タグ「小児甲状腺がん」
タイトル:チェルノブイリ原発事故の医療的後遺症:概要
著者:
典拠:WHO ニュースレターN° 303
キーワード:
概要:甲状腺癌:原発事故当時、ベラルーシ、ロシア、ウクライナの放射線汚染地域に居住していた子供達の中で、甲状腺癌の発症率が増加した。・・・放射性ヨウ素は短寿命なので、数か月間地元の牛乳などを摂取しなければこのような増加はなかったであろう。現在までのベラルーシ、ロシア、ウクライナの事故当時18歳未満だった小児甲状腺癌は約5000例。・・・
URL: http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs303/ru/
Title: Childhood thyroid diseases around Chernobyl evaluated by ultrasound examination and fine needle aspiration cytology.
Author: Ito M, Yamashita S, Ashizawa K, Namba H, Hoshi M, Shibata Y, Sekine I, Nagataki S, Shigematsu I. Department of Pathology, Nagasaki University School of Medicine, Japan.
Reference: Thyroid. 1995 Oct;5(5):365-8.
doi:
Keywords:
Abstract: Screening by ultrasound examination and fine-needle aspiration cytological biopsy (FNA) was conducted in five regions in Belarus, Ukraine, and Russia to investigate the prevalence of childhood thyroid diseases around Chernobyl. Gomel, Zhitomir, Kiev, and the western area of Bryansk are the administrative regions where severe radioactive contamination occurred. The subjects from Mogilev, where contamination was relatively low, served as controls. Among 55,054 subjects (26,406 boys and 28,648 girls), the prevalence of ultrasonographic thyroid abnormalities such as nodule, cyst, and abnormal echogenity was significantly higher in the regions with severe contamination than in Mogilev. Of the 1,396 children showing echographic thyroid abnormalities 197 were selected for FNA, and a sample was successfully obtained for diagnosis from 171 (51 boys and 120 girls) of the 197 subjects. The aspirate was insufficient for diagnosis in the remaining 26 subjects. Thyroid cancer was encountered in four children (2.3%) from the contaminated regions, two children being from Gomel. The other thyroid diseases were follicular neoplasm, 6.4%; adenomatous goiter, 18.7%; chronic thyroiditis, 31.0%; and cyst, 24.0%, suggesting that a major cause of thyroid nodularity is nonneoplastic changes, mainly chronic thyroiditis and cysts. These results will serve as an important data base for further analyses and suggest that childhood thyroid diseases, including both neoplasms and immunological disorders, are consequences of radioactive fallout.
URL: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8563473
タイトル:甲状腺の高分化型癌
著者:ブーンR. T., ファンC.-Y., ハンナE. Y.
典拠:北米耳鼻科クリニック、36(1)、73-90頁、2003年2月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S0030-6665(02)00127-5
キーワード:穿刺吸引生検、ステージング、病理、乳頭癌、濾胞癌、ヒュルトレ細胞癌、治療、甲状腺摘出、頸部郭清術、アジュバント治療、予後、特別な考慮事項、小児の甲状腺がん、妊娠中の甲状腺のがん
概要:…甲状腺疾患または癌の家族歴は…において重要…基本的な診断未確定の甲状腺疾患…。結節…チェルノブイリ原子力事故の余波…甲状腺質量および関連…の期間…甲状腺がん患者は通常…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0030666502001275
タイトル:チェルノブイリ事故後のウクライナの甲状腺がん
著者:ハイデンライヒW. F.
典拠:放射線防護ジャーナル、24(3)、2004年9月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1088/0952-4746/24/3/E01
キーワード:
概要:1986年から1998年の間のウクライナ北部の小児期の甲状腺癌の発生率は、被ばく後時間と被ばく時年齢と性別の関数として記述されている。約3年間の最短潜伏期間後、過剰絶対リスク(EAR)係数(EAR/Gy)は少なくとも9年間の被ばく後時間の線形上昇を示し、15歳までの被ばく時年齢と共にほぼ一定である。EAR係数は女の子で大きく、きわめて幼い年齢の約2倍で、これは被ばく時年齢16-18歳で約5倍に増加する。絶対リスクに関しては、幼少時の甲状腺はより年長の子どもたちの甲状腺より放射線誘発癌に対してより敏感とはいえない。到達年齢の増加における甲状腺がんのバックグラウンドのリスクで、定数絶対リスクは減少する相対リスクを意味している。
URL:http://iopscience.iop.org/0952-4746/24/3/E01/pdf/0952-4746_24_3_E01.pdf
タイトル:米国─旧ソ連における線量再構成に関する支援研究
著者:アンスポーL. R., ブヴィルA.
