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ステージN0の甲状腺乳頭癌における予防的な中心首の解剖

タイトル:ステージN0の甲状腺乳頭癌における予防的な中心首の解剖

著者:ズニガS., サナブリアA.

典拠:[PDF-158K]、2012年4月、 耳鼻咽喉学文書・頭頸部外科、135(11)、2009年、1087-1091頁。

doi:10.1001/archoto.2009.163

キーワード:

概要:甲状腺癌は頭頸部の中で最も頻度の高い腫瘍である。甲状腺癌の発生率はここ数年で次第に増加しているが、それは主に超音波検査の普及により早期診断が容易となったためである(http://archotol.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=410638#ref-ooa90082-1)。また、チェルノブイリ事故後に生じたような放射線に対する高度の被ばくの結果によっても発生率が増加した(http://archotol.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=410638#ref-ooa90082-2)。さらに、未分化腫瘍の数の減少と乳頭状腫瘍の数の増加に伴い組織型の変化が認められており、同様に腫瘍の大きさの変化も検出されている。以前は、臨床的に最も検出された腫瘍は4cm以上の結節だった。最近では画像検査によって直径2cm未満の結節数の増加が発見されるようになったが、それらの初期検出は、長期生存にいかなる影響も及ぼさない(http://archotol.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=410638#ref-ooa90082-1)。

URL:http://archotol.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=410638

深刻な原子力事故から予測される地球規模の健康影響:予測される放射線の地球規模リスクへの転化:チェルノブイリの放出による経験

タイトル:深刻な原子力事故から予測される地球規模の健康影響:予測される放射線の地球規模リスクへの転化:チェルノブイリの放出による経験

著者:カトリンR. J., ゴールドマンM., アンスポーL. R.

典拠:ローレンス・リバモア国立研究所、1987年1月。

キーワード:

概要:北半球にとって可能性のある追加的な健康影響の最善の見積もりが以下のように出された。(1)今後50年間に渡る、予測される自発的発生的ながんによる死亡6億件に対する、最大2万8千件の放射線誘発性の致命的な癌の発生。(2)来年まで、通常予測される34万件に対し、最大700件追加される重度の精神遅滞の発生。(3)自然発生的な1.8億件に対して、第一世代における最大1900件の放射線誘発遺伝性疾患の発生。きわめて低用量および線量率での健康への影響ゼロの可能性は排除できない。多くの自然発生的な健康影響があるため、チェルノブイリ近辺で深刻な被ばくを受けた集団をおそらく別とすれば、追加的な健康への影響が証明されるということはないだろう。13典拠、4図、6表。
…チェルノブイリの放出によって生じた…甲状腺への集団線量、いかなる修正も…チェルノブイリ事故による影響…。…自然発生的がんによる6億の死亡が予測…集団甲状腺線量…チェルノブイリ事故後…。がんリスクの予測…

URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=5720088

ウクライナにおける、チェルノブイリ事故の放射線学的因果関係の一般的な状況

タイトル:ウクライナにおける、チェルノブイリ事故の放射線学的因果関係の一般的な状況

著者:グロドジンスキD. M.

典拠:[PDF-85K]、2002年10月、 細胞生物学・遺伝子工学研究所、ウクライナ科学アカデミー。

キーワード:

概要:…チェルノブイリ事故の医学的結果…。 意見は異なる…チェルノブイリ事故後のウクライナの住民…。多くの支援者…甲状腺へのヨウ素の影響の結果…。指摘したいのは…チェルノブイリ事故の影響を減少させるか、それを…扱う…

URL:http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/kr21/kr21pdf/Grodzinsky.pdf

ウクライナ住民におけるチェルノブイリ事故の医学的結果の研究における疫学的所見レビュー

タイトル:ウクライナ住民におけるチェルノブイリ事故の医学的結果の研究における疫学的所見レビュー

著者:プリシャジニュクA. Ye., グリシツェンコV. G., フェドレンコZ. P., グラクL. O., フジクM. M.

