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ベラルーシのプリピャチ川の集水域内の泥炭地システムにおけるチェルノブイリ由来のセシウム137の移動性

タイトル:ベラルーシのプリピャチ川の集水域内の泥炭地システムにおけるチェルノブイリ由来のセシウム137の移動性

著者:A. V. クジェルスキー、J. T. スミス、S. V. オヴシャンニコヴァ、J. ヒルトン

典拠:全体環境科学、188(2-3)、101-113頁、1996年10月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0048-9697(96)05162-5

キーワード:チェルノブイリ、泥炭地システム、放射性セシウム(セシウム137)、間隙水、分配係数(Kd)

概要:ベラルーシのプリピャチ川流域内の水文学的に孤立した湿原システムにおいて、チェルノブイリ由来のセシウム137の動向について調査した。測定は、セシウム137の、沼からの排出水内における動向の変動はもちろん、固体および間隙水内における動向についても行った。間隙水の放射性セシウムの活動、ひいては測定された分配係数Kdは、水が土壌から取り除かれた際の圧力に依存していることが分かった。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0048969796051625

自然大気条件下での鉄筋コンクリートへのストロンチウム90とセシウム137の浸透評価(深化の程度)

タイトル:自然大気条件下での鉄筋コンクリートへのストロンチウム90とセシウム137の浸透評価(深化の程度)

著者:E. ファルファン、T. ジャンニク

典拠:保健物理誌、101巻、3号、2011年10月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1097/HP.0b013e3182103242

キーワード:チェルノブイリ、除染、鉄筋コンクリート、プリピャチ、ストロンチウム90、セシウム137

概要:大都市における放射能兵器や急造の原子力装置の起爆後の措置の実行可能性を検証する場合、いくつかの問題については、放射能汚染のレベルや特性、除染に必要な物資の可用性、および市内建造物の将来的使用計画を含めて検討すべきである。現在、都市環境における建設資材への放射性核種の浸透についてはほとんど知られていない。影響を受ける都市環境内にある建築物、人工構造物、道路の徹底した除染のコストを考慮する際、この分野における知識が有用になろう。1986年4月のチェルノブイリ原子力発電所事故によって著しく汚染された都市プリピャチから、いくつかの問題に対する解答を得ることができる。

URL: http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=1024198

チェルノブイリ事故前後の森林樹木ごとのセシウム137および134の汚染と経根吸収

タイトル:チェルノブイリ事故前後の森林樹木ごとのセシウム137および134の汚染と経根吸収

著者:J. アーテル、H. ジークラー

典拠:放射能と環境生物物理学、30(2)、147-157頁、1991年6月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1007/BF01219349

キーワード:鉱化作用、麦わら、セシウム137、ストロンチウム90、炭素14、チェルノブイリ

概要:トウヒ、カラマツ、セイヨウカジカエデのそれぞれの木の器官におけるセシウム137および134の放射能を測定した。南バイエルンの二か所においては、チェルノブイリ事故後2年半に渡ってモニターを行った。1985年に採取されたサンプルによって、事故前のセシウム137による汚染を明らかにすることが可能となった。世界各地の兵器から出た放射性降下物の経根吸収により、オウシュウトウヒにおいて古い針葉から若い針葉へと増加しているセシウム137の放射能は、この元素の高い師部移動性、および約6〜7年間木に針葉が留まることによる。

URL: http://link.springer.com/article/10.1007%2FBF01219349

放射標識された麦わらの分解に対する低レベル放射性土壌汚染と消毒の効果

タイトル:放射標識された麦わらの分解に対する低レベル放射性土壌汚染と消毒の効果

著者:B. ニードレー、H. ヴェリーケン、P. ブライエル

典拠:環境放射能誌、109、29-35頁、2012年7月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/j.jenvrad.2011.12.018

キーワード:鉱化作用、麦わら、セシウム137、ストロンチウム90、炭素14、チェルノブイリ

概要:►土壌の機能に対するセシウム137およびストロンチウム90による汚染の影響の観測を行った。►微生物コミュニティに若干変化が見られた。►麦わらの鉱化作用は影響を受けなかった。►適用されたわらで成長した微生物は土壌微生物と栄養物を競う。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X11003134

チェルノブイリ事故の影響を受けた地域における水中食物連鎖内の放射能汚染を示す生物指標としての捕食魚の試料バンクの使用

タイトル:チェルノブイリ事故の影響を受けた地域における水中食物連鎖内の放射能汚染を示す生物指標としての捕食魚の試料バンクの使用

著者:I. I. クリシェフ、I. N. リャボフ、T. G. サジキナ

典拠:全体環境科学、139-140、279-285頁、1993年11月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0048-9697(93)90027-4