典拠:1995年12月会議:1.チェルノブイリ事故の結果に関する欧州委員会、ベラルーシ、ロシア連邦、ウクライナの国際会議、ミンスク。
キーワード:小児期の甲状腺がん、白血病
概要:チェルノブイリ事故後、米国とソ連は民間の原子炉の安全性に関して作業を行う合意に至った。その作業の一環が、事故で放出された放射性核種の環境中の移動と健康効果に関する研究であった。ソ連崩壊後、線量再構成および外部放射線被ばくと放射性核種の取り込みの健康影響に関する疫学的研究を引き続き行うという契約が、米国と、ウクライナ・ベラルーシ・ロシアとの間で個別に交わされた。ベラルーシおよびウクライナにおけるチェルノブイリ関連の研究は現在、幼少期の甲状腺がんや白血病、リクビダートルにおける眼-レンズ-白内障形成の研究といった疫学に重点が置かれている。線量再構成のサポート研究では、生態学的、物理的、および生物学的といったいろいろな分野における技術に重点が置おかれている。現在ロシアで行われている研究ではマヤーク産業連合体の労働者と住民の健康影響に重点が置かれている。この産業連合体は米国のハンフォード事業に類似しており、最近完了した同様の線量再構成研究を実施するに当たって、米国の経験を踏まえられるという利点があった。すべてのケースで線量再構成の主要な作業は、旧ソ連の科学者たちによって行われてきた。米国の支援は、専門家の協議と参加、相互訪問、物資や機器の提供、および他の形での現地援助といった形で行われている。
URL:http://www.osti.gov/bridge/product.biblio.jsp?query_id=2&page=0&osti_id=206957
タイトル:第10章 – 小児甲状腺がん
著者:ハーネスJ. K., サハルD. E.
典拠:内分泌外科テキスト、2005年1月。
ISBN:9780721601397
キーワード:子ども
概要:…の範囲における甲状腺がんの発症…チェルノブイリ事故後…濾胞腺癌…。腫瘍…甲状腺固有の役割…放射線誘発…(チェルノブイリ事故…甲状腺湯用において示された…甲状腺癌細胞…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/B9780721601397500144
Title: Microsoft Word – imanaka-1.docチェルノブイリ原発事故:何がおきたのか
Author: 今中 哲二
Reference: [PDF-956K]Apr 2009京都大学原子炉実験所
Keywords: 小児甲状腺ガン
Abstract:…子どもの甲状腺ガンは非常に珍しい病気で、事故前は人口1000 万人のベラルーシで年平均1件程度の発生率だったが、両国ともに1990 年頃より急激に増加している。ベラルーシで1995 年をピークに子どもの甲状腺ガンが減っているのは、事故当時に子どもだった人々が、青年・大人の年齢グループに移ったという見かけだけの現象である。ウクライナのデータは、被曝を受けた人々の間で甲状腺ガン発生が今後も続くことを示しており、両者の比較は甲状腺ガンの増加がチェルノブイリ事故の影響であることを間接的に証明している。ベラルーシ、ウクライナ、ロシアを合わせて2002 年までに約4000 件の甲状腺ガンが発生したと報告である。ウクライナのデータは、被曝を受けた人々の間で甲状腺ガン発生が今後も続くことを示しており、両者の比較は甲状腺ガンの増加がチェルノブイリ事故の影響であることを間接的に証明している。…
URL: http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/kek07-1.pdf
タイトル:小児および青年の甲状腺手術
著者:アストルJ., ドヴォジャーコヴァーM., ヴルチェクP., ヴェセリーD., マトハP., ベトカJ.
典拠:国際小児耳鼻咽喉科ジャーナル、68(10)、1273-1278頁、2004年10月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.ijporl.2004.04.024
キーワード:小児、青年、甲状腺疾患、手術適応、甲状腺全摘術、片側甲状腺切除
概要:…電離放射線…悪性甲状腺疾患の源…6] チェルノブイリ災害後の子どもにおける甲状腺がんの発生率に関して…。多くの論文が論じているのは…小児科の診察…。甲状腺(首)エコー、完了した…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0165587604001491
タイトル:小児期における分化型甲状腺癌の治療後に頻繁に起こる有害事象
著者:バン・サンテンH. M., アロンソンD.C., ヴァルスマT., タマースR. F. H. M., ギーネンM. M., デ・ヴィルダーJ. J. M., ヴァン·デン·ボスC.
典拠:ヨーロッパがんジャーナル、40(11)、1743-1751頁、2004年7月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.ejca.2004.03.006
キーワード:分化型甲状腺癌、小児期、思春期、合併症、晩期障害
概要:…小児期の甲状腺癌を引き起こすことが証明された。放射線誘発甲状腺癌の例としては、以前…患者…チェルノブイリ原発事故後のウクライナ地域、主に乳頭…甲状腺癌の発生率が増加…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959804904002102
タイトル:第9章:小児と青年における甲状腺腫瘍
著者:ウェリントンH.
典拠:分子細胞内分泌学の進歩、4、171-188頁、2006年1月。
デジタルオブジェクト識別子:10.1016/S1569-2566(04)04009-8
概要:…甲状腺乳頭癌の割合の増加 [4] 。1920年以降…甲状腺がんのその後の発展…。小児期の甲状腺は高度に…1986年4月26日ウクライナのチェルノブイリの原子力発電所における…
URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1569256604040098