典拠:[PDF-120K]、2002年10月、 ウクライナ医科学アカデミー放射線医科学センター。

キーワード:

概要:チェルノブイリ事故の影響を受けたウクライナ住民の異なるグループの健康状態の評価はチェルノブイリ事故の影響を排除する上で最も重要な問題の一つである。健康への影響研究に絞った、チェルノブイリ事故の犠牲者の既成の台帳に基づく科学的研究の多くが、被災者住民の主なグループ、すなわちチェルノブイリ事故回復作業労働者、プリピャチ市および30キロゾーンからの避難者、もっとも放射性核種汚染された土地の住民の健康状態は悪化したと結論を出した。チェルノブイリ事故による最も顕著で確率の高い放射線による影響は、ウクライナの住民の上記グループにおける甲状腺がん発生率の増加である。女性の乳がんおよびいくつかの他の固形がんについては増加の兆しがある。長期確率的および非確率的影響のためにはさらなる観察が必要とされる。

URL:http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/reports/kr79/kr79pdf/Prysyazhnyuk.pdf

原子力のエネルギー利用

タイトル:原子力のエネルギー利用

著者:クラップR. W., カコスW.

典拠:公衆衛生国際百科事典、2008年1月。

ISBN:9780123739605

キーワード:原爆、増殖炉、がん、チェルノブイリ、濃縮、IAEA、国際原子力機関、白血病、核燃料サイクル、ペブルベッド炉。プルトニウム、放射能、再処理、スリーマイル島、ウラン、ユッカマウンテン

概要:原子力発電の歴史は核兵器開発と密接に関連している。第二次世界大戦中の原爆の導入は放射能を、特に日本の被害者が被った健康への悪影響を世界の舞台の最前線にもたらした。その後世界の関心は電力生産のための原子力の平和利用にシフトした。核燃料サイクルの各ステージは人間の健康に対して潜在的に有害な効果をもたらすが、採掘と粗精錬が最も害がある。原子力技術が大幅に進歩しているが、廃棄物処理や大規模原子力事故による継続的なリスクは業界の発展に大きな障害となって立ちはだかったままである。
…チェルノブイリ事故で放出されたヨウ素131…。出典…anl.org。図5チェルノブイリ事故の結果…子どもにおける甲状腺がん発生率。出典:UNSCEAR…様々な種類の癌を誘発…、多くの研究が…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/B9780123739605004007

チェルノブイリ:公衆衛生への影響?

タイトル:チェルノブイリ:公衆衛生への影響?

著者:オウレンゴA.

典拠:[PDF-417K]、2002年10月号の物理学と社会、2008年2月。

キーワード:

概要:…幼年期後の甲状腺がんの増加…チェルノブイリ事故後の数年…。いかなる…チェルノブイリによる…健康…。それらが関わっている…チェルノブイリ周囲の…平方マイル、ベラルーシにおける…甲状腺がんの症例1800件が報告され…

URL:http://www.aps.org/units/fps/newsletters/2002/october/oct02.pdf

核兵器テストの健康影響の測定の可能性

タイトル:核兵器テストの健康影響の測定の可能性

典拠: [PDF-133K]、2011年4月。

doi:

キーワード:

概要:…若い甲状腺細胞が急速に…ため…チェルノブイリ事故後…、劇的な…幼年期の甲状腺癌症例の増加が報告された…103のチェルノブイリ状況と比較…、被ばく……甲状腺癌リスクの実証的な過剰が認められ…

URL:http://www.cdc.gov/nceh/radiation/fallout/feasibilitystudy/Technical_Vol_1_Chapter_4.pdf

ベラルーシにおけるチェルノブイリ事故後アルファ放射超ウラン同位体で汚染された地域の予後予測

タイトル:ベラルーシにおけるチェルノブイリ事故後アルファ放射超ウラン同位体で汚染された地域の予後予測

著者:クナトコV. A., アシモヴァV. D., ヤヌシュA. E., ゴリコフYu. N., イヴァシュケヴィチI. I., コウズミナL. A., ボンダルYu. I.

