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チェルノブイリのリクビダートルの子供においてマイクロサテライトの変異増大は見られない

タイトル:チェルノブイリのリクビダートルの子供においてマイクロサテライトの変異増大は見られない

著者:振津かつみ、梁治子、エリセーエヴァK. G., ツゥイL. T. T., 川畑博昭、クルプノヴァE. V., トルソヴァV. D., ルジェウツキV. A., 中島裕夫、カルテルN., 野村大成

典拠:変異研究/遺伝毒性&環境変異誘発、 581巻。 1/2号、69-82頁(14頁)、2005年3月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.mrgentox.2004.11.002.

キーワード:放射線誘発生殖系列マイクロサテライト変異、リクビダートル、チェルノブイリ、電離放射線

概要:ベラルーシの「リクビダートル」に関する調査を実施し、マイクロサテライト遺伝子座における生殖細胞変異の頻度の増加がその子孫で見られるかどうかを探った。若い男性を主とするリクビダートルとは、1986年のチェルノブイリ原発事故後に放射能汚染された地域のクリーンアップ作業に関与(1986年~1987年)していた人々のことである。多くのリクビダートルがクリーンアップの期間中および作業終了後に子どもをもうけた。調査対象となったのは64(リクビダートル)および66(コントロール群)の家庭であった。合計72の遺伝子座(常染色体31、X結合型1、Y結合型40)を使用した。DNAは末梢血リンパ球から単離され、マイクロサテライト遺伝子座は蛍光標識したプライマーを用いたポリメラーゼ連鎖反応によって増幅された。突然変異は遺伝子座の長さの変化として検出された。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1383571804003006

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