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タグ「エアロゾル」

チェルノブイリ原発の破損した発電装置から放出されたエアロゾル 1986年と2003~2005年(英訳あり)

 

著者:B.I.オゴロドニコフ、A.K.ブディカ、E.M.パズヒン、V.A.クラスノフ

典拠:雑誌“原子力”、2006

ISSN:1063-4258

DOI: 10.1007/s10512-006-0081-9

キーワード:エアロゾル拡散、汚染、137cs, 134cs, 141, 144ce, 95zr

概要:β放出し放射性核種を拡散させるエアロゾルの研究。1986年8~10月の研究結果:地上10~50メートル≒1 kBq/m3。上空との比較。放射性物質含有量と気温の関係。2003~2005年:1986年に比べて10~100分の1に減少←95Zr, 95Nb, 103,106Ru, 134Cs, 141,144Ce等の半減期達成が原因。セシウム137の濃度はあまり変化が無かった:1986年に建設された防護壁は効果が低かった…

URL: http://link.springer.com/article/10.1007%2Fs10512-006-0081-9#

チェルノブイリ事故後にウクライナとベラルーシの放射能汚染地域で発生した砂塵嵐

著者:B.I.オゴロドニコフ

典拠:雑誌“気象学と水文学”、2011

ISSN:0130-2906

DOI: 10.3103/S106837391109007X

キーワード:気象学、水文学、嵐

概要:1992年9月5~7日に、ウクライナとベラルーシのチェルノブイリ事故汚染地域で発生した砂塵嵐について。プリピャチ市で観測された平均風量は10-12m/秒で、突風は最高で20m/秒に達した。これによって、放射性アエロゾルの濃度の増加(1~2マグニチュード)が確認された。ヴィルヌス市近郊への放射性物質の移動が確認された。

URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=18008883

ちりと放射性煙霧質の拡散を防止するための技術。ロシア科学センター・クルチャトフ研究所 (原子力研究所)

 

著者:V.G.ヴォルコフ、L.I.ビコフスカヤ、G.G.ゴロデツキ、Yu.A.ズヴェルコフ 他

典拠:ドーザ、2004

ISSN:2075-1338

キーワード:汚染物質と汚染地域の復興

URL: http://elibrary.ru/item.asp?id=9427471

チェルノブイリ付近でのエアロゾル濃縮のフラクタル変動

タイトル:チェルノブイリ付近でのエアロゾル濃縮のフラクタル変動

著者:羽田野裕子、羽田野直道

典拠:大気環境、31巻、15号、1997年8月、2297-2303頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S1352-2310(97)00017-4

キーワード:エアロゾル、チェルノブイリ、フラクタル、相関、理論モデル、拡散

概要:フラクタルとエアロゾルの移行、もしくは風速の自己相似変動の単純なモデルを提示する。本研究の目的は、ガーガー他によってチェルノブイリ近くで毎日測定された空中の放射性核種濃度のフラクタル変動を説明することである。濃度変動に関する我々の理論予測は測定されたデータときわめてよく一致する。また、λが放射性崩壊の速度や化学反応速度といった一次反応速度の定数の合計を表すような場合、平均濃度が時間内に減少することを予測した。このモデルに現れる変動の特徴は大規模大気汚染にとって一般的なものである。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1352231097000174

チェルノブイリの西側トレース沿いの放射性プルーム特性の再構築

タイトル:チェルノブイリの西側の痕跡沿いの放射性プルーム特性の再構築

著者:チェサーR. K., ボンダルコフM., ベイカーR. J., ウィクリフJ. K., ロジャースB. E.

典拠:環境放射能ジャーナル、71巻、2号、2004年、147-157頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(03)00165-6

キーワード:チェルノブイリ、放射能、放射性降下物、分散、エアロゾル

概要:チェルノブイリ原子力施設の西1.5kmの赤い森の435のサンプル・ステーションから得たデータを使い、事故によって放出された初期のプルームの堆積経路、チェルブイリの西側トレースを再構築した。プルームの寸法および堆積速度は事故から15年後に厳密に定義されたままである。当初の雲内で均一な粒子分布を仮定し、各サンプル点における座標に幾何学的変換を適用することによってプルーム寸法の推定値を導いた。放射性雲の見積もりにより、この地域の放射能の変化の87%を説明できる。その結果、4号原子炉から264°の方位に出た幅約660メートル、高290メートルの放射線の雲の高度に統合されたベル型の断面が得られた。チェルノブイリの西側トレース内の粒子サイズは吸入エアロゾルにとって最も危険な範囲内(2-5μm)にあった。したがって、このような粒子の分散物の再建は核および生物学的エアゾール放出の余波を理解するために重要である。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X03001656

チェルノブイリ事故前後における表面空気における季節的なベリリウム7とセシウム137の放射能

タイトル:チェルノブイリ事故前後における表面空気における季節的なベリリウム7とセシウム137の放射能

著者:クランA.

