が高く、ヨウ素サプリメントを配布するための努力が押し進められた。その結果、風土病としての甲状腺腫はもはや問題ではないといった報告が盛んに行われた。1970年代においては、ヨウ素添加塩の摂取は当てにならないものとされ、1980年までは、甲状腺腫の発生率が増加していることが報告された。チェルノブイリ原発事故の4年後から10年後においては、深刻なヨウ素欠乏は稀だったが、超音波測定によって子どもたちの35%以上において甲状腺腫が認められた。通常とは異なる甲状腺がんが現れ、その有病率は増加し続けている。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513101006057

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