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チェルノブイリ事故後のクロアチア北部における放射性降下物および大気中の放射性セシウム長期調査

タイトル:チェルノブイリ事故後のクロアチア北部における放射性降下物および大気中の放射性セシウム長期調査

著者:フラニッチZ., セガK., ペトリネックB., マルコヴィッチG.

典拠:環境モニタリングと評価、148(1-4)、315-323頁、2009年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1007/s10661-008-0162-4

キーワード:

概要:チェルノブイリ事故後の期間(1986-2006年)ザグレブ市において、クロアチアの人間環境の放射能汚染の拡張監視プログラムの一環として、大気と放射性降下物中のセシウム137の放射能濃度の長期挙動調査が行われてきた。空気中の年平均セシウム137の放射能濃度および年間総沈着フラックス(湿性プラス乾性)は1986年9月の2.8 x 10(-4) Bq m(-3)から2006年最後の四半期の3.0 x 10(-6) Bq m(-3)まで 、また1986年の6,410 Bq m(-2) year(-1)から2006年の2 Bq m(-2) year(-1) までそれぞれ減少した。測定されたセシウム137の放射能濃度を理論曲線に適合させることにより、チェルノブイリ事故直後時期の大気と放射性降下物中のセシウム137の生態学的半減期はそれぞれ0.46年と0.54年と見積もられたが、その後5.52年と3.97年に上昇した。

URL:http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18278563?dopt=Abstract

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