典拠:環境放射能ジャーナル、83巻、1号、2005年、49-59頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.jenvrad.2004.07.005

キーワード:チェルノブイリ事故、238, 239, 240プルトニウムおよび241アメリシウム、ベラルーシ

概要:チェルノブイリ事故の結果、ベラルーシのいくつかの州はプルトニウムの同位体である238、239、240、241プルトニウムで汚染された。アルファ放出放射性核種の環境への影響の重要性を考慮し、ベラルーシにおける238,239、240プルトニウムおよび241アメリシウム(後者は241プルトニウムの崩壊生成物である)によって汚染された地域の予後予測を行った。計算は、被害を受けた州の約600集落の土壌サンプルにおける238,239、240プルトニウム濃度の測定値とA(241Am)/A(238,239,240Pu)の推定放射能比を使って行った。2006年のアルファ放射超ウラン同位体による地域汚染の予測を1986年の評価と比較した。その結果、238,239、240プルトニウムおよび241アメリシウムの汚染が740Bq/m2のしきい値レベルを超える人口集中地区の面積は2006年までに3.7倍増加し約3.5×10 3 平方キロメートルに達する見込みである。このうち、約20%が1850~3700Bq/m2の汚染レベルになると考えられる。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X05000640

チェルノブイリ事故周辺地域内のストロンチウム90による土壌汚染

タイトル:チェルノブイリ事故の近くにゾーン内のストロンチウム90と土壌汚染

著者:カシュパロフV. A., ルンディンS. M., ホムティニンYu. V., カミンスキS. P., レフチュクS. E., プロツァクV. P., カディグリプA. M., ズヴァリチS. I., ヨシチェンコV. I., チーリッシュJ.

典拠:環境放射能ジャーナル、56巻、3号、2001年、285-298頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(00)00207-1

キーワード:土壌汚染、ストロンチウム90、チェルノブイリ、30キロ除外ゾーン、地図

概要:初めてチェルノブイリ事故周辺地域(半径36km)の広大な土壌を約1kmの格子状に規則的に区切ってサンプリングが行われた。30キロ除外ゾーン内の地上におけるストロンチウム90汚染密度の統合地図(縮尺1 : 200,000)が分析サンプルから作られた。燃料粒子の溶解速度や植生の汚染を決定する土壌の主な農薬特性の地図が作製された。ウクライナにおける30キロゾーン(原子炉サイトと放射性廃棄物ストレージを除く)の地表面上のストロンチウム90の全容量は1997年に約810TBq(8.1×10 +14 Bq)で、事故時におけるチェルノブイリ原子炉のインベントリの0.4~0.5パーセントに相当する。この評価は以前の推定値よりも3〜4倍低いものである。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X00002071

石英からの光刺激ルミネセンスを使用したロシアの森林地帯におけるチェルノブイリの放射性降下物からの累積外部線量の評価

タイトル:石英からの光刺激ルミネセンスを使用したロシアの森林地帯におけるチェルノブイリの放射性降下物からの累積外部線量の評価

著者:ラムザエフV., バター・ヤンセンL., トムセンK. J., アンデルソンK. G., マリーA. S.

典拠:環境放射能ジャーナル、99巻、7号、2008年7月、1154-1164頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.jenvrad.2008.01.014

キーワード:チェルノブイリの放射性降下物、累積線量、焼成された石英、赤粘土レンガ、光刺激ルミネッセンス

概要:光刺激ルミネッセンス(OSL)が、ロシアのブリャンスク州にあるレクリエーション・エリア「ノヴィエ・ボボヴィチ」の森林地帯にある建物から2004年7月に取られた2つの焼成煉瓦から得られた石英含有物の蓄積線量の推定に使われてきた。その地域は初期のセシウム137を伴うチェルノブイリの放射性降下物によって、地上堆積レベルが~約1.1 MBq m -2と深刻に汚染されていた。煉瓦の各部分の累積OSL線量は141~207mGyの間で、その内76~146 mGyはチェルノブイリ放射性降下物によるものだった。OSLを使って曝露した煉瓦から深度線量プロファイルと地域のγ線調査から結果が得られ、調査地域において地上1メートルの高さの遊離気にある点検出のチェルノブイリ関連の累積的なγ線線量は、1986年4月27日から2004年7月31日の間においてca.240 mGyと推定された。この結果は、チェルノブイリの源から遮断物のない地上を渡って来たブリャンスク州内の遊離気中の累積γ線線量の決定論的モデリングの結果とよく合致している。同じ期間に渡り、森を通ってきたチェルノブイリ関連の外部線量は最も被ばくした個体(たとえば森林作業員)においては39mSvに及ぶと推定される。1986年から2056年まで外部被ばくの予測が出され、地域の他の研究者による予測と比較されている。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X08000179

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