典拠:環境放射能ジャーナル、90巻、2号、2006年、140-150頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.jenvrad.2006.06.010

キーワード:ベリリウム7、セシウム137、大気、エアロゾル、チェルノブイリ放射性降下物、核兵器降下物、スウェーデン、ヨーロッパ

概要:表面空気(エアロゾル)における宇宙線の7Be(半減期=53.4日)と人為的なセシウム137(半減期=30年)の放射能の季節変動が、高緯度(北緯56°–北緯68°、スウェーデン)における長期データ記録(1972-2000年)から抽出された。週平均の標準値が長期的傾向を管理するのに使用され、周期的な動向を調査することができた。7Beの放射能の増加は春と夏の季節に見られ、対流圏界面の季節間伐に関連していると考えられる。セシウム137の行動記録の変動は、同位体がいかに大気中に注入したか(爆弾試験から成層圏およびチェルノブイリ事故から対流圏)、またその後の移動メカニズムを反映していると考えられる。したがって、1986年までは、表面空気のセシウム137の放射能は核兵器テスト降下物と強く関わり、7Beに似た時間変動を示した。逆に、1986年以降はチェルノブイリによるセシウム137が長期的記録を占め、大気境界層条件によって強く制御された年間サイクルを示している。さらに、チェルノブイリ事故後の時期の短期的データはその年を通じて起こったと考えられるセシウム137が豊富な気団の微妙な侵入、そしてこれらの緯度で空間的に発生したことによる違いを示している。これは、年々の変動に関連付けるべき、また短期データ記録を解釈する際に注意を促す重要な観察である。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X06001032

チェルノブイリ事故前後の地表空気におけるベリリウム7とセシウム137の季節による放射能の量

タイトル:チェルノブイリ事故前後の地表空気におけるベリリウム7とセシウム137の季節による放射能の量

著者:クランA.

典拠:環境放射能ジャーナル、90(2)、140-150頁、2006年1月

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.jenvrad.2006.06.010

キーワード:ベリリウム7、セシウム137、大気、エアロゾル、チェルノブイリの放射性降下物、核兵器の放射性降下物、スウェーデン、ヨーロッパ

概要:地表空気(エアロゾル)における宇宙線によるベリリウム7(半減期=53.4日間)および人工的なセシウム137(半減期=30年)の放射能の季節変動が高緯度(北緯56度―北緯68度、スウェーデン)における長期データ記録(1972年-2000年)から抽出された。標準化した週平均値は、周期的な動向を調査することができるため、長期的傾向を管理するのに使用された。ベリリウム7の放射能の強化は春と夏に見られ、対流圏界面の季節的な希釈化に関係していると考えられる。セシウム137の放射能の変動記録は、同位体の大気中への導入のされ方(爆弾テストから成層圏およびチェルノブイ事故から対流圏)とその後の移送のメカニズムを反映していると考えられる。したがって、1986年までは地表空気のセシウム137の放射能は核実験降下物と強く関わっており、ベリリウム7と似た時間的変動を示していた。反対に、1986年以降のチェルノブイリ事故に由来するセシウム137については、大気境界層条件によって強く制御された年間サイクルを示す長期的記録が目立った。さらにチェルノブイリ事故後の期間における短期データが示しているのは、年間を通じて発生する可能性がある、多量のセシウム137を含む気団の油断できない侵入、またそれぞれの緯度上における発生による差である。年々変動の可能性があり、短期的なデータ記録を解釈する際には注意しなければならないといった貴重な所見を得た。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X06001032

オーストリアにおける大気中のヨウ素129の遡及的測定

タイトル:オーストリアにおける大気中のヨウ素129の遡及的測定

著者:ジャバーT., ウォルナーG., スタイアーP., カツルバーガーC., カンドラーN.

典拠:環境放射能ジャーナル、112、90-95頁、2012年10月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.jenvrad.2012.05.010

キーワード:ヨウ素129、エアロゾル、AMS、履歴データ、吸入投与量、オーストリア

概要:…1960年代…(1986年のチェルノブイリ事故まで)圧された…個体の甲状腺が飽和する…程度…甲状腺中の放射性ヨウ素濃度が甲状腺癌発生のリスクを有意に増加させる。放射線…測定するために…

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X12001245

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