キーワード:魚、データバンク、放射能汚染、放射線量

概要:さまざまな魚の放射能汚染に関する実験データの解析から、捕食魚の標本がチェルノブイリの危険区域の貯水池内の食物連鎖における放射性核種の蓄積の生物指標として使用できることが示された。放射性セシウム量の増加は、チェルノブイリの危険区域内のいろいろな区画で捕獲した捕食魚の筋肉組織内で認められた。ほとんどの水域において、捕食魚における放射性セシウムによる汚染の最大値は1987年から1988年の間に記録されたが、非捕食魚における放射性セシウムによる汚染の最大値は、原則として事故後1年目に見られた。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0048969793900274

放射性降下物によって独特の物理化学的組成をもつチェルノブイリ原子力発電所事故ゾーン領域内の土壌 – 植生系におけるセシウム137の生物学的利用能の動態

タイトル:放射性降下物によって独特の物理化学的組成をもつチェルノブイリ原子力発電所事故ゾーン領域内の土壌 – 植生系におけるセシウム137の生物学的利用能の動態

著者:S. V. フェセンコ、S. I. スピリドノフ、N. I. サンジャロヴァ、R. M. アレクサヒン

典拠:環境放射能誌、34(3)、287-313頁、1997年1月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/0265-931X(96)00044-6

キーワード:

概要:6年間(1987-1992)の観察期間に基づいたチェルノブイリ原子力発電所事故後の汚染土壌中のセシウム137の生物学的利用能の動態の定量分析、および草原生態系における放射性セシウムの挙動を解明する動的モデルを提示した。これによって、堆積タイプと土壌の種類が、土壌-植生系における放射性核種の生物学的利用能の変動に大幅な影響(最大5倍)を与える主な要因であることが明らかになった。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X96000446

チェルノブイリ原子力発電所事故によって汚染された土壌中のミミズ個体数:1986年~1988年

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所事故によって汚染された土壌中のミミズ個体数:1986年~1988年

.著者:D. A. クリヴォルツキー、A. D. ポカルジェフスキー、A. G. ヴィクトロフ

典拠:土壌生物学と生化学、24(12)、1729-1731頁、1992年12月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0038-0717(92)90178-Z

キーワード:

概要:1986年から1988年にかけて、チェルノブイリ原子力発電所の周囲30㎞地域におけるミミズ個体数の調査を行った。ミミズ個体数の有意差は、1986年の夏と秋および1987年4月に、高度に汚染された区域と対照区の間で認められた。しかし、1988年秋において、汚染区域におけるミミズ個体数は対照区におけるよりも多かった。未成熟個体に対する成熟個体の比率は、1986年においては、対照区と比較して汚染区域において高かった。事故後の最初の2年間、唯一Dendrobaena octaedra種のミミズのみは、汚染された森林地区で見られたが、対照区ではApporectodea caliginosa も見られた。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/003807179290178Z

ベラルーシの土壌におけるチェルノブイリ由来のセシウム137とストロンチウム90の深度マイグレーション

タイトル:ベラルーシの土壌におけるチェルノブイリ由来のセシウム137とストロンチウム90の深度マイグレーション

著者:V. B. カダツキー、L. M. カガン

典拠:環境放射能誌、33(1)、27-39頁、1996年1月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0265-931X(95)00068-L

キーワード:

概要:異なる環境特性を持ち、ベラルーシにおける4つ全ての放射性同位体組成を持つ地域に位置する参照地点においてセシウム137とストロンチウム90の深度マイグレーションを調査した。パラメーターとして使用したのは、深さ2cm以内における核種インベントリの含有比、深さ5cm以内における核種インベントリの含有比、および核種インベントリの90%を含む表土層の濃度である。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X9500068L

ベラルーシにおけるチェルノブイリ放射性降下物から放出された外部ガンマ線量率

タイトル:ベラルーシにおけるチェルノブイリ放射性降下物から放出された外部ガンマ線量率

著者:V. B. カダツキー、L. M. カガン

典拠:環境放射能誌、26(2)、135-146頁、1995年1月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1016/0265-931X(94)00006-I

キーワード:

概要:異なる環境特性を持つ複数の参照地点で同時に空気中のガンマ線量率を測定した。それによって線量率がピーク値から低下し、1990年末までには多かれ少なかれ安定したこたが分かった。提示されたモデルは、この動きを説明し、実験データに十分適合している。すべての調査地は、2.9から7.1年の間の線量低下の時定数に応じて4つのグループに分類される。さまざまな地点におけるこのような異なる経時的減少の原因について論じた。預託線量換算係数が見積もられ、さまざまな時間帯のすべてのサイトにおける線量預託の推定が可能となった。この調査結果は、同様の気候や景観特性を持つベラルーシの他の地点においても適用できる。

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/0265931X9400006I

チェルノブイリ原子力発電所事故後の国内のヨーロッパ地域の土壌中におけるプルトニウム含有量

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所事故後の国内のヨーロッパ地域の土壌中におけるプルトニウム含有量

著者:I. A. レベジェフ、B. F. ミャソエドフ、F. I. パヴロツカヤ、V. Ya. フレンケリ

典拠:原子力、72(6)、515‐520頁、1992年6月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1007/BF00760909

キーワード:

概要:

 

URL: http://link.springer.com/article/10.1007%2FBF00760909

 

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