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タグ「癌腫 」

チェルノブイリ事故後慢性持続性低線量電離放射線に曝露したウクライナの患者の腎明細胞癌における微小血管密度は高い

タイトル:チェルノブイリ事故後慢性持続性低線量電離放射線に曝露したウクライナの患者の腎明細胞癌における微小血管密度は高い

著者:ロマネンコA. M., ルイズ・サウリA., モレル・クアドレニーL., ヴァレンシアG., ヴォジャノフA. F., ロムバート・ボッシュA. 

典拠:Virchows Archiv、2012年6月、460巻、6号、611-619頁。

DOI: 10.1007/s00428-012-1243-x

キーワード:従来の腎細胞癌、電離放射線、血管新生、微小血管密度、CD31抗体

概要:チェルノブイリ事故後25年間、ウクライナにおける悪性腎腫瘍の罹患率は全人口10万人につき4.7人から10.7人に増加した。本グループの近年の研究では、放射能汚染地域に継続的に居住しているウクライナ人患者における罹患率、腎細胞癌(RCCs)の攻撃性、および増殖活性、特に腎明細胞癌(CCRCC)の増加は、いわゆる「慢性持続性低線量電離放射線」(CPLDIR)曝露の影響による特定の分子の変化によって説明しうることが分かった。本研究の目的は、ウクライナのチェルノブイリ事故後137Csによって汚染された地域に20年以上居住する患者におけるCPLDIRに関連するCCRCC発がんにおける血管新生の役割を検証することである。106 CCRCsのパラフィン包埋標本について、統制ケースをスペイン人患者の18の腫瘍(第1グループ)とし、放射能汚染されていない、いわゆるクリーン地域のウクライナ人患者の25の腫瘍(第2グループ)、そして放射能汚染地域のウクライナ人患者の63の腫瘍(第3グループ)について調査した。

URL:http://link.springer.com/article/10.1007/s00428-012-1243-x

チェルノブイリ事故の結果被ばくしたウクライナの子どもと青年における甲状腺がんの病理

タイトル:チェルノブイリ事故の結果被ばくしたウクライナの子どもと青年における甲状腺がんの病理

著者:T. ボグダノヴァ、L. ズルナドジィ、M. トロンコ、難波裕幸、山下俊一、G. トマス

典拠:国際会議シリーズ、1299、256-262頁、2007ネン2月。

デジタルオブジェクト識別子:10.1016/j.ics.2006.09.013

キーワード:甲状腺がん、病理、分子生物学、レイテンシ、チェルノブイリ事故

概要:チェルノブイリ事故時に0歳から18歳だった子どもおよび青年から除去した甲状腺がんの病理解析を手術時の年齢による3グループ(15歳までの子ども、15歳から18歳の青年、19歳から36歳の若年成人)において3つの観察期間(1990~1995年、1996~2001年、2002~2004年)に渡って行った。全てのグループ全ての追跡帳期間において甲状腺乳頭がん(PTC)が優勢だった(90%以上)…

URL: http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0531513106006200

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