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タグ「染色体異常」

放射線業務従事者の末梢血リンパ球における染色体異常の解析

著者:Abbas N. Balasem, Abdul-Sahib K. Ali, Hashim S. Mosa, Khattab O. Hussain
典拠:Mutation Research/Environmental Mutagenesis and Related Subjects(変異研究/環境変異原生と関連分野)、1992、第271号、209-211項
キーワード:染色体異常、生物学的線量測定、細胞遺伝学、リンパ球

概要:放射線業務従事者と健康体(コントロール)を対象にして染色体異常の解析を行った。被爆線量は年間許容量である50ミリシーベルトを下回っていたが、染色体断片および染色体異常の総量は、放射線業務従事者の方がコントロールと比較して格段に高かった。一方、二動原体と環状染色体の頻度においては、両者の間に大きな重大な隔たりは確認されなかった。

URLhttp://www.sciencedirect.com/science/article/pii/016511619290015E

チェルノブイリ事故によるザルツブルク(オーストリア)への放射性降下物による追加的な放射線負担のリンパ球の染色体への影響

タイトル:チェルノブイリ事故によるザルツブルク(オーストリア)への放射性降下物による追加的な放射線負担のリンパ球の染色体への影響

著者:ポール・ルーリングJ., ハースO., ブロガーA., オベG., レトナーH., ダスキルF., アツミュラーC., ロイドD., クビアックR., ナタラジャンA. T.

典拠:Mutation Research Letters、262巻、3号、1991年3月、209-217頁。

DOI: http://dx.doi.org/10.1016/0165-7992(91)90024-X

キーワード:染色体異常、チェルノブイリ放射性降下物、放射線負担

概要:末梢血リンパ球における染色体異常が主としてチェルノブイリからの放射性セシウムによって上昇した低LET電離放射線の環境放射線量を反映しているかどうかを検証するための調査が、ザルツブルグの住人に対して行われた。16名のボランティアがチェルノブイリ事故後1年間調査対象となった。これらの人々の内二名は事故前にも、またその後1988年と1990年にも調査対象となった。ザルツブルクの放射性環境とその住民の放射線負担は事故の前後に頻繁に測定されてきた。ボランティア達のセシウム137含有量は全身計数によって測定された。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/016579929190024X

チェルノブイリ汚染地域の貧毛類集団における放射線学的影響

タイトル:チェルノブイリ汚染地域のミミズの集団における放射線学的影響

著者:ツィツギナV. G., ポリカロフG. G.

典拠:環境放射能ジャーナル、66巻、1-2号、2003年、141-154頁。

DOI:http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(02)00120-0

キーワード:ミミズ、チェルノブイリ原発事故、再生、染色体異常

概要:貧毛類種3集団(Dero obtusa、Nais pseudobtusa、Nais pardalis)の詳細な調査をチェルノブイリ付近の汚染湖と統制湖で実施した。重金属の水化学的インデックスと濃度、底質中の有機塩素化合物とストロンチウム90を測定した。吸収線量は放射化学分析の結果に基づいて算出し、熱蛍光線量計(TLD)を直接評価した。異分割分裂(無性生殖)の刺激は虫の1種類(D.obtusa)において見られ、他の2種類における有性生殖の活性化について検討した。汚染湖の虫の体細胞における細胞遺伝学的損傷の量の増加が見られ、細胞間の収差分布の分析に基づく放射線の相対的な寄与と化学物質の暴露および細胞内で見られた染色体異常の種類を評価する試みが行われた。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X02001200

放射性廃棄物の貯蔵および処理工場周辺およびチェルノブイリ原発ゾーン内のヨーロッパアカマツの微生物集団に対する人為的影響の生物指標

タイトル:放射性廃棄物の貯蔵および処理工場周辺およびチェルノブイリ原発ゾーン内のヨーロッパアカマツの微生物集団に対する人為的影響の生物指標

著者:ゲラスキンS. A., ジミナL. M., ディカレフV. G., ディカレヴァN. S., ジミンV. L., ヴァシリエフD. V., オウダロヴァA. A., ブリノヴァL. D., アレクサヒンR. M.

典拠:環境放射能ジャーナル、66巻、1-2号、171-180頁、2003年。

デジタルオブジェクト識別子:http://dx.doi.org/10.1016/S0265-931X(02)00122-4

キーワード:生物指標、ヨーロッパアカマツ、染色体異常、チェルノブイリ事故

概要:チェルノブイリ原発の30kmゾーン内の異なる放射能汚染レベルの地点および放射性廃棄物の貯蔵および処理工場(レニングラード州ソスノヴィ・ヴォル市近郊のラドンLWPE)周辺で生育したヨーロッパアカマツ(Pinus sylvestris, L.)の微生物集団からの生殖(種子)および栄養(針葉)サンプルの細胞遺伝学的異常の周波数スペクトルの比較分析の結果が出された。得られたデータは、樹木の微生物集団環境における遺伝毒性汚染物質の存在を示していた。チェルノブイリ30kmゾーンでの電離放射線の影響と比べると、化学毒素がソスノヴィ・ヴォル地域の環境汚染の主な原因である。ラドンLWPE地域およびソスノヴィ・ヴォルの中心で生育したヨーロッパアカマツ種子の高い放射線耐性が高い値のγ放射線と共に明らかになった。

URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0265931X02001224

チェルノブイリ原子力発電所の放射性廃棄物処理施設付近および30キロメートル制御エリア内における人為的汚染の生物指標に基づく比較

タイトル:チェルノブイリ原子力発電所の放射性廃棄物処理施設付近および30キロメートル制御エリア内における人為的汚染の生物指標に基づく比較

著者:S. A. ゲラシキン、L. M. ジミナ、V. G. ディカレフ、N. S. ディカレヴァ、V. L. ジミン、D. V. ヴァシリエフ、L. D. ブリノヴァ、(…) E. B. ネステロフ

典拠:ロシア環境誌、31(4)、274‐277頁、2000年7月。

デジタルオブジェクト識別子: 10.1007/BF02764060

キーワード:放射性および化学汚染物質、電離放射線、生物学的試験システム、染色体異常、ヨーロッパアカマツ

概要:

URL: http://link.springer.com/article/10.1007%2FBF02764060

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